前回記事

バイクの顔でもあるヘッドライト。
前回はヘッドライトカスタムについて解説しましたが、今回はヘッドライトの種類について。

バルブにも色々種類があるんです!

王道:ハロゲン


これまで発売されてきたバイクの純正ヘッドライトは大半がこのハロゲンバルブ。
バイク屋さん、用品店ではもちろん、車種によってはホームセンターでも購入することのできるバルブです。

色は基本白熱色。


他にも白く光るハロゲンバルブや黄色く光るバルブなどもあります。

交換する場合単純にバルブを交換するだけなので簡単。
値段も安価です。


画像出典:STANLEY 12V35/35W amazon

変わり種:HID


車のヘッドライトに使われることが多いHID。
実はバイクでも使えるよう様々な用商品が出ています。

光り方が独特で点灯直後は青紫、2~3秒かけて透き通った白色に変わっていきます。


この変わり方が好きでHIDにするライダーも多いとか。

しかしこのHID、交換する場合バルブを変えるだけではなく「バラスト」と呼ばれる電流を変換して安定させる装置が必要となります。

バイクの場合このバラスト設置位置がちょっと難しいポイント。


ビックスクーターやフルカウルのバイクだったら設置場所にそこまで困りませんが、ネイキッドなどの余分なスペースが少ないバイクでは中々設置場所が見つからず苦労するケースもあります。

しかしHIDの高級感ある光り方はHIDにしか出せない物。
他車より一歩差をつけたい方におすすめです!

画像出典:LEFH-E

最新鋭:LED


最近のバイクでは多数のモデルで純正装備されているLEDヘッドライト。
消費電力が少なく白色に光るのでコストさえ気にしなければハロゲンより優れるとされています。

これから先出てくるバイクにもLEDが多く採用されるでしょう。


純正ではハロゲンのバイクをLEDに変えることも可能。
HIDと違って制御装置はバルブと一体となっている事が多いため、ハロゲンと同じく付け替えるだけで交換可能。

しかし、ハロゲンバルブより長さがあるためバイクによってはヘッドライトケース内に収まらず取り付けられない、なんてこともあるそうです。


光り方は日常的に見るようなLEDの光と全く一緒。
スマホのライトがめちゃくちゃ明るくなったのと一緒です。

LEDバルブは安いものから高いものまで幅広く選ぶことができます。
ただし、LEDは放熱が重要なのであまりに安い物を選ぶと熱で故障するケースもあるとか。

取り付けるバイクに長いバルブをつけるスペースがあるかどうかと、しっかり放熱できる製品なのか見極めて選んでください!

画像出典:LEFH-E

車検があるバイクは注意が必要


どの種類のバルブもバイクに取り付けることができる製品がありますが、車検があるバイクは純正から変えてしまうとライトの検査で引っかかることがあります。

安い物の場合光量が足りなかったり、光量はあっても光軸が出なかったり。
特に純正ハロゲンのバイクをLEDに変えた場合によく聞きます。

どうせ変えるのであれば車検にも対応したしっかりとしたバルブをおすすめします。

まとめ

ヘッドライトの基本的な種類は今回の3種類でした。
それぞれ光り方が違うため、バイクの雰囲気もガッツリ変わります。

最近照らしていても暗く感じたり、白色に変えたいという方にはおすすめ。
ヘッドライト丸ごと変えなくてもバルブだけで改善できる点も多いので、気になっている方は是非試してみてください!

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