冬の朝の通勤。

徒歩と公共交通機関を使った道のりでも寒さを感じますが、ことバイクで通勤している人にとっては耐え難い寒さになりますよね。

そこで今回は、職業柄バイクで通勤している人の多いモーターマガジン社オートバイ編集部フロアの社員に突撃!

編集部員の“リアルな冬装備”を紹介します!

基本に忠実なレイヤー構造!寒がり編集部員の冬装備

まずはオートバイ編集部の中でweb担当スタッフの私、石神の装備。

上半身は防寒インナー、シャツ、セーター、バイク用ダウンにアウタージャケット5層重ね。下半身も防寒インナー、ジーンズにオーバーパンツという装備。首元もネックウォーマーで冷たい冷気の侵入を抑えています。

今まで、着ぶくれするオーバーパンツはカッコ悪いので履きたくない、なんて思っていたのですが、一度この恩恵を受けてしまうともう履かずに冬は走れませんね(汗)

自宅からの距離は約13km程度で、時間にして30~40分といったところ。ちょっと過剰なくらいの装備ですが、かなり寒がりなので、寒いよりはちょっと暑いくらいのほうがマシ!

ちなみに、ジャケットの裾は長さが変えられるようになっているので、あまり寒くない季節は取りはずしてショート丈にしています。

通勤車両はホンダ「CRF250M」で、リアには大きなキャリアボックスを装備。出勤時の暖かい時間はダウンなどの嵩張るレイヤーをしまっておけるのでとっても便利です。

意外にナックルガードも冷たい風から手を守ってくれる頼もしい装備だったりしますよ!

なるべく下にレイヤーは作らない!会社での快適性重視の冬装備

オートバイ編集部員八橋さん、通称「ハッシー」の冬装備はかなりシンプル。

会社到着後すぐに快適な服装になれるよう、暖房の効いた室内で暑くなるインナー類は着こまず、下半身はジーンズ一枚、上はシャツ、トレーナー、ダウン、ジャケットという構成。

ジーンズは防風性能の高いゴアテックス素材を採用しているものを愛用していて、冬は冷たい風を遮ってくれて効果抜群だそう。

これならダウン、ジャケットをパージすれば、すぐに快適な仕事着に早変わりです。

自宅から会社までの距離が約8km程度、時間は約15~20分程度。この距離ならこの装備で十分だそうです。

そんなハッシーの通勤マシンはBMW「G310」。

リアキャリアにはアドベンチャーバイクらしくアルミボックスを装備。私と同じく、ここに念のための雨具や冬装備を入れておいて、いざというときに使えるようにしているようですよ。

“近さ”が一番の寒さ対策? 原付二種スクーターの通勤最適解!

編集部web担当スタッフ、岩瀬さんの冬装備はさらにシンプル!

ジャケットにダウンを着ていることとマフラー以外はいたって“普通”の冬装備。防寒インナーもあまり好まないので着ていないそう。

岩瀬さんも電車で帰る日などを考慮して、脱いだらすぐに“バイクに乗らない人”になれるようにしているとのこと。着脱が面倒なネックウォーマーでなく、マフラーを愛用しているのもそのためだそうです。

そのスタイルを実現するのが、通勤の相棒「ディオ110」。

原付二種の通勤快適スクーターは、足元を冷たい風から守ってくれます。

シート下の収納スペースも緊急時の防寒アイテムを収納するのにピッタリです。

また、ディオのミラー取り付け部分には、ウインドシールドを付けるためのステーがつけっぱなしにされていて、本当に寒い時期は即座にウインドシールドを取り付けられるようにしています。

たしかに、このサイズのウインドシールドがあれば多少薄手でもなんとかなりそう!!

実際には、岩瀬さんの通勤距離は約10km程度、時間にしても20分強程度なので、ウインドシールドがなくてもなんとかなるのだとか。

しかし本人曰く、いくら着込んでも時間の経過で寒くなるのがバイクなので、電熱装備を使わないのであれば、“近くに住むこと”が一番の寒さ対策だそうです。

通勤片道約60km⁉ 徹底防寒の雪だるま武装!

最後は若手の女性編集部員、大富さん。

彼女の通勤距離はなんと片道約60km!
走行時間はちょっと考えたくないですが、約2時間といったところ。

愛車はホンダ「CB400SF」で、長距離の通勤はこのバイクに助けられている部分も大きいそう。さすがに走行距離が一気に伸びてしまうため、そろそろ通勤用のバイクが欲しいそうですが(汗)

そんな大富さん、電熱装備を持っていないため、装備はもちろんガッチガチの重ね着武装!
防寒インナー、トレーナー、パーカーの上に、ジャケット2枚を重ね着!

対して下半身は、防寒インナーにジーンズとオーバーパンツの使用はありませんが、マックスフリッツの冬用バイクジーンズが非常に優秀で、長めのブーツで足首からの冷気を遮断すれば十分耐えられるとのこと。

グローブも2枚重ねで、首元もしっかりネックウォーマーでガード。毎日フル武装で冬の通勤を乗り越えています。

本人は、本当は電熱装備が欲しいとのことですけどね(笑)。

それぞれの「寒さ対策」で冬を乗り切れ!

一口に「冬のバイク通勤」と言っても、その正解は人それぞれ。

今回紹介したように、走行距離・乗車時間・そして「会社に着いてからどう過ごしたいか」というライフスタイルによって、ベストなレイヤー構造やアイテム選びは大きく変わってきます。

しかし、共通して言えるのは、首・手首・足首といった「首」と名の付く場所をしっかりガードすること。そして、リアボックスやシート下収納などの「積載スペース」を上手く使い、気温の変化に柔軟に対応することの重要性です。

暦の上ではまだまだ寒い日が続きます。あなたにとっての「通勤最適解」を見つけて、この冬を暖かく、安全に走り抜けましょう!

筆者プロフィール

webオートバイ×BikeLifeLab

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