登場したてホヤホヤのロケットカウルが特徴的なホーク11。
前回はスタイリングを紹介しましたが、今回は実際に乗ってみたインプレ編!「凄いバイク」ではなく「乗って楽しいバイク」を作ろう、という開発コンセプトが乗ってみるとよく伝わってくるバイクでした!

以外にもフレンドリーなポジションと性格


身長165cmのライダーがホーク11に跨るとこんな感じ。
本格的なセパレートハンドルのバイクなので、前傾ポジションがキツイかなと思いきや、想像していたよりもずっと緩やかでこれなら長時間乗っても全然大丈夫という印象でした。

もちろんネイキッドやアメリカンなどのゆったり感とは違いますが、本気のスポーツバイクって前傾過ぎて腰がキツかったり、ツーリングでは腕が疲れたりと走りに振っているため一般的な使い方をすると多少キツかったりします。
ホークはそういう雰囲気に見せながらも実は優しいというギャップがありました。


街を走ってみると他の車と一緒のペースで制限速度以下で走っていても全然苦じゃありません
景色を楽しむ余裕まであります。

エンジンは2気筒1100ですがそんなにビュンビュン回るエンジンじゃないのでバイクに急かされたり、乗ってて前に車がいてももっと飛ばしたい!!とは不思議と感じさせません。
この時点ではライディングモードはスタンダード

開発の方からは長距離ツーリングマシンというよりは、2,3時間できた空き時間に気軽に走りに行って楽しめるバイク、とのことでしたが、個人的にはこれなら使い方限定せず結構何でもできるんじゃないかと思いました。

ハンドルフル切りでも操作できる


カウル付きでセパハンのバイクって大体はスポーツバイクですが、ハンドルのキレ角が普通よりも少なかったり、フルで切ると以上に操作しにくかったりします。

ホークもカウル付きセパハンですが、ハンドルをフルに切っても結構余裕で操作できます。
キレ角も一般的なキレ角とあまり変わらない印象


おまけにミラーもハンドル下あたりのポジションなので切ったら何かしら当たりそうですが、一切問題なし!
カウルにもミラーにも当たらない絶妙なクリアランスと各パーツの配置が凄い!

しっかり考え抜かれたカウルの形、ハンドルの高さ、ミラーの位置です。

スポーツというよりファンライド


街を走ったところで楽しみにしていたワインディングに突入。
ワインディングが楽しみやすいマシン、と聞いていたので逆に街は期待していなかったのですが、想像以上に良かったので主役の峠はどうなんだろう?と気になってました。

ライディングモードをスポーツに変えて何コーナーか抜けてみると、言っていたことがわかってきました。


このバイク、確かに本気のスポーツマシンとは全然違います
本気のスポーツマシンならもっとブレーキを遅らせてバイクを寝かせてもっと早く開ける、などができるんですが、ホークはそういう走り方をしても無理してる感が出てきました(対応はしてくれますが)。

ですが代わりにバイクを左右に振り回しながら乗るような純粋なワインディングの楽しみをより深く感じさせてくれます!
速いバイクに乗せられてる、というより速いバイクと一緒に自分も走っているような一体感がありました。


普通ならテンポよく走るのにちょっと気が引けたり、途中で疲れたりとするバイクもあるんですが、ホークは普通に流してるくらいのテンションで乗っても、普通のバイクが頑張ってやっと到達するラインまで簡単に行くことができました

何なら一発目からそのレベルで走れるのでワインディングが簡単に感じて走るのが楽しくてたまらない!


あくまで本気のスポーツマシンではありません。
本気のスポーツマシンなら極論ですがもっと高いレベルで走れます。

ですがホークはその一歩手前までは簡単に味わえてしまうため、バイクの運転がいきなり上手くなったのかと錯覚します…!
そんな状態でも前に車がいて同じスピードで走っているときは街で感じたような余裕を感じさせる走りに戻ります。
なんか気の合う友達みたいな感じで付き合えるバイクです!

カウルの防風効果もしっかり!


ホークのコックピットはこんな感じの風景。
カウル付きですがスクリーンの位置が低いので前の景色にはほとんど影響してきません

ですが前から来る風はしっかり後ろに逃してくれます


一番いいのはこれくらい伏せるとほとんど風を感じることなく走れます。
体が起きた状態ではヘルメットに当たってくる風を感じますが、上半身にはほとんど当たらないのでカウル無しよりも全然疲れにくいと思います。

まとめ

ホークが発表された当初、かっこいいけどおじさん向けなんだろうなぁ…と思っていたらまさにバイクの楽しみ方をわかっている大人向け、とのことだったのでちょっとガックシ来てましたが、いざ乗ってみるとこれが大人限定のバイクだとは思いませんでした。

初心者が乗り始めても乗れるバイクだとは思いますが、強いて言うなら峠で感じたあの感覚は中級者以上じゃないと行けないと思います。
バイクをこう操作したらこう動く、という基礎知識があってこそ、100%魅力を引き出して乗れるバイクなのでそういう意味では初心者向けではありませんが、個人的には別にホークから乗り始めてバイクの楽しさを学んでいく、というのもそれはそれでアリなんじゃないかと思いました。

発売は2022年9月29日発売予定、価格は1,397,000円(税込み)なので気になった方は是非実車を見たり試乗してみてください!

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筆者プロフィール

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