ライダーの聖地とも言える信州。
3000m級の冠雪したアルプスや大地溝帯を一望する大展望等、山岳絶景の宝庫であり、日本屈指の絶景ロードがあちこちに点在。
ツアラー達の楽園であり絶景の殿堂とも言える人気の地域だ。

ここではお勧めの信州絶景バイクロードを30ルート厳選して一挙にご紹介!
もはや信州バイクロードの網羅版と言っても過言でないレベルで集約したのだ。

大定番のビーナスラインや志賀草津道路は一生の想いでに残る感動的なバイクロードだ。
しかし、それ以外にも垂涎の絶景道が無数にあるのだ。

ここでは大定番はもちろん、少々マイナーなルートもピックアップ。
どれを走っても存分に楽しめる事、間違いなしだ。

山岳に囲まれた信州は独特の風景を楽しめる場所。
また、標高の高さから天然クーラーは常に全開。
夏ツーリングに最適の場所でもある。

ワインディングと絶景、バイクの真骨頂であるその両方を聖地で心行くまで楽しもう。
そして、行き交うライダー同士のピースサイン(ヤエー)も忘れずに。
では、信州絶景バイクロードへ行ってみよう!

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志賀草津道路

 

日本国道最高所を抜ける国内屈指の大展望を誇る山岳ルート。
日本国道最高所を誇る渋峠では富士山まで遠望するパノラマに感激間違いなし!
高原ルートと山岳ルートのコントラストも美しい。

ビーナスライン

 

高原区間


車山高原の大草原を抜けるハイライトゾーン。
これぞ日本中のライダーが憧れた絶景ロードだ。

アルプス・八ヶ岳・富士山を遠望する感激の展望と大草原。
大定番だが必ず走るべき道なのだ。

山岳区間


標高2000mの美ヶ原高原へ向かう高層山岳ルート。
大標高から一気に下界まで見下ろすダイナミックな山岳風景が素晴らしい。
沿線にある三峰山へのハイキングもお勧め。
アルプス連山に感動しよう。

林間区間


白樺樹林帯を抜ける幻想的な風景が特徴。
展望感は若干乏しいが風景変化多彩で走り応えも抜群!

沿線に点在する展望所からは八ヶ岳と山裾を一望する大展望が広がる。
ビーナスラインのイントロダクションだ。

美ヶ原スカイライン(裏ビーナスライン)


武石峠~うつくしテラスをつなぐ約5.4kmのピストンルートだが、圧倒感抜群の山岳風景が人気の穴場ルート。
美ヶ原高原より武石峠は狭路険路だが、この風景の中を走る感動は最高だ!


ミドリ:ビーナスライン林間区間
水色:ビーナスライン高原区間
オレンジ:ビーナスライン山岳区間
ムラサキ:美ヶ原スカイライン(裏ビーナスライン)
赤ムラサキ:霧ヶ峰へ最短の裏道

国道406号鬼無里街道


一部狭窄区間もあるが鄙びた山村を継いで走る里山風景が美しい。
白沢洞門から望むアルプス展望は圧倒的!

西進して白馬村へアクセスするルートなら目前に飛び込む大絶景に歓喜する事間違いない。

御岳スカイライン


標高2000mを越す天空の絶景道。
過酷な環境下のため路面が一部荒れた区間もあるが、山稜一望の展望は感激度最高!
下界区間は林間が多く展望は開けないが天空区間は歓喜の大パノラマだ。

伊那中部・西部・南部広域農道


国道意外の伊那谷主要道路となっている伊那谷一望の穴場的絶景ルート。
天竜川西岸の丘陵地帯を縦貫しており南アルプスの展望が素晴らしい。
伊那市~飯田市まで高速以外では最短で連絡する。
朝夕は若干渋滞あり。

県道94号線草津街道-地蔵峠


ピーク付近では湯の丸高原の展望が素晴らしいワインディングルート。
鹿沢温泉へ連絡する古道で、穴場感のある雰囲気が趣深い。
つまごいパノラマラインへのメインルートでもあり、利便性の高いルートでもある。

