バイクのリスクヘッジマニュアル〜装備編〜
公開日:2025.05.21 / 最終更新日:2025.07.02

バイクは、風を切って走る爽快感や自由な旅を楽しめる、最高の相棒だ。
だがその一方で、二輪ならではの不安定さは常に転倒のリスクと背中合わせ。
そしてもし転倒すれば、むき出しの体で路面に投げ出されることになる。
そう、バイクに乗るということは『危険』とともに生きるということなのだ。
だからこそ、ライダーには『守る術』が必要だ。
そこで安全にバイクライフを楽しむための心得と、万が一のときにダメージを最小限に抑えるギア選びのポイントを伝授。
危険を察知するセンサー感度を磨き、愛車とともに、いつまでも走り続けるために。
この記事が、あなたの『生涯ライダー宣言』の第一歩になることを願っている!

フルフェイスヘルメットのススメ
バイクに乗るときに、法律で着用が義務づけられてるのが『ヘルメット』。
今はいろんなタイプのヘルメットが売られいるが、安全を一番に考えるなら『フルフェイスタイプ』を選ぶのがオススメ。
その理由について説明していくぞ。

安全を考えるならフルフェイスを選ぼう
バイクに乗るとき『これだけは絶対必要!』って聞かれて、真っ先に『ヘルメット!』って答えるライダーは多いはず。
それもそのはず。ヘルメットは公道を走るときはもちろん、サーキットやオフロードコースみたいなクローズドな場所でも着用が義務づけられてる。
昔は、排気量の小さい原付(50㏄以下)ならノーヘルでもOKだった時代があったけど、今はもう全車種で義務化されてる。
その理由はシンプル。バイクで転倒したときに頭を打って命を落とすケースが多いから。
だからこそ、ヘルメットは命を守るために絶対必要なギアなわけだ。
ヘルメットにもいろんな種類があるけど、バイク用のものは法律で決まった安全基準をクリアしてることが大前提(細かい話はここでは省略)。
見た目はカッコいいけど基準を満たしてない『装飾用ヘルメット』も売られてるから、そこはくれぐれも気をつけよう!
バイク用ヘルメットには、フルフェイス・ジェットタイプなどいくつか種類がある。
どれを選んでもバイクには乗れるけど、今回はあえてフルフェイスをオススメしたい。
その理由はひとつ。防御力が一番高いからだ。
もちろん、他のタイプより重かったり、着脱しにくかったり、ちょっと高価だったりする。
でもね、もしもの転倒や、走行中に飛んできた小石なんかを考えると、安心感はダントツでフルフェイス。
『万が一』に備えるなら、多少の手間やコストは全然アリ。命には代えられないから。

ジャストサイズを選ぶ=安全に結びつく
ヘルメットを選ぶときに『服がLサイズだから、ヘルメットもLでいいでしょ』とか『小さいより大きいほうが問題なさそう』なんて適当に選ぶのはNG!
そもそもサイズが小さすぎて入らない場合は、かぶれないからすぐにわかる。
問題なのは、大きすぎるヘルメットを選んじゃうことなんだ。
ブカブカだと走行中や、いざというときの転倒時にズレたり脱げたりして、かえって危険。
だから、頭にしっかりフィットするサイズを選ぶことが大事。
とはいえ、一部がキツすぎると、時間がたつにつれて頭が痛くなってくることもあるよね。
そんなときは、内装(インナー)を交換してフィット感を調整できるメーカーのヘルメットを選ぶのがオススメ。
頭の形やサイズは人それぞれ違うから、自分に合ったインナーに変えられるタイプを選ぶのも重要なポイント。
だからこそ、インターネットでなんとなくサイズを決めて買うんじゃなくて、実店舗でちゃんと試着するのがベスト。
場合によってはインナーを交換して『これだ!』って思えるジャストフィットなヘルメットを選んでほしい。


サイズがあっていても…
安全性を重視してフルフェイスを選んで、さらにインナーを交換して自分仕様に仕上げた。
ここまでくればバッチリ! …と油断しがちだけど、最後に『アゴひもをしっかり締める』のを忘れないで! アゴひもをしていない状態で転倒すると、何かの拍子にヘルメットが脱げてしまうこともあるんだ。
それじゃせっかくのヘルメットも意味がないよね。
これはフルフェイスに限らず、どんなタイプのヘルメットでも共通の大前提。
ヘルメットをかぶったら、アゴひもは絶対に締めること。それが、自分の命を守る基本中の基本だ!

