バイクに乗る時ライダーが常に座っているシート。

バイクによって形が違ったり、硬さや高さも違ったりしますが、カスタムの一種としてシートを自分好みにカスタムしていくことがあります。

今回はそんなバイクのシートの中身を解説していきます。

シートの中身はスポンジ

バイクに付いた状態のシートは完成体ですが、外側に見えているのがシート表皮、その中にはスポンジがあります。

スポンジがシートの形になっていて、その上に表皮を被せているのがシートです。
バイクのシートだけではなく自転車のサドルや椅子なども大体が同じ方法です。

なのでシートの表皮を剥がして外観を変えることもできますし、スポンジを加工してシート全体の形を変えることもできます。

一般的にはプロのシート屋さんに依頼して表皮張替え、シートスポンジ加工をやってもらうので、中々中身だけを単体で見る機会はありませんが、今回は仮に自分の手でシートを加工する場合の流れも合わせてご紹介します。

純正スポンジを加工


こちらがホンダ XE50のシートスポンジ。
中古で購入したため確かではありませんが、おそらく純正のスポンジで見ての通りボロボロになっています。

純正の状態ではスポンジが分厚く、今回ビンテージモトクロッサーにカスタムしていくため、純正シートをベースにスポンジ加工、表皮張り替えをすることに。

シート屋さんなどのプロはもっと高度な技術を使って加工しますが、素人が手持ちの工具でできるのは余分なスポンジをカッターで切り取り、ヤスリで形を合わしていく作業。

ここで削りすぎてしまったり、切りすぎてしまっても多少の修正はできますが、それはまた別の補修キットが必要になるのでできるだけ慎重に、やりすぎないように削っていきます。
ちなみにアンコ抜きも同じようにこのスポンジを加工していくものです。

厚みを削って薄くし、左右をシェイプしたら次は長さを合わせるため新しいスポンジを入れ込んで接着剤で固定。

プロが加工するのとは違いますが、理想の形に仕上げることができました。

張替えはプロに依頼

スポンジが仕上がったら表皮を張り替えて完成ですが、表皮の張替えはかなり難しく、素人がやってもシワができてしまうためプロに依頼しました。

表皮の形もスポンジに合っていないと、球体に平面のステッカーを貼るのと同じようにきれいに貼ることができません。

3D形状になっている表皮が売っている場合もあるので、その場合はスポンジを合わせてシートの裏側にタッカーで固定していくのが一般的なやり方です。

まとめ

いつも何気なく座っているシートですが、中身はこんなスポンジでした。
シート加工はシートが分厚くないとできませんが、厚さを薄くして足つき改善できたり、場合によっては特殊な素材のスポンジが売っていて、長時間座っていても疲れにくいなんてものも。

加工はかなり難しい作業なので、できるだけプロに依頼することをおすすめしますが、シートの形を変えるだけでもっと自分好みのスタイルに、もっと乗りやすい形に変えることができるかもしれません。

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