どんな理由があろうとも、交通違反を犯してしまうようなライディングは絶対NG! 場合によっては大きな事故につながってしまう可能性もあるので、何よりも安全第一がバイクの基本です。とは言うものの、ついつい急いでスピードを出し過ぎてしまったり、ちょっとお店に立ち寄るために路上にバイクを停めてしまったりして、うっかり交通違反をしてしまったというライダーもいるでしょう。そこで今回、ライダーを対象に、ヒヤリハット体験やこれまでにやってしまった交通違反についてのアンケートを実施。その結果とともに、謎多きカード「SDカード」についてご紹介します。

皆さんが体験したヒヤリハットなエピソード

今回、ライダーの方を対象に以下のアンケートを実施しました。

Q.バイクで走行していて一歩間違えれば事故になっていた、巻き込まれていたかも……というエピソードを、そのときの状況も含めて詳しく教えてください。

回答の中には、天国への扉をノックしかけた、ゾッとするエピソードも。皆さんのヒヤリハット体験を紹介しますので、ぜひともこのエピソードを「反面教師」にして、安全運転を心がけてください。

●雪解け時期にバイクで走行。夕方になって急激に冷え込んできて路面がシャーベット状になっていたのですが、それに気づかずそのまま走り、バランスを崩して転倒。すると、すぐ後ろにはトラックが! トラックの急ブレーキが間に合ったからよかったものの、一歩間違えたら大事故になっていただろうな……という経験をしたことがあります。(北海道・42歳・男性)
●雨の日にマンホールの上を通過して滑った時は、何も抵抗することができず、ただ身を任せて転倒するのみの状態でした。大げさかもしれませんが、人生終わったと思いました。(埼玉県・42歳・男性)
●平日の午後に住宅街を走っていたら、道に面している公園からボールが転がってきて、それを追いかけて子どもが飛び出してくるという体験をしました。急ブレーキをかけたので事故にはなりませんでしたが、思い出すと今でも冷や汗が出てきます。(千葉県・30歳・男性)

皆さんの回答の中でも特に多かったのが、悪天候時のヒヤリハット体験。冬の運転は、たとえ雪が降っていなくても十分に気をつけなければいけません。そして、季節にかかわらず気をつけなければならないのが、雨。たとえ小雨でも、濡れたマンホールや横断歩道はとにかく滑る! スリップして転倒してしまうことも珍しくありません。

そのほかにも、「前を走るトラックの荷台から荷物が落ちてきてぶつかりそうになった」「車がウインカーなしで左折してきたため、巻き込み寸前だった」といったかなり危険な体験や、これからの季節によくありそうな「ヘルメットの中に虫が入ってきてパニックになった」「カナブンがバイザーに直撃してグシャッと破裂。一気に視界がゼロになった」といったものなど、皆さんがさまざまなヒヤリハットを体験していることがわかりました。

それではいよいよ、ライダーの皆さんがこれまで犯してしまった交通違反をランキング形式でご紹介します。

やってしまった! ライダーの皆さんの交通違反ランキング

ライダーの皆さんが犯してしまった交通違反を調査するべく、以下のようなアンケートを実施しました。

Q.過去に起こした交通違反について、具体的なエピソードとともに教えてください。

皆さんがこれまでにやってしまった交通違反は以下のような結果に! 最も多い違反は「スピード違反」、次に僅差で「一時停止違反」となりました。

「寝坊して遅刻してしまう!」「会議に間に合わない!」「早く帰らないとドラマを見逃してしまう」など、急ぎたい事情はさまざまあれど、どんな理由でもスピード違反は絶対に許されません! また少数ですが「ヘルメット装着義務違反」なんてライダー失格。違反の程度や種類にかかわらず、交通違反は絶対にNG。安全に乗るからこそ、バイクライフは楽しいものになるのです。

無事故・無違反の証、「SDカード」をご存じですか?


皆さんは「SDカード」をご存じでしょうか。いいえ、あのメモリーカードのSDカードではありません。ここでご紹介するのは「SD(Safe Driver)カード」です。このカードは、無事故・無違反を継続している安全運転者であることを証明するもので、安全運転研修などを実施している「自動車安全運転センター」が発行しています。実はこのSDカード、安全運転者であることを証明してくれるだけでなく、ガソリン代や食事代、宿泊代などの割引が受けられるお得なカードでもあるのです。その存在を知らない方も多いと思いますので、今回SDカードについて以下のようなアンケートを実施してみました。

Q1:SDカードを知っていますか?

Q2:SDカードで一部の飲食店や宿泊施設などで各種優遇が受けられることを知っていましたか?

Q3:SDカードの各種優遇を受けたことがありますか?

Q1のSDカードの知名度に関しては、約半数の方が「知っている」と回答。知名度が高いのか低いのかは微妙なところですが、Q2の「飲食店や宿泊施設での優待制度」については、知っている方が37%にとどまる結果に。さらに、Q3の優待制度を利用したことがある方はたったの7%。ほとんどの方がお得な特典を知らないということが判明しました。SDカードは、無事故・無違反を心がけるきっかけになりますし、さまざまな優待が受けられるのも魅力。ただし、SDカードは「無事故・無違反証明書、または運転記録証明書を申し込んだ際、証明日以前に1年以上事故・違反等の記録がない場合に、証明書に添えて発行される」ものです。SDカード自体は無料ですが、証明書の発行が有料になるため、SDカードを手に入れるには実質費用がかかることになります。また、SDカードを手に入れたのはいいものの、優待を受けられる店舗が近隣になかったという人も……。そんなことにならないように、まずは「自動車安全運転センター SDカード」で検索して、詳細を確認しましょう!

まとめ

ヒヤリハット体験や交通違反に関するアンケート結果から、ライダーの実体験に基づくさまざまな教訓が得られたのではないでしょうか。さらに、SDカードを知らなかった方にとっては、この優待制度はちょっぴり意外な情報だったことでしょう。楽しいバイクライフを過ごすために、これからも安全運転を心がけましょう!

マメ知識コーナー

今回ご紹介したSDカードは、無事故・無違反証明書または運転記録証明書を申し込んだ際に、証明日以前の無事故・無違反の期間に応じて「グリーン → ブロンズ → シルバー → ゴールド」とカードのカラーが変わってきます。もしも無事故・無違反の継続年数が20年以上であれば、「SDスーパーゴールドカード」という、見た目も神々しいカードになるのです。


【アンケート概要】
調査対象:現在バイクを所有している方、または過去にバイクを所有していた方
調査主体:CROCO株式会社
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年4月2日~4月6日

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■筆者プロフィール

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