私が初めて公道でバイクを運転したのは去年の12月でした。免許を取得したのはその年の2月、つまり約1年ぶりにバイクを運転したのでした。納車自体は5月に終わっていたのですが、不動車だった為、もともと所有していた方がバイクの調子を見て、大丈夫なら渡すということでした。しかし乗れば乗るほど直さなければならない部分が次々と出てしまい、結果12月に手元に来ることになったのです。

初めてのバイクはドキドキの連続でした。今までで一番大きな買い物をして、ずっと憧れを抱いていたバイクが目の前にあるのが嬉しくてたまりませんでした。届いた当日は予定がある為乗れなかったので、初めて自分のバイクに跨ったのは次の日バイトに行く前でした。エンジンがかかった音を聞いたとき遂に乗れるんだ!このバイクでどこまででも行けるんだ!!と期待が膨らむ一方でした。

それに反し、運転はまっっったくうまくいきませんでした。まず、クラッチを握って1速にギアを入れ、スロットルを回してクラッチを離して発進するという手順が一般的ですが、エンストが怖くてエンジンを回しすぎる、クラッチをパッと離すのでもうバイクは暴れ馬状態でした(バイクはスロットルを回さなくてもすごーくゆっくりクラッチを離せばミッションとつながってくれるのです!)。
そして何より公道が恐ろしくて仕方ない。バイクの操作で手いっぱいで周りの交通状況や標識を見る余裕なんてありませんでした。しばらくはウインカーを出すタイミングや、ギアを落とすタイミング、ブレーキをかけるタイミング、何もかもわかりませんでした。標識を見落として進入禁止の道に迷い込んでしまったこともありました…!

いつしかバイクに乗ること自体が怖くなっていました。交通量が少なければ大丈夫なのですが、多いとどうしても緊張してしまい、体に力が入ってしまう状況に…。そんなある日、バイトに向かう途中で、一時停止をして右折をする際にバイクを転がしてしまいました…!しかも踏切の手前で(T字路になっており、右側にすぐ踏切があったのです)。もうものすごく焦りました。焦りすぎてバイクが起こせず、後続の方がバイクを起こすのを手伝ってくれました。バイクを起こしてハンドルをもらった瞬間、さらに左に倒してしまうというポンコツをかましました。一体何回バイクを転がすつもりなんでしょう…!また起こすのを手伝ってもらい、とりあえずバイクを端に寄せました。起こすのを手伝ってくれた方にお礼を告げると、アルミの塊をくれました。ブレーキレバーです。右に倒した際に折れていたのです。そして手伝ってくれたお兄さんはバイクの様子も見てくれたのですがなんとエンジンがかからない、しかもギアも入らない…!いったいどうなってしまうんだ…!

次回はこの時対処したこと、そして整備士を目指すきっかけについてもう少し詳しく書いていきます!

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