勝手に指標

  • 秘境感
    ★★★★☆
  • 天空感
    ★★☆☆☆
  • 潮風感
    ★☆☆☆☆
  • 爽快感
    ★★★★★
  • 根性感
    ★★★☆☆
  • 開放感
    ★★★☆☆

※2020年4月7日に緊急事態宣言が出ております。不要な外出はご遠慮ください

樹林帯から感動の天空ロードへ
異世界感抜群の火山荒原に感激!

これぞ国内トップクラスの絶景ロード。一生に一度は走っておきたい日本を代表するルートだ。彼方に連なる蔵王連峰を眺めつつ、左右には安達太良山と磐梯山の雄大な山体。活火山に囲まれた圧倒的スケールの風景を駆け抜ける、豪快な山岳ワインディングだ。ピーク標高は1622m。ルートの大部分が概ね1000mを超しており、下界との空気の違いも歴然。総延は約28kmあるものの、風景変化にも富み爽快感抜群の旅路でもある。
 ハイライトは何と言っても浄土平。吾妻連峰東側に位置しており、火山荒原特有の荒涼とした風景と、針葉樹原生林の相まった風景は異世界感抜群!観光雑誌等にて紹介されつくされた大定番のスポットながら、感動間違い無しの大スケールの展望が味わえる。また、吾妻小富士を背に荒原を突き抜ける直線路は、アメリカのR66を彷彿させるかの様な日本離れした光景。プチアリゾナを感じる特徴的な風景は、多くのライダーを惹きつけている。
 もちろんこのルートの魅力は浄土平だけではない。ルート起点とピークの標高差が実に850mにもなる山岳ワインディングの為、植生の遷り変りもまた見事なのだ。起点付近は森林地帯だが、標高を上げるに従い樹高は低くなり、同時に展望が開けてくる。風景は緑のトンネルからあっという間に展望風景へ。風景変化が目まぐるしく、飽きる事は決してないだろう。
 しかし、難点もある。このルートは路肩が大変狭く、路駐が大変危険な為、複数個所に休憩施設が設けられているが、そこがまた混雑するのだ。特に大型連休や紅葉シーズン時は要注意!周辺で唯一食事やお土産を入手できるポイントである浄土平レストハウスは、駐車待ちのマイカーで大混雑。ここを起点として数キロにも亘る渋滞すら発生する事も珍しくないのである。解決方法はとにかく早朝に到着する事。早めに到着さえしておけば、大型連休時でも周辺の散策をゆっくり行い、渋滞の列を尻目に爽快に走りを楽しむ事も余裕だ。
 国内の大定番絶景ロードが故に混雑も必至だが、その風景の魅力も国内屈指。ルート上には温泉も点在し、お好みの周遊ルートを組んで楽しむのも魅力。大都市圏から決して近いとは言えないエリアながら、一度は走っておきたいバイクロードなのである。

ルート一番のハイライトがこの浄土平。火山荒原特有の荒涼とした風景と針葉樹原生林の醸す異世界感抜群の風景が魅力。アメリカのR66を彷彿させるかの様な日本離れした光景だ。

火山荒原の幻想的な風景はほんの少しの区間ながら、この風景を堪能する為だけに多くのライダーが訪れる、国内屈指の人気絶景ロード。ハイシーズンは渋滞に要注意!

一切経山より望む五色沼は、知る人ぞ知る秘密の絶景。“魔女の瞳”とも呼ばれている神秘的なブルーの火口湖は感動的な光景だ。展望も抜群!浄土平より片道約90分のトレッキングだ。

つばくろ谷は作家、井上靖氏が命名した吾妻八景の一つ。高さ84mの不動沢橋より見下ろす景色は圧巻!旧不動沢橋が架橋されていた旧道には休憩所が設けられており、絶好のビューポイントだ。

スカイラン経由でもう一つの定番スポットである裏磐梯へもアクセス可能。裏磐梯の顔とも言える桧原湖は周辺最大の湖。四季を通して桜・新緑・紅葉と多彩な風景を楽しめる。

一帯は火山地帯だけに、温泉地も沢山ある。ルート上にも多数の温泉地が点在しており、ライディングと同時に銘湯を楽しむ事も可能。鄙びた温泉地が多く、宿泊利用がお勧めの地域だ。

鷲倉温泉 高原旅館
福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1 TEL:0242-64-3224 
10:00~15:00 500円 ※単純硫黄泉、酸性・含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉

マップ

  • 37.691592, 140.239516
  • 13
  • 16
  • 5
  •     

  • 37.691592, 140.239516

    磐梯吾妻スカイライン
    ~福島県道70号福島吾妻裏磐梯線~

  • 37.677263, 140.236273

    湖見峠

  • 37.668851, 140.260381

    鷲倉温泉 高原旅館

大きい地図はこちら

  • in-out
  • ビューポイント
  • スポット(レストラン、道の駅、温泉、etc.)

ロードデータ

交通量

東日本屈指のメジャー定番道だけに、観光バスやマイカー等の観光車両が大変多い。大型連休時や紅葉シーズンには、大規模な渋滞すら発生する。午前中早くに訪れるのがお勧めだ。

路面

元々は有料道路だっただけに全線高規格舗装の2車線路。ストレスを感じる路面破損は殆ど無い。しかし、概ね路肩は狭くバイクでも路駐は大変危険。必ず休憩所を利用しよう。

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■筆者プロフィール

神田英俊
MOTOツーリング誌編集長
内外出版社発行、隔月刊ツーリング雑誌“MOTOツーリング”誌のコンセプター兼編集長。“旅人による旅人の為の雑誌”を基本コンセプトに、全国のDEEPな旅ネタを更に深く掘り下げて取材・掲載している。個人的なバイク趣向はオフロード。季節を問わず、主にキャンプを基軸とした旅が中心。冬季北海道ツーリングの常連でもある。バイクと共に温泉もこよなく愛しており、温泉ソムリエの資格を持つ秘湯巡礼ライダーでもある。