バイクに興味はあるけれど、こわくてちょっと勇気がでない…。そんな迷える未来のライダーたちに向けたお楽しみコンテンツ、【BLL(バイクライフラボ)研究員、二輪免許を取る!】シリーズ第8弾の更新です♪

Vol.1 【女子だけど、バイクに乗りたい!】はコチラ
Vol.2 【さっそく補習!?不安だらけの初教習】はコチラ
Vol.3 【七転び八起き!めげずに補習編】はコチラ
Vol.4 【メリハリのある走行-速度に合ったギア選び- 】はコチラ
Vol.5 【またまた補習!!-スラローム、一本橋へ向けて- 】はコチラ
Vol.6 【挑め!一本橋とスラローム】はコチラ
Vol.7 【S字・クランクを攻略せよ】はコチラ

さて。本日はわたくし…

スーフォアに乗りません!!!(バーン)

へっぽこライディングでお馴染みのえぬこが
えっちらおっちらとスーフォアに乗る様を楽しみに待っている読者のみなさまには大変申し訳ないですが

本日の課題は【シミュレーター】と【AT体験】になります!

今回は一回もスーフォアちゃんは出てきませんが、代わりにニューフェイスのスカイウェイブ(スズキ)が登場しますよヾ(⌒(ノ’ω’)ノ

シミュレーターって?


これがシミュレ-ター(こういうのゲームセンターにあったよね)

シミュレーター教習では、実際に公道に出たときにどういった危険が待ち構えているかを、バイクを模した乗り物を使って体験します。

実車ではないので緊張感が半減です…が。
まじめえぬこはしっかりと教習を受けていきますよ!

今日の教習は若い男の子2人と一緒に行います。
教習がはじまる前に「どんなバイク乗りたいかー」なんて雑談していたのですが、

男の子A「にんじゃ(カワサキ Ninja250)」
男の子B「まだ決まってないけどスポーツタイプがいいです」
えぬこ「あ、あーるにーごー…(ヤマハ YZF-R25)」

と、まさかの全員スポーツタイプのバイク希望で驚きました(◎ω◎ )!!
う、うんめい…。

気分はゲームセンター?

さて、本題。
教習生がかわりばんこでシミュレーター体験していき、わたしの番に。


絶対にコケることのないバイク…。い、違和感…。

さっそくいってみましょう。
モニターに映し出される、公道の疑似空間を走っていきます。なんかこわい。

えーと、なんだろう。ぜんぜんうまく操縦できません…。
やはり実車とは違うので、思うように体重移動やハンドル操作ができず…。
(おまえ実車も大してうまくないだろとかそういうツッコミはいらないですよ!)

おぼつかないまま疑似公道を走っていくと、次々にいろんなシチュエーションが登場します。

雨の日にマンホールに乗り上げるとどうなるか・・・。
タンデムで(後ろに人を乗せて)走る際、後ろの人がカーブで進行方向の反対側にのけぞった場合どうなるか・・・。
高速でトンネルを抜けた際、横からの強風が吹いていた場合どうなるか・・・。

おおっ。

ことばではなかなか表現しづらいですが、バイクを倒しこんでもなかなか思うように曲がれなかったり、カーブ中に突然車体が内側に切れ込むような挙動になったりと、それぞれのシチュエーションに合わせてバイクと映像が連動していきます。

謎の感動。

実車&実公道であまり体験したくないようなアレコレを、事前にシミュレーターで味わえるのはいいことですね。「あーこういうとき気をつけなきゃ」と構えることができますもん。大事です。

ある程度走ったら、実車と同様の手順でブレーキをかけて停止。
ふぅ、なんとか人並みに走れて一安心。

反射神経はイカホド?

最後に、急制動のシミュレーション。
視界の悪い草木が茂った道をひたすら走っていくと、横から突然トラックが!