プロテクター+ライディングギアの重要性
バイクに乗るときは、安全のためにもプロテクターが入った専用のライディングギアを着るのがオススメ。
でも『普通の服と何が違うの?』って思う人もいるだろう。そこでライディングウエアの特徴を解説していく。
一般アパレルとバイク専用品の違い
『バイクに乗るなら、バイク用のウェアを着たほうがいいよ』
そんなふうに聞いたことがある人も多いと思う。
でも『普段の服じゃダメなの?』ってう思い人もいるだろう。
確かに一般アパレルブランドの服で乗ることはできる。
ただ、安全性や快適さを考えると、バイク専用のウエアを選ぶのがオススメ!
その理由は、いくつかある。
まず、バイク用ウエアは乗車姿勢に合わせた作りになっているので、走っているときに『裾がめくれる』『服が風でバタバタする』といったストレスが少ない。
さらに、防風性や通気性、撥水性といった機能面も充実していて、季節や天候に合わせた選び方もできる。
そして何より大きな違いは、プロテクターが入っていること。
ライディングウエアのジャケットには肩・ヒジ・背中、パンツにはヒザにプロテクターが最初から付いているのが一般的。
もし転倒してしまったときでも、衝撃やすり傷から体を守ってくれる。
中には転倒して路面を滑ったとき、肌が出ないように素材や縫い方にもこだわっているメーカーもあったりする。
加えてプロテクターは衝撃だけでなく、摩擦に強い素材を選んでいることも。
つまり、バイク用ウエアは万一の転倒の際にケガのリスクを減らすために、しっかりと考えられて作られているんだ。
しかも、動きやすくて快適だから、運転にも集中しやすくなる。
だからこそ、バイクに乗る人には、自分の身を守るためにも、バイク専用のウエアを選ぶことをオススメするんだ!


ライディングウェアの特徴
ライディングウエアは、最初から今のようにたくさんのアイテムがあったわけじゃない。
ユーザーの声に耳を傾けながら、体にフィットさせたり、透湿や防水、摩擦に強い素材や技術などを取り入れ少しずつ改良を重ねて今に至るわけ。
その流れの中で、プロテクターを各部に配置。
ジャケットであれば『肩・肘・脊椎・胸』に組み込まれ、パンツには『膝・腰まわり』に入れられるケースが多い。
ただ、胸に関してはオプション扱いになるメーカーが多い。
ちなみに、ライディングジャケットだけでもかなり豊富なバリエーションがそろっている。
デザインの好みはもちろんだけど、動きやすさや着心地にも違いがあるので、そのあたりもぜひチェックしてみよう。
見た目も大事、着心地も大事。どちらも納得できる『理想の一着』を、ぜひ見つけてほしいですね。


プロテクター
ライディングウエアにはプロテクターを装備することで、万が一のときのダメージを少しでも軽くする工夫がされている。
プロテクターは、転倒したときに体を打ちつけたときの『衝撃』と、路面を滑ったときに生じる『摩擦』の両方を考えて設計されている。
そのためダメージを受けやすい場所や、ケガが重くなりやすい部位(たとえば肩やヒザ、背中など)に配置されているケースが多い。
ちなみにプロテクターって、見た目はどれも黒くて似たように見えるが、素材によって衝撃の吸収力や摩擦への強さが違う。
さらに、重さや動きやすさにも影響するので、メーカーごとに適したものを使い分けている。
あとで自分でプロテクターを交換したり追加したりする場合は、そういった性能の違いにも注目して選ぶのがポイント!
また一般アパレルブランドのウエアを着用したいという人には『身につけるタイプ』のプロテクターを着用することをオススメしたい。
さまざまなタイプがリリースされているので、どの部分を守りたいのかを含めて、選んでほしい。




