山岳に囲まれた信州は大展望の宝庫。
メジャーから穴場まで、信州の絶景展望は無数に存在する。

特に登山での山岳展望の絶景ポイントは日本屈指の数を誇る。
しかし、バイクで気軽に訪れツーリングの合間に堪能する大展望を探すのは意外と難しいのだ。

ここでは愛車と共に気軽に楽しめる絶景展望地をピックアップ。
若干のハイキングが必要な場合もあるが、登山装備が必要なスポットは皆無だ。

しかし、その展望はドローン顔負けの特級クラス!
どこも飛翔感抜群で信州の魅力を存分に楽しめる事間違いない。

同じスポットでも山岳風景は季節・時間によって様々な表情を魅せてくれる。
天候変化も多いが、訪れた数だけ新たな感動を楽しめる信州の展望を心ゆくまで楽しもう。

南信、飯島町の田園地帯と中央アルプスの圧倒的迫力が魅力の穴場展望地。
道の駅田切の里の直近でアクセスも容易。

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鷹狩山展望台

長野県大町市八坂8583-2

近年、人気急上昇の北アルプス展望スポットだ。
大町市街と迫力抜群のアルプス連山を感動と共に味わえる屈指の絶景スポットで、ここを外して信州ツーリングは成り立たないとも言い切れる場所だ。

展望所のタワー(無料)頂上には階段で上がる必要があるが、この風景は唯一無二。
信州トップクラスの風景に全身で感激しよう。

木崎湖展望所

長野県大町市平海の口

眼下に広がる飛翔感抜群の木崎湖。
これはドローン撮影に非ず。
自身の生眼でこの風景が楽しめるのだ。

ここは小熊山パラグライダー発着場。
そのため周囲の樹林が大きく伐採されており、解放感抜群のパノラマが楽しめるのだ。

また、パノラマ感と同時に、この一帯は大地溝帯“フォッサマグナ”の真上。
遥かに続く日本最大の地溝帯を遠望する事も可能だ。

アクセス路は1.5車線狭路ながら全舗装。
林間の風景を楽しみながら走る白樺樹林帯も美しい。

どんぐりパノラマ展望台

長野県北安曇郡白馬村北城

穴場感抜群のスポットながら信州屈指の感動を味わえるお勧め展望所だ。
目前まで迫る北アルプスの雄大な山稜と眼下に広がる白馬村の田園風景を一度に楽しめる、知る人ぞ知る絶景スポット。

高台の展望所からは白馬三山や五竜・唐松岳といった名峰の大パノラマが超弩級の迫力!
その上、観光客皆無で存分に絶景パノラマを楽しめるぞ。

場合により早朝は雲海も発生。
アルプスとコラボの幻想的な風景に出会えるチャンスもあるのだ。
アクセス路は狭路ながら絶対に訪れる価値アリ!

渋峠展望所(日本国道最高地点)

群馬県吾妻郡中之条町入山

信州名道の筆頭格である志賀草津道路のビューポイントだ。
住所的には群馬県ながら県境に位置するためランクインさせて頂いた。

ここは標高2172mの日本国道最高地点。
まさに天空の展望所なのだ。

眼下には広大な芳ヶ平湿原。
彼方には草津温泉街。
そして遥か遠くには何と富士山まで見通せる大パノラマが広がる。
火山地帯ならではの荒涼とした光景と森林限界一望のコントラストも感激の風景だ。

大人気の絶景道沿線のため、駐輪困難になる場合もあるが、信州ツーリングでは絶対に立ち寄っておくべき展望スポットの一つ。
絶景地であると同時にライダーの聖地とも言えるスポットなのだ。

原田沖の棚田

長野県長野市大岡丙

麻績村と信州新町を連絡する県道12号線、通称アルプス展望道路沿線の棚田だ。

沿線にはアルプス連峰を展望できる場所が点在しており、ここもその一つ。
遥か遠くに連なるアルプス連山と棚田が共演する幻想的な風景が楽しめる。

アルプス展望道路の絶景区間は短い上に限られているが、それでも十分に感動のアルプス絶景を楽しめるに違いない。
観光地として整備されておらず駐輪時は周囲に十分注意しよう。

