『シン・仮面ライダー』サイクロン号（変形後）ベース車両のホンダ CB650Rってどんなバイク？

多くのライダーのバイクに乗るきっかけにもなっている「仮面ライダー」シリーズ。
「仮面ライダー」といえば、キャラクター毎にデザイン・性能が異なるバイクがあるのが印象的です。
そんな仮面ライダーを『シン・ゴジラ』の脚本・総監督を務めるなど、数々の大ヒット作手掛けた庵野秀明監督の最新作『シン・仮面ライダー』が2023年3月に公開されます。

今回はそんな『シン・仮面ライダー』に登場するサイクロン号の変形後のバイクとそのベース車両となっているCB650Rについて解説していきます！

『シン・仮面ライダー』サイクロン号（変形前）ベース車両のホンダ CB250Rってどんなバイク？

原点をリスペクトした現代版サイクロン号

シン・仮面ライダーサイクロン号変形後
※本写真は特別な許可を得て線路内で撮影されております。

こちらが『シン・仮面ライダー』に登場するサイクロン号の変形後状態のバイク。
1971年に放送していた「仮面ライダー」に登場するサイクロン号をリスペクトし、現代のバイクらしく進化したフォルムのカウリングです。

公開されたプロモーション映像には走行している姿も見ることができます。

懐かしさも新しいかっこよさのどちらも感じることのできるサイクロン号ですが、1971年放送「仮面ライダー」のサイクロン号をリスペクトにしながらも、マシンとして圧巻の仕上がりに！

『シン・仮面ライダー』のサイクロン号のスペックは公開されていませんが、非常に高いスペックが期待できそうな仕上がりじゃないでしょうか。
作中のマシンはホンダの協力によってカスタムされたものでベースとなっているのは現代の最新モデルです。

ベース車は650ccクラスのネイキッドバイク　HONDA CB650R

ベースとなっているのは650ccのネイキッドバイクであるCB650R。
水冷4気筒エンジンを搭載したミドルクラスのロードスポーツモデルです。

CB650R　2023年モデルスペック
全長	2120mm
全幅	780mm
全高	1075mm
シート高	810mm
車両重量	203kg
エンジン	水冷並列4気筒DOHC4バルブ
最高出力	70kW
最高出力	95PS
最高出力回転数	12,000rpm
最大トルク	63N・m
最大トルク	6.4kgf･m
最大トルク回転数	9,500rpm
燃料タンク容量	15L

サイクロン号のカウルの雰囲気からフルカウルのCBR650を思い浮かべましたが、CBRではなくCBがベースとなっていました。

変形前のサイクロン号のベースとなっているCB250Rと同様に、作中に登場するマシンはホイールがブロンズになっていたりを考えるとベースカラーとなっているのはホイール、エンジンカバーなどがブロンズになっているマットジーンズブルーメタリックが近いと思います。

2023年モデルではカラーバリエーションや細かい仕様が変更され、オールブラックアウトされたマットバリスティックブラックメタリックも登場しました。

本格的なスポーツマシンはレースなどで活躍する1000ccや600ccのスーパースポーツマシンですが、CB650Rや兄弟車のCBR650Rなどはそれとはまた違ったミドルクラスの大型バイクです。
スーパースポーツは徹底的な速さを追求したモデルであり、本領発揮ができるのはサーキットがメインですが、CB650Rなどのミドルクラスは公道で本来の性能を発揮できるバイクに仕上がっています。