スズキのハイエンドスポーツモデルが名前に冠する「GSX-R」。2025年、「GSX-R」シリーズは、その伝説の幕開けとなった1985年の初代「GSX-R750」の発売から、40周年を迎えました。

今回は、長きにわたり数多くのライダーを魅了し続けてきた「GSX-R」シリーズの中から、今「バイク王」で手に入りやすい歴代モデルをピックアップして紹介します。

「GSX-R」シリーズとは?

GSX-R750(1985年モデル)

「GSX-R」シリーズの40年の歴史は、1985年に登場した初代「GSX-R750」によって世界的なものとなりました。

その前年となる1984年には、シリーズの先駆けとして400ccの「GSX-R(GK71B)」が登場。「RG250Γ」譲りのアルミ角パイプフレームを採用し、車名の初出となりましたが、現在の「GSX-R」ブランドを決定づけたのは、やはり翌年の「750」の衝撃でした。

GSX-R(1984年モデル)

当時の大型クラスの常識を覆す軽量化を達成するため、航空機技術を応用したスズキ独自の「油冷エンジン(SACS)」を搭載。乾燥重量179kgという驚異的なスペックで世界のレースシーンを席巻します。

1990年代に入ると、レースの高速化に伴い冷却方式を「水冷」へと転換。1996年の「GSX-R750(T)」ではGPマシンの車体構成を取り入れ、現代のスーパースポーツの基礎を築きました。

GSX-R1000(2001年モデル)

そして2001年、主戦場の変化に合わせて「GSX-R1000」が誕生。「Own The Racetrack(サーキットを支配する)」をスローガンに、圧倒的なパワーウェイトレシオで絶対王者の地位を確立しました。

その後も、MotoGPからの技術フィードバックや電子制御の進化を続け、一度は生産終了となった「GSX-R1000R」が2026年に復活することが発表されました。

40年経った今もなお、スズキのスポーツマインドの象徴として君臨し続けています。

今バイク王で手に入るねらい目の「GSX-R」シリーズはどれ?

長い歴史を持つGSX-Rシリーズですが、中古車市場での流通量や維持のしやすさを考慮すると、2000年代以降のモデルが現実的な選択肢となります。

ここではバイク王の在庫の中から現在入手可能な主要モデルを紹介します。

GSX-R1000(K5 / K6:2005-2006年)

GSX-R1000(2005年モデル)

歴代シリーズの中でも、その完成度の高さから「名車」として名高いモデルです。排気量を998.6ccへ拡大し、チタンバルブを採用。当時のクラス最強レベルである最高出力178馬力(輸出仕様)を達成しました。

また、徹底的な軽量化により乾燥重量166kgを実現し、強烈なパワーと軽量な車体が生み出すパワーウェイトレシオ、そして空力特性を突き詰めたカウル形状は、現代の視点で見ても色褪せない輝きを放っています。アナログとデジタルの狭間にある、ダイレクトな操作感を求めるライダーに最適な一台でしょう。

▶▶▶スズキ「GSX-R1000」の2005~2006のバイク王中古車在庫情報はこちら!

GSX-R1000(L2〜L6:2012-2016年)

GSX-R1000(2012年モデル)

比較的高年式で在庫数も安定しており、価格と性能のバランスが良い年式のモデルです。外観上の大きな特徴は、マスの集中化と軽量化のため、マフラーが右側1本出しに変更された点です。

エンジンは圧縮比を12.9:1へ高め、ピストン重量を削減することでスロットルレスポンスを向上。カムプロフィールの変更で中低速トルクも強化されました。

足回りにはブレンボ製モノブロックキャリパーを標準装備し、サスペンション設定も最適化。機械的な素性の良さを熟成させた「操る楽しさ」が詰まったモデルです。

▶▶▶スズキ「GSX-R1000」の2012~2016のバイク王中古車在庫情報はこちら!