グローブ
グローブって、ヘルメットみたいに法律で着用が義務づけられてるわけじゃない。
でも、バイクに乗るときは必ず着けてほしいアイテムのひとつ。
というのも、転倒したときはもちろん、走ってる最中に小石が飛んできたり、虫が手にぶつかったりすることもある。
素手だと、そういうちょっとしたアクシデントでも思った以上に痛いし危険。
市販のグローブには防寒目的のものも多いけど、バイク用として売られているグローブは、転倒時のケガを軽くするために作られてる。
手のひらや関節部分にプロテクターや補強素材が入っていたりして、しっかりガードしてくれるんだ。
だからこそ、バイクに乗るならグローブは必須。
それと見た目だけじゃなくて『守れるかどうか』で選ぶのがポイントだ!

シューズ
バイクに乗る際、サンダルやハイヒールなんてのは論外だけど、ローカットのスニーカーみたいに、くるぶしが出てしまうタイプの靴も避けたほうがいい。
というのも、くるぶしまでしっかり覆われていないと、転倒したときに骨が皮膚を突き破って出てしまう『開放骨折』みたいな大ケガにつながる危険性があるから。
だからこそ、くるぶしまでしっかり守ってくれる『ハイカットタイプのシューズ』を選んでほしい!

プラスαのアイテムで危険を減らすバイク構築術
バイクにはメーカー純正のオプションパーツや、アフターパーツメーカーが出しているカスタムパーツがたくさんある。
その中には、転倒時に車体へのダメージを軽減したりするリスク管理に役立つアイテムもあるのだ。
こういったパーツをうまく取り入れることで、バイクライフがより安全で快適になることも! 安全もカスタムも、どっちも楽しんでいこう!!
レバー

転倒したときに、意外とダメージを受けやすいのがレバー。
状況にもよるが、レバーが少し上に曲がったり、先っぽが欠けたくらいならなんとかそのまま走ることもできる。
だが、もしレバーが根元から折れて握れなくなってしまったらアウト。走行を続けるのはかなり厳しくなってしまう。
そんなときに備えて、予備のレバーを持っておくとか、アルミパテで応急処置する、プライヤーで形を整えるなんて対策もあるが、そもそも『転倒しても折れにくい社外レバー』に交換しておくのも、ひとつの手だ。

ウインカー
最近は衝撃を逃がしやすいウインカーステーも増えてきていて、以前みたいにポキッと折れちゃうことは少なくなっている。
でも、レンズが割れちゃう可能性はまだまだ高い。
もしレンズが割れて電球むき出しの状態で走っちゃうと、対向車をまぶしくさせてしまってかなり迷惑。
しかも、整備不良で違反を取られる可能性もあるので要注意。
割れたレンズを拾ってテープで応急補修するって手もあるけど、そういうときは手信号で対応するっていう方法も。
ちなみにクリックンライドっていうメーカーからは、車体から簡単に着け外しできる『クイックリリース式LEDウインカー』もある。
これなら予備を持っておけば、工具なしでサクッと交換できるので便利だ!

エンジン
エンジンガードやスライダーを付けておけば、転倒したときにエンジンカバーが割れるリスクはだいぶ減らせる。
でも、さらに安心したいなら、社外製のエンジンカバーを組み合わせておくのがオススメ。
すべての車種に対応しているわけじゃないけど、中にはカイダックという素材を使って、自作している人もいたりする。
もしエンジンカバーが割れちゃうと、エンジンオイルが漏れて、最悪その場で走れなくなることも。
だからこそ、転ばぬ先の備えって大事なんだ。