たかやしろ見晴らし街道


飯山市と中野市を連絡する農道。
距離は短いが展望が素晴らしく信濃平から善光寺平一望の展望が広がる。

北アルプスや北信五岳も遠望できる北信屈指の絶景道だ。
志賀草津道路へのアクセス路としても便利だ。

千国街道


塩尻市と糸魚川市を連絡する“塩の道”として栄えた古道。
塩の道としては国内最長を誇るルートでもある。

概ね国道148号に沿っており、白馬村~小谷村近辺は北アルプスの景観が素晴らしいルートでもある。

国道361号飛騨街道-開田高原


信州と飛騨を連絡する主要街道。
高原感抜群の雰囲気の中を快走できる爽快感抜群のルートだ。

目玉はやはり御嶽山の展望。
雄大な独立峰の風景が大変見事だ。
中でも長峰峠の展望は要チェック!

北信五岳道路


長野市方面より信濃町・野尻湖方面へのメインルート。
妙高山をはじめとした北信の山岳群が広がるパノラマは全国的にはマイナーながら信州独自の風景が楽しめる。
信号も皆無で爽快感も抜群。
恰好のバイクロードだ。

チェリーパークライン(小諸市道0106号線)


標高2000mの浅間山へ一直線に上る山岳ワインディング。
林間区間が多く途中の展望は少ないため、沿線の展望感は乏しいが、頂上からは佐久平一望の大パノラマが広がる。
また、直進するとダートにてつまごいパノラマラインへ連絡する事も可能。


ブルー:チェリーパークライン本道
赤ムラサキ:車坂峠ピークよりつまごいパノラマライン南ルートへの最短ルート

ナイスロード(市道三峰川右岸土地改良幹線)


三峰川の右岸に沿って整備された幹線路で穴場的ルートだが、ダイナミックな中央アルプスを堪能できる屈指の名道。
高遠方面より伊那市へ向かうと正面にはアルプス!
短いがダイナミック感抜群のルートだ。

安曇野おひさまロード


NHKの連続テレビ小説に登場した農道。
正面にそびえる常念岳と広大な田園地帯の風景が美しく、安曇野が最も美しく見える場所の一つだろう。
大王わさび農場の直近にて交通量は意外と多いが一度は行っておきたい。

県道12号アルプス展望ロード


麻績村と信州新町を連絡する県道。
狭窄部が点在し1.5車線区間も多い山村を継いで走るルートだが、随所で北アルプス連山の展望が望める。
展望区間は短いが風景の美しさは信州屈指。
旅情抜群のルートだ。

県道18号伊那生田飯田線


天竜川左岸沿いの穴場ルート。
県道19号と併せて走るとほぼ伊那谷全てを縦断できる上、国道より圧倒的に早い。
一部狭路があるが概ね2車線の快走路。
随所でアルプス展望が望める上、旅情あふれるお勧めの旅路だ。

県道25号・306号山麓線


安曇野平野の西端、山麓沿いを走る穴場道。
北アルプスの展望が随所で望める上、渋滞知らずの快走路のため、抜け道としての利用価値も高い。
国道ルートより圧倒的に早く、風景変化も多彩で走り応えのある道だ。

県道36号小川アルプスライン


鬼無里街道と小川村を連絡する山村を継いで走る山岳古道。
狭窄部も点在するが、随所で望めるアルプス連山の展望は感動的。

沿線に展望所が整備されており写真を撮るのもお勧め。
信州人気絶景道の一つだ。

県道63号アルプス展望しののめ道


松本市と塩尻市を丘陵地に沿って連絡する展望感抜群のルート。
北アルプスと松本平一望の展望が広がる。
混雑する松本市街をパスする抜け道としても大変有効で松本市街より塩尻IC直近までダイレクトにアクセス可能だ。

県道80号浅間サンライン


軽井沢町と上田市をダイレクトに直結する快走路。
高台より望む佐久平の展望と浅間山の威容が大変見事。
平行する国道より圧倒的に早道の上、近隣絶景道へアクセスする基幹ルートでもある。

県道95号上越飯山線-関田峠


飯山市と上越市を連絡する山岳険路。
全線1.5車線でまさに試されるルートながら、新潟側のピークより望む日本海のパノラマは控えめに言って感動的だ。
信州側は信濃平の展望も広がり穴場ながら一級の絶景道だ。