GSX-R600 / GSX-R750(L1:2011年〜)

GSX-R750(2011年モデル)

国内正規販売こそありませんでしたが、逆輸入車として少なくない在庫が存在する「ちょうどいい」スーパースポーツ、2011年型GSX-R750です。

1985年から続く伝統を受け継ぐ750シリーズは、弟分であるGSX-R600と車体の基本設計を共通化しています。2011年モデルはフレームとスイングアームの完全新設計によりホイールベースを15mm短縮し、コンパクトな車体サイズと装備重量190kgという、先代比で約8kgもの軽量化を実現しました。

フロントにはショーワ製「BPF(ビッグ・ピストン・フロントフォーク)」を装備し、ブレーキにはブレンボ製モノブロックキャリパーを採用。600譲りの軽快な旋回性と、750ccエンジンの実用的なトルク・パワーが融合した、リッタークラスにはない扱いやすさを備えたモデルです。

▶▶▶スズキ「GSX-R750(2011~)」のバイク王中古車在庫情報はこちら!

GSX-R1000R(L7以降:2017年〜)

GSX-R1000R(2017年モデル)

2017年にフルモデルチェンジを果たした「GSX-R1000R」は、MotoGPマシン「GSX-RR」の技術がダイレクトに投入されていました。

エンジンにはスズキ独自の機械式可変バルブタイミング機構「SR-VVT」が採用されており、これにより低中速トルクを犠牲にせず、高回転域で爆発的なパワー(国内仕様197馬力)を発揮します。

なお、日本国内ではスタンダードグレードは導入されず、これら豪華装備を搭載した上位グレード「GSX-R1000R」のみが正規販売されました。そのため、6軸IMU(慣性計測装置)によるトラクションコントロールや、「R」専用装備であるショーワ製BFF(バランスフリーフロントフォーク)などが標準で与えられ、最新鋭のテクノロジーで武装しています。

一度は生産終了したものの、2026年頃の復活が期待されている「GSX-R1000R」ですが、年式が新しいだけに程度のいい中古車も多く残っています。

▶▶▶スズキ「GSX-R1000R(2017~)」のバイク王中古車在庫情報はこちら!

GSX-R125(2018年〜)

GSX-R125(2018年モデル)

シリーズの末弟として、最も手軽に「GSX-R」の魂に触れられるモデルです。

専用設計の水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンは、ボア・ストローク62.0×41.2mmのショートストローク設定で、高回転までスムーズに吹け上がります。 車体には前後17インチの大径ホイールを採用し、フロントにはペタルディスクブレーキを装備。

ABSも標準搭載されており、フルサイズならではの安定感と本格的なスポーツ性能を原付二種クラスに凝縮しています。セカンドバイクとしても、最初の一台としてもおすすめできるモデルです。

▶▶▶スズキ「GSX-R125(2018~)」のバイク王中古車在庫情報はこちら!

絶版モデルでもバイク王なら安心!

「GSX-R」のようなスーパースポーツモデルは、過去のオーナーによってサーキット走行などで酷使されている個体も少なくありません。
特に年式が経過した絶版モデルを購入する場合、車両の状態は見極めが難しいものです。

その点、バイク王では年間取扱台数約10万台の中から程度の良い車両を厳選し店頭に並べ、納車整備時には厳格な整備基準を元に整備士がバイク全体の点検・整備はもちろん、整備後の公道での試乗チェックも行います。
また、保証サービスも最長7年と充実しており、万が一のトラブルの際も安心感があります。

40年の歴史を持つ「GSX-R」シリーズ。あなたにぴったりの一台を、ぜひバイク王の豊富な在庫から探してみてくださいね。

筆者プロフィール

webオートバイ×BikeLifeLab

webオートバイは現存する日本の二輪雑誌の中で最も古い歴史を持つ月刊「オートバイ」の公式ウェブサイトとして、2010年よりバイクに関する幅広い最新情報を日々更新しています。
新型モデルの速報はもちろん、用品、パーツ、ツーリング、カスタム、レースなどバラエティ豊かなコンテンツを多数用意。
また、SNSやYouTubeチャンネルでのライブ配信企画や試乗動画配信など、ウェブならではのオリジナルコンテンツも展開しています。