冬にバイクを乗る際の服装のコツ

冷気は手首や首などから入ってくるため、「冬用のグローブ・ネックウォーマー」等で対策をすると良いでしょう。

また、”重ね着で保温”することも重要です。
保温してくれるインナーに一枚シャツを羽織って薄いダウン、その上に防風してくれるジャケットの順が誰でもできる防風保温重ね着法です。
また、ここ最近では電熱系のウェアも多くのメーカーから発売されており、中にはモバイルバッテリーで動作する製品もあるため、上手に組み合わせると冬でも比較的暖かく走ることができるかもしれません。

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グリップヒーターで手元を暖かく

風の当たる手の部分が冷えてくると操作性にも影響が出てきますが、グリップヒーターを装着し手元を暖かくすることで快適性は大きく変わります。。
冬以外の時期でも秋や春先などの時期でも活躍する場面が多く、見た目も大きく変わらないためどんなジャンルのバイクにもオススメのカスタムです。

パーツ代も1万円~2万円とそこまで高額ではなく、取り付けに専用工具も必要無いため自分でチャレンジするのも良いかもしれません。

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路面凍結リスクの回避

冬のツーリングを楽しむにあたり防寒対策以外にも路面凍結に十分な注意が必要です。
日没後の夜間走行は気が抜けず、10度以下の寒さの中、外にいるだけでも肩に力が入ってしまうような冬場はさらに疲れを増してしまう夜間走行は避けた方が良いでしょう。

凍結路面に遭遇した場合の対処方法

路面凍結にはアイスバーンやミラーバーン、ブラックバーンなど成り立ちや状態に違いがありますが、スタッドレスタイヤやチェーンが使えるクルマとは違い、バイクの場合はどれに乗っても即転倒となる可能性が高く、バンク中ならほぼなすすべがありません。
直進中に凍結路面を発見した場合は、凍結区間に突っ込む前に即座になるべく減速し車体を傾けずにまっすぐ滑ってやりすごすほかありません。
山の斜面がつくる日陰部分は路面凍結しやすいため注意が必要です。

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ヘルメットの曇り対策を

空気が冷たく乾燥している冬場は、自分がはいた息(暖かくて湿度の高い水蒸気)によってシールドが結露して曇ります。

これらは表面結露と呼ばれる現象で「表面温度が低いもの(シールドやメガネの表面にある空気)」と「水蒸気の多い空気(夏場の外気や冬場の息など)」が触れ合うことで、水蒸気が多いほうから少ないほう(シールド表面の空気)に動き、冷たいものの表面に曇りや水滴といった結露を発生させるものです。

「曇ってしまったら拭き取ればいい」と思いますが、走行中や信号停止の瞬間など、いつ曇るのかは予測が難しく、普段からの対策が重要です。

ヘルメットの内側が曇ってしまった場合は
・シールドを少し開けたりエアインテークを調整して、走行風を当てて曇りを取る
・グローブ(指)で曇り(水滴)を拭き取る

といった対応をされる方が多いですが、
固定式のシールドだと走行風が当てられませんし、グローブでシールドを触ると傷がつく可能性が高いのでオススメできません。

そのため、走行前に
・曇り止めスプレーなどのケミカル剤をシールドに塗る
・ピンロックシートを装着する

等の事前の対策をしっかりとしておくと視界を保てて安全運転に繋がるのでおすすめです。

また、メガネをかけている方はメガネにも曇り対策をすることや、タンデム時には同乗者のヘルメットにも曇り対策をすることが重要です。

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バッテリーメンテナンス

冬の気候はバイクにも様々な影響を与えます。
中でも、エンジン始動のための重要なパーツであるバッテリーは気温が下がるほど弱りやすくなるため、トラブルが増えます。

バッテリーは長期間バイクに乗らないと日々少しずつ蓄えていた電気を放電し、やがてエンジン始動に必要な電力(電圧)を失うことでセルモーターを回せなくなり、エンジンがかからなくなります。

最近では電熱アイテムが使えないといったトラブルや、寒さによってバッテリー内部の化学反応が弱まり、バッテリーそのものが寿命を迎えてしまうことも珍しくありません。

バッテリー電圧低下の兆候

バッテリーの電圧が低下すると、次のような兆候が現れます。特に、数km走るだけで帰宅するようなチョイ乗り、エンジンのオンオフを繰り返すような乗り方、数か月ほど乗らずに放置していたバイクに乗る時は、こういった症状を見逃さないでください。

・エンジンのかかりが悪い(セルモーターの回りに元気がない、息をつく)
・ヘッドライトが暗く感じる
・走ってる時はヘッドライトが明るくなり、止まると暗くなる
・後付け電装品を使うとエンストしそうになる

なお、こうした症状はレギュレーターの不調・故障でも現れますので、いきなりバッテリー交換をするよりもバイク販売店での点検をお勧めします。

バッテリー電圧の計測方法はこちらで詳しく解説しています。


バッテリーの管理や取扱いがおっくうに感じられるのは電気が目に見えないからです。
1週間、2週間、3週間とバイクに乗らないでいると、どんどんバッテリーから電気が放電され弱っていくわけですが、それがはた目にはわからないのが難点です。

バッテリー充電器の中にはテスターやバッテリーチェッカーなどを使わなくても電圧、充電時間、充電状態などのバッテリーの電力状態がひと目でわかる画期的な充電器もあるため、
充電器を日常的に使用することでバッテリーの性能を長く維持することにも期待が持てます。


参考製品:DAYTONA(デイトナ)「ディスプレイバッテリーチャージャー」

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冬場のバイクの保管方法

冬場に数か月乗らない方や積雪地に住んでいる方は、いわゆる冬期保管の準備をしたほうが良いでしょう。

結露に注意


バイクカバーをかけているからと安心していると数か月後には車体各部に錆が浮いていたなんてこともあります。
それを防ぐためにも、バイクカバーをかける前に、車体に毛布など湿気(水分)を吸収できる布をかけておいてくだけでも効果は絶大です。特にバイクの周りが雪だらけなんて状況なら必須です。

さらに、結露対策としてガソリンタンクを満タンにしておくことでタンク内での結露を防ぎ、タンク内側の錆を防ぐことができます。

タイヤの変形を防ぐ

タイヤの変形を防ぐため保管時はセンタースタンドを使ってタイヤを真っ直ぐに。センタースタンドがなければ時折ハンドルの位置やタイヤの接地位置を変えましょう。タイヤに窒素ガスを入れておくのも効果的です。

バッテリーを外す

放電・放置による機能不全を防ぐため、バッテリーは車体から外して室内保管します。トリクル充電器につないでおけば、機能低下の心配もありません。

給油・グリスアップを行う

各部の劣化や可動部の固着、錆を防ぐため、チェーンなど各部への給油、グリスアップをしておきましょう。

キャブレター車の場合

残留ガソリンの腐食や底部に溜まった水を排出するため、キャブレター車の場合は、ドレンスクリューを回してキャブレター内のガソリンを全て抜いておくと良いでしょう。

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筆者プロフィール

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