実車の急制動と同様に、タイヤがロックしないようにじんわりとフロントブレーキとリアブレーキを効かせ、無事トラックとの衝突を免れることに成功。

反応してからブレーキに手をかけるまで平均1秒かかるところを、0.6秒で反応することができました!(そんなところまで測定してくれるんですね)

ゲームで培った反射神経が役に立ちました・・・。てへ・・・。

あれやこれやと、気づけば本日のシミュレーター教習はおしまい。
なんだかあっけない。

ううっ、やっぱり実車に乗りたいよぉヾ(。>﹏<。)ノ

らくちん? オートマチックバイク

次の時間はAT教習です。
えぬこ、ATバイクと初対面( ^ω^)


スカイウェイブ(スズキ)withえぬこ

いやぁ、AT=らくちんみたいに言われがちですけど、ふつうにこわいよ・・・巨体だし、180kgもるし・・・。
なによりMT車と異なりニーグリップができない(;_;)

えぬこ「えーと… これどうやって踏ん張るんですかね」
インストラクターさん「背中ですね」
えぬこ「えっ」
インストラクターさん「背中」
えぬこ「えっ、あっ、はい」

・・・。

・・・。

背中で踏ん張りましょう。

要は背筋と腹筋を使って踏ん張るってことなんですが、運動なんて何年もやっておらず、衰えに衰えたこの背筋でなにを踏ん張ろうというのでしょうか(つらい)

よいしょっと。
ひとまず跨ります。

でかいな。スーフォアとはぜんぜん乗った感覚が違うのでへんなかんじ。

ブレーキは右と左両方使う…と…。

…。

えぬこ「えーと… クリープ現象とかあるんですかね」
インストラクターさん「ないですね^^」
えぬこ「ですよね」

いつにも増してドのつく阿呆です。

不安しかないですが、さっそく外周コースを走ってみましょう。

ぶろろろスイーーーーン

ぶろろろろスイーーーーーーーン

ぶろろろろろスイーーーーーーーーーーーーーーーーン

めっちゃ楽。

意外とかっこいい? 白バイ隊員みたい///

ギア操作もクラッチ操作もいらないって

こんなに楽でしたっけ…!(ペーパードライバー)

そのままスラロームやらクランクやら課題コースへいってみましょう。

スイーーーン

スイー・・・・

ブッブブブオンブブブオンブオンブオーン(荒ぶるスカイウェイブwithえぬこ)

ンンン!?

あれ、めっちゃ むずかしい・・・(・ω・;)
あっあっ、スラロームも一本橋もうまくいかないぞ(へたくそ)

外周をぐるぐると回るだけであれば、ギア操作もクラッチ操作もいらないのでMT車よりも楽かもしれませんが、タイヤが小さかったりホイールベースが長かったりと、なかなか繊細な操作がしづらいのです・・・。クラッチ操作がない分速度の微妙な加減も難易度高めです。
唯一、急制動だけはMT車よりもやりやすかったかな?という印象でした。
ATなのでエンストとは無縁ですしね。

終始メリハリのないぐだぐだな走りっぷりでしたが、なんとか無事帰還いたしました。
(割ともう乗りたくない ^ p ^ )

教習中にAT車に乗る機会は少ないので、
「いまはMTコースだけど将来はAT乗りたい」なんて方は、気合い入れて乗ったほうがいいですね(`・ω・´)

―――――――――――――――――――――
AT体験を終え、本日の教習は終了となります。

うーん、やっぱりわたしが乗りたいのはMTバイクだなぁ。
シミュレーターとATバイク体験を終え、最初はあんなにこわかったスーフォアが恋しくなるえぬこでした。

さてさて、なんだかんだで一段階も終わりが近いです。
うれしいようなさみしいような…。

次回の教習項目は坂道発進となります。そしてついにみきわめコースも登場します!
おたのしみにーーーーノシ

次のレポートVol.9【坂道発進】を読む
前のレポートVol.7【S字・クランクを攻略せよ】を読む

Vol.1【女子だけど、バイクに乗りたい!】を読む
Vol.2【さっそく補習!?不安だらけの初教習】を読む
Vol.3【七転び八起き!めげずに補習編】を読む
Vol.4【メリハリのある走行-速度に合ったギア選び- 】を読む
Vol.5【またまた補習!! -スラローム、一本橋へ向けて-】を読む
Vol.6 【挑め!一本橋とスラローム】はコチラ

———————————————————————————————–

■Bike Life Lab(バイクライフラボ)研究員とは?

研究員の主な任務は、現役ライダーや未来のライダーたちにバイクライフの楽しさを提案すること。
現役ライダーの研究員たちが、バイクにまつわるお楽しみコンテンツを発信していきます!

筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王

~バイクがあれば もっと楽しい~
すべてのライダーに贈るバイクコンテンツサイト「Bike Life Lab」では、お役立ちコラムからおすすめバイクロード、Bike Life Lab研究員によるお楽しみコンテンツまで幅広く掲載中。