ステップまわり
純正ステップの多くは、可倒式のステップバーが使われている。
転倒するとこのバーが上に跳ね上がって、シフトやブレーキレバーのアームが曲がったり、先端が取れてしまうこともあったりする。
状況によっては、シフトチェンジやリアブレーキが使えなくなる可能性もあるので注意が必要。
オンロード走行がメインなら、社外品の固定式ステップに交換するのもアリ。
レバーが曲がりにくくなるぶん、トラブルを減らせる可能性があるぞ。

フロントフォーク
フロントフォークって、簡単に言うとアウターチューブとインナーチューブの二つで構成されている。
で、気をつけたいのがインナーチューブのほう。
走ってるときに飛び石なんかが当たってキズが入ると、それが原因で中のオイルが漏れてくることがあるからだ。
すぐに走れなくなるわけじゃないけど、分解しないとオイル漏れは止められないので、けっこう手間と費用がかかってしまう。
だからこそ、インナーチューブをガードしておくと、そういったトラブルのリスクを減らすことができるんだ。

冷却システム
前を走る車が石を後方に飛ばしたり、自分のバイクのフロントタイヤが巻き上げることもある。
その石がラジエーターやオイルクーラーに当たることも。
もし当たった場所が冷却水やオイルが通ってる部分だったら、そこから漏れが起きる可能性もあるし、冷却用のフィンが変形すれば、冷却効率も落ちてしまう。
石が当たる確率は高くはないけど、ゼロってわけじゃないので、あらかじめラジエーターやオイルクーラーにガードパーツを付けておけば、かなり安心感が高まるぞ。

ローダウン
立ちゴケって、バイクに乗ってるとわりとよくある転倒のひとつ。
走行中の転倒に比べればダメージは少なめだけど、バイクにキズがつくのは避けられない。
この立ちゴケのリスクを減らすには、シートやサスペンションに手を加えるのが一般的な対策方法。
純正シートのウレタンを加工して足つきをよくしたり、サスペンションに手を加えたり。
ただし、どちらの方法も快適性が下がったりするデメリットがあるので、そのあたりも考えながら、ローダウンさせるかどうかを決めよう。

ミラー
後ろをすばやく確認できることって、安全運転に直結する大事なポイント。
とくにスピードが出る高速道路では、目視で後方確認するのが難しい場面もあります。
もちろんミラーは最初からバイクに付いてるものですが、すべてのライダーの体格にピッタリ合うとは限らない。
『ちょっと見えづらいな』と感じたら、社外品のミラーに交換するだけで、グッと後方確認がしやすくなる可能性が高まるぞ。

サイドリフレクター
最近ではグローバルモデルに採用されるケースが増えてきたこともあって、国内メーカーのバイクでも見かけるようになってきたのが『サイドリフレクター』。
海外メーカーのモデルには標準装備されていることが多いアイテムだが、これってバイクの被視認性(見られやすさ)を高めるためのパーツ。
つまり、他の車からの視認性が上がって、追突されるリスクを減らせるってわけ。
ちなみに最近、アクティブから汎用タイプのサイドリフレクターが発売されたので『自分のバイクにも付けたいな』って思ってた人は、この機会に取り入れてみるのもアリだ!

グリップヒーター
冬にバイクで走るのって、とにかく寒さとの戦い。
でも、ライディングウエアを工夫すれば、ある程度は寒さを和らげることはできる。
とはいえ、車体側にグリップヒーターが付いていれば、もっと快適になる!
冬用グローブは確かに暖かいけど、厚手だからどうしても操作しづらくなってしまう。
その点、グリップヒーターがあればスリーシーズン用グローブでも十分耐えられるので、操作性をキープしたまま、手もしっかり暖かい。
寒さに気を取られずに、走りに集中できるようになるぞ!