小川村アルプス展望広場

長野県上水内郡小川村稲丘

小川村と国道406号鬼無里街道を連絡する県道36号線、通称小川アルプスライン沿線の展望スポットだ。

北アルプス連山までは距離が離れており、白馬村のような圧倒感はないが、逆に延々と連なるアスプス山脈の雄大さと存在感の大きさを感じる髄一の場所だ。

アルプス展望の大定番とも呼ぶべき定番スポットだが、定番になる理由が全身で理解できる。
まずは絶対に行っておきたい場所なのだ。

大望峠展望台

長野県長野市鬼無里66-1

戸隠神社より鬼無里街道へ連絡する県道沿線のアルプス展望スポット。
里山越しに雄大な北アルプス連山が連なるダイナミックな風景が楽しめる。

こちらも信州の風景の筆頭格として定番のスポットで人気度も高いが、観光客は意外と少なく存分にアルプスを楽しめる。

鬼無里街道からもアクセスしやすく、このルートを走る際は必ずチェックしておくべきポイント。
展望台は微妙に沿線沿いでなく、県道を若干分岐する必要があり、意外と行き過ぎやすいため要注意!

長峰山展望台

長野県安曇野市明科中川手安

曇野市東側の丘陵地帯にある少々穴場な展望所。
松本平一望のパノラマが望める展望台が設置されており、正面のアルプス連峰を絶好のロケーションで望める。

穴場ながら周辺髄一の展望を誇り、市街地が近く夜は夜景も楽しめる一石二鳥のスポットだ。

パラグライダー発着場も併設されており好立地さが伺える。
ここも地元では定番の展望スポットだが、意外と観光客は少ないため、穴場感も抜群だ。

三峰山山頂

長野県諏訪郡下諏訪町

ライダーの聖地、ビーナスライン。
その沿線にある意外と見落とされがちな超絶展望スポットがココだ。
沿線の三峰茶屋より約30分程度のハイキングで標高1887mの三峰山山頂までアクセスできるのだ。

遊歩道もしっかりと整備されており道迷いの心配も皆無。
ほんの少しの山行でアルプス連山はもちろん、八ヶ岳や諏訪湖が一望!
ほぼ360°の大パノラマが堪能できるのだ。

ビーナスライン沿線で最も素晴らしい展望が楽しめると言っても過言でない。
ハイカー達には定番のスポットながら意外とライダー諸兄が見当たらない、ある意味穴場と言ってもいいだろう。

せっかくのビーナスライン。
ココに行かないと勿体ないぞ!

陣馬形山

長野県上伊那郡中川村大草

信州に来てココへ行かなければ一生を損する…とまで言われる国内屈指の絶景スポット。

眼下の伊那谷と共に雄大な中央アルプス連山が一望!
飛翔感は抜群だ。

もちろんこの写真もドローンではない。
このままの風景がその目で楽しめる。

また、特筆すべきはアクセスの良さ。
この風景までは駐車場より約10分。
山岳登山は不必要で気軽に大展望を堪能できるのだ。

ここまでの道は山岳路特有の狭路1.5車線だが、前線舗装。
慎重に走れば初心者でも十分に問題ない。
信州トップクラスの絶景に感激しよう!

筆者プロフィール

神田 英俊

内外出版社発行、隔月刊ツーリング雑誌“MOTOツーリング”誌のコンセプター兼編集長。“旅人による旅人の為の雑誌”を基本コンセプトに、全国のDEEPな旅ネタを更に深く掘り下げて取材・掲載している。個人的なバイク趣向はオフロード。季節を問わず、主にキャンプを基軸とした旅が中心。冬季北海道ツーリングの常連でもある。バイクと共に温泉もこよなく愛しており、温泉ソムリエの資格を持つ秘湯巡礼ライダーでもある。