県道203信州みのわ花街道


辰野町と伊那市を連絡し、伊那中部・西部・南部広域農道へ接続する穴場道。
国道や農道も平行して走っており、知る人ぞ知る穴場道だが、丘陵地を縦貫しており伊那谷と南アルプスの展望が素晴らしい。

県道411号飯山新井線信濃平展望道路


飯山市と上越市を連絡する山岳険路。
展望ポイントは南側斜面から望む信濃平の展望だが、北信で最も素晴らしいとも言われる。
全線1.5車線で国道より時間がかかる上、距離的メリットも無い超穴場道だが感激度は素晴らしい。

広域農道千曲ビューライン


小諸市と上田市を直結する広域農道。
千曲川の風景が美しい上、丘陵地の畑作地帯は北海道を彷彿するパッチワーク的な風景が広がる爽快ルートだ。

が、分岐が多くルートが取り辛いため道迷いには要注意だ。

広域農道南信州フルーツライン


天竜川西側の丘陵地帯を抜けるアルプス展望の素晴らしい広域農道。
アルプスを望む区間が比較的長く、信号皆無のため爽快感も抜群だ。
三遠南信道より飯田市と豊岡村を一気に連絡する穴場道でもあり利用価値も高い。

国道117号谷・十日町街道


千曲川沿線を走る快走路。
新潟県と長野県を連絡するメインルートだ。

里山風景と雄大な千曲川が美しい北信を代表する絶景ルートで交通量は多いながら抜群の爽快感を誇る。
古代よりの古道で旅情も抜群!

谷・十日町街道旧道


国道117号の旧道は集落を継いで千曲川沿いを走る。
狭窄部や険路区間も多いが、大正国道時代の遺構も点在するノスタルジック感抜群の街道だ。
現国道から気軽に寄り道して楽しめる事も高ポイントだろう。


赤:国道117号飯山バイパス本線
赤ムラサキ:国道117号旧道区間

国道299号メルヘン街道


八千穂高原と標高2127mの麦草峠を抜ける国内屈指の天空ロード。
日本国道第二位の標高を誇るルートだ。

実は展望箇所は限定的でルート上からの眺めはあまり広がらない。
しかし、白樺の林立する原生林の美しさは素晴らしい。

国道152号秋葉街道


信州どころか国内屈指の酷道とも言われる秋葉街道は歴史深い巡礼路。
展望の開ける箇所は皆無ながら、トンネルのような林間道や古い道標など山岳・山村風景が美しい日本の原風景とも呼べる古道だ。

鳥倉林道


南アルプスの登山口へ向かう舗装林道。
殆ど展望は開けないが突然目前にアルプスがそびえる感動の場所が一ヶ所ある。
その迫力はケタ違い!大感激間違いなし!
ハイカーが多く狭路ながら交通量は少なくないため要注意。

県道33号白馬美麻線


青木湖の東側より白馬村へ至る県道ルート。
白馬ツーリングではお馴染みのルートだが、圧倒的な北アルプスが目前に迫る大絶景は感激必至!
これを見るために信州へ行くとも言える感動のツーリングロードだ!

鉢伏山林道・鉢伏高原スカイライン


鉢伏山へ至る狭路舗装林道。
全線1.5車線の山岳険路で“スカイライン”のイメージとは程遠いルートのため初心者は要注意。

しかし、頂上付近の展望はアルプス連山と松本平を一望する信州屈指の絶景。
高ボッチ高原へも連絡可能だ。

筆者プロフィール

神田 英俊

内外出版社発行、隔月刊ツーリング雑誌“MOTOツーリング”誌のコンセプター兼編集長。“旅人による旅人の為の雑誌”を基本コンセプトに、全国のDEEPな旅ネタを更に深く掘り下げて取材・掲載している。個人的なバイク趣向はオフロード。季節を問わず、主にキャンプを基軸とした旅が中心。冬季北海道ツーリングの常連でもある。バイクと共に温泉もこよなく愛しており、温泉ソムリエの資格を持つ秘湯巡礼ライダーでもある。