ついにバイクの希望ナンバー制度が導入! 対象車種や導入開始はいつから?
公開日:2026.07.06 / 最終更新日:2026.07.06
国土交通省は、2026年(令和8年)10月中旬より、オートバイ(二輪車)を対象とした「希望ナンバー制(希望番号制度)」の申込受付を開始すると発表しました。
四輪車(クルマ)では1998年(一部地域では1997年)から導入され、すでに当たり前のように定着しているこの制度ですが、二輪車への導入は今回が全国初となります。
自分の愛車にこだわりの番号をつけたいと長年待ち望んでいたライダーも多いのではないでしょうか。
この記事では、今回の希望ナンバー制度が適用される対象車種や、それに伴うナンバープレートの様式変更、どのような番号が選べるのか、そして今後の導入スケジュールについて詳しく解説します!
対象となるバイクの排気量区分は? 原付は対象外?
今回の希望ナンバー制度の対象となるのは、国の管轄で登録・届出が行われる以下の2区分に該当する二輪車です。
小型二輪自動車(排気量251cc以上)

いわゆる「車検のあるバイク」です。
400ccクラスの中型バイクや、401cc以上の大型バイクがこれに該当し、ナンバープレートの枠には緑色の縁取りがあります。
軽二輪自動車(排気量126cc〜250cc)

いわゆる「車検のないバイク」の中で最大の区分となる、150ccや250ccクラスのバイクです。
ナンバープレートは白地に緑文字で、縁取りはありません。
なお、排気量125cc以下の「原動機付自転車(原付一種・原付二種)」については、ナンバープレートの交付主体が国(運輸支局)ではなく、各市区町村の役場となるため、残念ながら今回の制度の対象外となります。
ただし、原付に関してはすでに多くの市区町村が、地域の特色を活かした独自の「ご当地ナンバー(オリジナルナンバー)」を導入しており、数字や記号は選べませんが、ナンバープレートという別の形で個性を楽しむ仕組みが定着しています。
指定できるナンバーはどの部分? どんな番号が人気になりそう?

今回の制度でユーザーが自由に指定できる部分は、ナンバープレートの中央に大きく表示される「4桁以下のアラビア数字(一連指定番号)」の部分です。
クルマの希望ナンバー制度と同様に、「・・・1」や「・777」といったゾロ目や1桁の数字など、特に人気が集中すると予想される特定の番号については、公平性を保つためにコンピュータによる「抽選制」が導入される見通しです。
愛車の排気量や型式をアピールする番号や、レジェンドライダーのゼッケン番号など、バイク乗りならではの番号は希望が多くなる可能性があります。
また、趣味・ファン系の例をあげるなら、「・830(矢沢永吉さん)」「・178(B’zの稲葉浩志さん)」「・・72(ゴルフのパープレー)」といった番号も人気を集めることが考えられます。
これまで「たまたま交付された番号が愛車の排気量と同じだった!」と喜ぶ偶然の産物だったものが、自分の意思で選べるようになるのは、ライダーにとって非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。
「番号の枯渇」問題を解決! ナンバープレートの様式が変わる背景は?

実は、これまで二輪車に希望ナンバー制度が導入されなかった理由のひとつに「番号の枯渇」問題がありました。
四輪車に比べて二輪車のナンバープレートは小さく、表示できる文字や数字の組み合わせ(分類番号の桁数など)が少なくなっています。
そのため、現在すでに一部の地域で通常のバイクナンバーが枯渇してしまう恐れがありました。
国土交通省はこの枯渇問題を解決するため、二輪車のナンバープレート様式を大きく変更し、払い出し可能な組み合わせを大幅に拡充することを決定。
その結果使用できる組み合わせが増えたことに伴い、希望ナンバー制度が導入されたという訳です。
■小型二輪自動車(排気量250cc超)の変更点

地域名(品川、横浜など)の右側に配置される文字の規則が変わります。
これまでは一部のローマ字または無表記の様式でしたが、新様式では「C、D、F、G、J、L、N、P、Q、R、V、W、X」という多数のローマ字を使用し、さらにその右側に「0〜9」の数字を組み合わせる形となります。
アルファベットが明確に印字されることで、見た目にも少し新鮮な印象を与えるかもしれません。
■軽二輪自動車(排気量125cc超〜250cc以下)の変更点

地域名の左側に配置されている分類番号(現在は「1」または「2」の1桁)が「2桁化」されます。
左側の数字に「1、2、4、5、7」を用い、右側の数字に「0〜9」を組み合わせる構成に変更されます。
これらの様式変更によって枯渇リスクを回避し、多数の希望番号の発行に長期的に対応できる仕組みが整いました。
いつから始まる? 今乗っている愛車のナンバーも変えられる?

国土交通省の公式発表によると、二輪車の希望ナンバー制度の申込受付開始は、2026年(令和8年)10月中旬が予定されています。
手続きの方法については、四輪自動車の希望ナンバー制度と同様のフローとなることが想定されています。
専用のウェブサイトを通じたオンラインでの申し込みや、管轄の運輸支局等に隣接する希望番号予約センター窓口での申し込みが基本となるでしょう。
ここで気になるのが、「今すでに乗っているバイクのナンバーも変えられるのか?」という点です。
制度の詳細な運用ルールは今後の発表を待つ必要がありますが、もしも四輪車と同様であれば、新車の購入時や中古車の名義変更時だけでなく、現在乗っているバイクの「番号変更手続き」を行うことで、希望ナンバーを取得できるかもしれません。
ツーリング先で愛車の写真を撮る際など、こだわりのナンバープレートがついていればさらに愛着が湧くことでしょう。

なお、希望ナンバープレートの交付は、注文生産となるため通常のナンバープレート交付より手数料が高くなることが想定されます。
ちなみに、四輪車の場合、ペイント式で4,000円〜5,000円程度となっています。
具体的な交付手数料の金額や、抽選対象となる指定番号のリスト、詳細な手続きのガイドラインについては、制度開始時期に向けて国土交通省から順次発表される予定です。
長年の悲願だったバイクの希望ナンバー制度。
秋以降に納車を予定されている方は、今のうちから愛車にどんな番号をつけるか、じっくりと考えてみてもいいのではないでしょうか?