ドライブレコーダー導入のポイント
最近はクルマだけじゃなく、バイクにもドライブレコーダーを付ける人が増えている。
しかも、最新モデルはただの『もしものときの証拠用』ってだけじゃなくて、ツーリングの楽しい思い出をしっかり動画で残せる『アクションカメラ的な役割』も強化されてるのだ! 導入を検討する価値が十分あるアイテムである。


動かぬ証拠を録画し万一の事態に活躍する
2017年に起きた死亡事故をともなうあおり運転の事件は、多くの人の注目を集めた。
これをきっかけに、2020年には『妨害運転(いわゆるあおり運転)』に対する新たな罰則が法改正で制定。
それ以来、もしもの事態に備えて映像を証拠として残せる『ドライブレコーダー』が四輪車で一気に普及した。
でも、これはライダーにとっても他人事じゃない。
車体がコンパクトなバイクは、幅寄せや妨害運転に遭いやすいうえに、事故になると大きなケガにつながるリスクも高い。
たとえ意識があっても、転倒直後は動揺して状況をはっきり覚えていないこともある。
そんなとき、こちらに非がなくても、相手の言い分しだいで過失割合が増えてしまうことだってありえるのだ。
そこで頼りになるのが、やっぱりドライブレコーダー。
バイクにカメラを取り付けておけば、走行中の映像を常時記録してくれるし、GPS付きモデルならスピードや場所といった走行データまで残せるので、もしものときのしっかりした証拠になる。
しかも、バイク用のドライブレコーダーって趣味性の高い乗り物向けなだけに、フルHDで録画できるモデルが多い。
撮った動画をそのままスマホに取り込んで、SNSにアップするなんてことも可能。
GPSのおかげで、ツーリングのルート記録としても活用できるのもポイントだ。
いざというときの備えとしても、思い出を残すツールとしても、ドライブレコーダーはかなり心強い存在。
まだ付けてないなら、この機会に導入を検討してほしい!


ドライブレコーダーの選び方
バイクに取り付けるなら、やっぱり気になるのは本体のサイズ感。
できるだけコンパクトなほうが目立たないし、ぶつける心配も少ないから安心だ。それから『前後をしっかり映したいのか?』『横方向まで広くカバーしたいのか?』によっても、選ぶべきモデルが変わってきます。
ドライブレコーダーの画角の広さは機種ごとに違うので、自分の用途に合ったものを選ぼう。

もしものときの証拠として使うだけなら、映像がちゃんと残っていればそれでOK。
でも、ツーリングの記録としても楽しみたいなら、フルHD(1080P)対応モデルがオススメだ。
それと、チェックしておきたいのが、LED信号がちゃんと映るかどうか。機種によっては信号がチカチカしたり、うまく映らないこともあるからだ。
さらに、夜間の映り方も重要なポイント。
暗い道や街灯の少ない場所でも、しっかり記録できるかどうかは事前に確認しておこう。

専用のアプリやPC用ソフトを公式サイトで公開しているドライブレコーダーはけっこう多い。
まずは、そのアプリをダウンロードしてみるのがオススメ。
そうすると『どんなことができるのか』や『SNSに投稿しやすいかどうか』などの使い勝手がイメージしやすくなるぞ!

メーカーによってけっこう違いが出るのが、ドライブレコーダー本体の大きさ。
だからまずは、自分のバイクのシート下のスペースに合うサイズのモデルを選ぶのがポイントになる。
それと、小排気量のバイクに乗ってる場合は、消費電力もチェックしておきたいところ。
電力の余裕が少ない車種だと、バッテリーに負担がかかる可能性もあるので注意が必要だ。

まとめ
バイクは楽しむための乗り物だが、転倒やメカニカルトラブルが発生する可能性はゼロではない。
万が一そういった事態に陥ることを見越して対策を講じておくことも、バイクライフを送るうえで重要なポイントだ。
まずは、安全を意識したライディングギアを選ぶこと。
加えて、転倒時にバイクへのダメージを軽減するスライダーやエンジンガードといった保護パーツの装着、さらには万が一の事故に備えてドライブレコーダーを導入することも有効だ。
もちろんそれなりの出費はともなうが、安全のための備えは、結局のところ『楽しく乗り続けるための保険』なのだ。







