バイク用インカムの中でも安定性や音質で人気の「B+COM(ビーコム)」ですが、実は「他社インカムとのペアリングに強い」という特徴も持っています。仲間とのペアリングをスムーズにしたいならB+COMがオススメです。

1.安価なインカムの登場で普及は進んだが、ペアリング問題も拡大!


ここ数年、バイク用インカムにも“中華”ブランドが参入し、ネットショップでは1万円を切るような製品も数多く見かけるようになりました。そうした影響もあって、インカムを使うライダーは急激に増えていますが、一方で、仲間とのペアリングで苦労しているという話もよく聞きます。インカムには様々な評価ポイントがありますが、「他社インカムとペアリングしやすい」という点は、いま特に重視されているのです。

さて、「ペアリング」とは、Bluetooth(ブルートゥース)などの電波を介して、機器と機器を無線(ワイヤレス)接続することです。複数人でインカムの会話音声を共有するには、自分のインカムと仲間のインカムをペアリングしておく必要があります。そうすれば、インカムのスピーカーとマイクにより走行中も会話ができますし、機器によっては音楽やナビの音声案内などを共有することもできます。

ですから、集合場所でのペアリングは、出発前にしておかなければいけない儀式のようなものとなっています。ここで、「自分だけがつながらない」「みんなの声が聞こえない」「自分の声を聞いてもらえない」となると、それだけでとても不安になってしまいます。だからこそ、インカム選びには「つながりやすさ(ペアリングのしやすさ)」が重要なのです。

2. 2種類のユニバーサル接続機能により多くのインカムとペアリングできる


Bluetoothという無線通信規格によるペアリングは、汎用性が高く、使いやすいように設計されているものです。身近な所だとスマートフォンとヘッドホンなどで利用することも多いでしょう。しかし、実際には「つながらない」「つながってもすぐに切れる」といったことも多いのが実情です。

では、数あるバイク用インカムの中で、なぜB+COM(ビーコム)はつながりやすいのでしょうか。サイン・ハウスの川村さんに聞きました。

田中:B+COMが海外ブランドや安価なインカムともつながりやすいのはなぜですか?
川村:他社製品とつながりやすい理由は「ユニバーサル接続(※)」を2種類備えているからです。「ユニバーサルインターコール」と「ユニバーサルインターコール・レシーブ」により、様々な他社製インカムに対応できるんです。

※ユニバーサル接続:他社Bluetoothインカムやヘッドセットと通信する機能。最近のバイク用インカムの多くが搭載する機能で、各社の独自通話機能とは異なる「汎用性の高い通話機能」のこと。

田中:ユニバーサル接続を2種類持つ意味を教えてください。
川村:ユニバーサル接続機能を持つインカムには「ユニバーサルインターコール・レシーブ」機能でペアリングできます。一方、ユニバーサル接続機能を持たないインカムやハンズフリーヘッドセットなどには「ユニバーサルインターコール」機能を使い、携帯電話と接続する方法でペアリングを行えます。
田中:相手のインカムが、ユニバーサル接続機能を持っていても持っていなくても対応できることが「B+COMはつながる」ということなんですね。
川村:ですが、接続の安定性や音質、通信が届く距離など、インカム使用時のパフォーマンスが高いのは同じブランド(モデル)同士を使った時です。
田中:なるほど。ツーリングクラブなどメンバーの多くが固定なら、同じ機種をお揃いで購入したほうがいいんですね。

【ペアリングイメージとペアリング方法】
●ユニバーサルインターコール・レシーブ機能
ユニバーサル接続機能を持つ他社インカムから呼び出すので、B+COMは接続を待ち受ける(レシーブ)イメージとなります。

B+COM ←呼び出し← 他社インカム


◎他社インカムにユニバーサル機能がある場合のペアリング方法


●ユニバーサルインターコール機能
B+COMから、ユニバーサル接続機能を持たない他社インカムを呼び出します。

B+COM →呼び出し→ 他社インカム


◎他社インカムにユニバーサル機能がない場合のペアリング方法

3.他社インカムとのペアリング時に自由度が高いのもB+COMの特徴


B+COMが支持されているのは、ペアリングしやすいということだけではありません。ペアリングした後の他社インカム側での自由度や、複数台の他社インカムの間に位置しブリッジ接続(橋渡し役)ができることなど、他社インカムとの自由度の高いペアリングが魅力となっているからです。

【ユニバーサルインターコール・レシーブ機能のメリット】
①会話中もスマートフォンなどのデバイスが接続できる
他社インカムの接続を保持したまま、スマートフォンなどのデバイス接続ができます。「B+COM SB6X」なら「聴きトーク」機能でスマートフォンの音を聴きながら他社インカムと通話できます。「B+COM ONE」なら電話着信に応答できます。


②他社インカムとのブリッジ接続ができる
B+COMが橋渡し役となって、最大2台の他社インカムを同時接続できます。

4.他社インカムとのペアリング・操作方法はYouTubeで公開


なお、サイン・ハウスでは、実際に他社インカムとの接続方法をYouTubeチャンネルで公開しています。実際の操作がわかりやすいので、ぜひご覧ください。
https://youtube.com/playlist?list=PL-9jMdZZHN3FEltM0De-8shWI8yft4jDh

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いかがでしたか。B+COMが人気の理由には「つながりやすさ」があるんです。ツーリング仲間が全員、同じメーカーのインカムをつけているということはほとんどないと思います。ユニバーサル接続を使いこなして、会話しながらのツーリングを楽しんでください。

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■筆者プロフィール

田中淳磨
46歳・男性・北海道札幌市出身
二輪専門誌編集長、二輪大手販売店、官公庁系コンサルティング事務所等に勤務ののち二輪業界で活動するコンサルタント。二輪車の利用環境改善や市場創造、若年層向け施策が専門で寄稿誌も多数。