シートバッグの固定に悩むスポーツバイク乗り必見! タナックスのライザーベースは、狭いリアシートの底面積を拡張し、大型のシートバッグも安定して積載できる優れものです。愛車を傷つけず快適な旅を叶える注目アイテムをご紹介します。

photo:南 孝幸

リアカウルの小さなスポーツモデルは積載物の脱落に注意!

荷物の運搬に重宝するツーリングの必需品、シートバッグ。サイズや機能など多種多様なものがラインアップされており、日帰りから数週間の長旅にも対応できるものもあります。

そこで気をつけないといけないのが「車体への装着保持力」です。車体にしっかり装着できていないと走行中に脱落するリスクや、固定ストラップが後輪に巻き込まれてあわや転倒、という大きな危険につながることもあります。

頑丈なリアキャリアが標準装備されているバイクなら問題ありませんが、リアカウル後端が尖っているスポーツモデルは特に注意が必要です。シートの底面積が小さいためにバッグが安定しにくく、固定用ベルトを引っかける場所も限られてしまいます。

タナックス ライザーベースの特徴


タナックス
ライザーベース MFK-9006
価格:4950円
サイズ・重量:縦328×横260×厚さ37.5mm・500g

製品ページ:https://www.tanax.co.jp/motofizz/seat_bag/mfk-9006/

ライザーベースはスーパースポーツモデルやストリートファイター系の、リアカウルが尖っていて積載が難しいモデルへのシートバッグの安定した固定が可能になるアイテムです。

バイク取り付け時の図解

タンデムシートにライザーベースを固定してから、お好みのシートバッグを装着。ライザーベースが大きめのキャリアになるイメージです。シートバッグとタンデムシートの間にライザーベースが挟まる構造上、シートバッグの装甲振動によるカウルへのスレや傷の防止にも活躍しそうです。

また、同社製の「MOTOFIZZ Kシステムベルト」と併用することでタンデムシートに横幅260mm×縦328mmの面積が広がり、固定用のベルトを通す箇所、フックポイントが拡張できます。

ベースの4面にはスリットが設けられており、大きめのシートバッグを取り付けてもガッチリ固定できます。

小さなタンデムシートにでも安定感抜群! 未積載時も安心の設計

 

実際に同社製の「ミニフィールドバッグ」をライザーベースと併用し、スズキ「ジクサー250」に装着してみると、グラつきなくガッチリと固定されました。ライザーベースの有無で装着保持力は段違いです。

また、接続バックルを本体とカバーの間に挟み込めば、シートバッグ未使用時もベルトがぶらつかず留めておけるので安心。見た目もスマートです。

荷物を詰めた状態でもバッグのグラつき感が一切なく、スポーツモデル特有の狭いタンデムシートでも安心してシートバッグを積載できます。荷物の多いキャンプツーリングなどで真価を発揮しそうです。

バックルは両側の出っ張りを押すことでワンタッチ着脱が可能。接合部が回転してシートバッグのねじれに追従し、ねじれによるバックル破損を抑制。引っ張り強度700N以上の耐久性を確保しています。

タナックスの「Kシステムベスト」でシートに装着した状態。しっかりベルトのテンションがかかっており、脱落の心配はほぼありません。

シートバッグの固定だけでなく、アイデア次第で多様なパッキングに対応できる拡張性の高さも魅力です。ライザーベース本体のフックポイントを活用すれば、ツーリングネットを使った荷物の固定はもちろん、MOLLEシステム※対応のポーチ類を装着して小物の収納スペースをスマートに増設可能。

※米軍が開発した装備装着規格。バッグやベスト表面に縫い付けられたウェビング(帯)に、ポーチなどのアクセサリーを固定紐で繋ぐことで自由に拡張可能。用途に合わせて荷物の組み合わせを変更できる高い汎用性とカスタマイズ性が特徴です。

さらに、リアキャリアが標準装備されている車種に取り付けた場合でも、底面積が広がることで大型ギアの安定感がグッと向上します。バッグ単体の積載にとどまらず、自分好みのパッキングシステムを構築できる汎用性の高さも魅力です。

賢く使って安心してツーリングを楽しもう!

今回ご紹介したタナックスのライザーベース。リアカウルが小さなスポーツモデルでもシートバッグをしっかり取り付けられることを想定した製品ですが、上記で説明した通り、ツーリングネットやMOLLEポーチなど、アイデア次第で様々な積載方法が可能です。

リアキャリアの増設や車体の大幅なカスタムをすることなく、愛車のスタイルを維持したまま積載力を大幅に強化できるのは大きなメリット。これまで「荷物が載らないから」と長距離ツーリングやキャンプを諦めていたスポーツバイク乗りにとって、まさに救世主と言えるアイテムです。

「ライザーベース」を導入して、より自由で快適なツーリングライフへ出かけてみませんか?

筆者プロフィール

webオートバイ×BikeLifeLab

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