バイクを雨風や埃から守るバイクカバーは、屋外保管において、雨が多くなる梅雨時期には特に重要なアイテムです。

しかし、頼もしい味方であるバイクカバーも、使い方によってはかえってバイクを傷める原因になる可能性があります。

この記事では、バイクを保護するためのバイクカバーの効果的な使用法について解説します。

カバーはバイクが冷えてから! 濡れたままかけるのもNG!

走行直後のバイクにカバーをかけると、エキゾーストパイプやマフラーの熱でカバーが溶ける恐れがあります。

また、熱気によってカバー内部で結露が発生しやすくなります。さらに、雨などでバイクが濡れたままカバーをかけると、内部に湿気が籠り、金属パーツが錆びる大きな原因となります。

カバーをかける際は、エンジンやマフラーが十分に冷えていることを確認し、濡れたバイクは晴れた日にしっかりと乾かしてからカバーをかけることが重要です。

地面からの湿気を対策しよう!

雨の日にカバーをかけていても、未舗装の土や砂利の駐車場では、地面から蒸発した水分がカバー内部に上がってきてしまいます。

砂利駐車場などで保管する場合は、バイクの下にゴムマットなどの湿気を遮断できるシートを敷くことが有効な対策となります。さらに、通気性を確保できるタイルなどを併用すると、より湿気がたまりにくくなります。

ただし、保管環境として最も望ましいのは、下からの湿気が少なく雨をしのげる、コンクリート舗装で屋根のある場所です。

愛車のサイズに合ったカバーを使おう!

バイクカバーには車両の大きさに合わせた様々なサイズが展開されています。

サイズが小さすぎると車体の下部などを覆いきれず、雨水が直接あたって錆びの原因になります。反対に大きすぎると、風に煽られてカバーが大きくバタつき、その摩擦でバイクの塗装面などを傷つけてしまう可能性があります。

自身のバイクの全長や車幅、車高に合った、適切なサイズのカバーを使用することが大切です。

かけっぱなしも要注意! 晴れた日はカバーを外して湿気を逃がせ!

長期間カバーをかけっぱなしにすると、どうしても内部に湿気が滞留しやすくなります。晴れた日にはカバーを外し、内部の湿気を逃がす換気を行うことが推奨されます。

あわせて、カバー本体の汚れを拭き取ったり掃除したりすることも重要です。また、定期的に少しバイクを走らせることで油温が上がり、エンジン内部に発生した結露の水分を飛ばす効果が期待できます。

洗車と事前の注油で湿気を弾く

バイクに付着した泥をはじめとした汚れは、湿気を吸収しやすく、サビの温床となります。梅雨に入って長期間保管する前には、まず車体をしっかり洗車して汚れを落とすことが重要です。

洗車後は水分を完全に拭き取り、サビが発生しやすい金属パーツへ注油をしておきましょう。ドライブチェーンや各レバーの可動部のほか、フロントフォークのインナーチューブなどに防錆効果のある潤滑剤を薄く塗布しておくとサビ予防に効果的ですよ。

バイク保管を見直して、愛車のコンディションを長く保とう!

バイクカバーはただ被せれば良いというものではなく、かけるタイミングやサイズ、駐車環境に気を配る必要があります。

できればバイクの保管は屋内が好ましいですが、自宅の駐車スペースや予算などの問題で難しい方もいるでしょう。

普段のバイク保管方法を見直し、適切な対策を講じることで、愛車のコンディションを長く良好に保つことができます。

筆者プロフィール

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