【BLL研究員、二輪免許を取る!vol.1】女子だけど、バイクに乗りたい!
公開日:2017.04.27 / 最終更新日:2023.06.22
バイクに興味はあるけれど、バイクに対して「こわい」「わたし(ぼく)に乗れるのだろうか」と不安を抱いている方も多いのではないでしょうか? 特に女性のみなさんは、体格的、身体能力的に「バイクなんて絶対無理・・・」と諦めている方もたくさんいるかと思います。
そんなみなさんの背中を押すべく、新米バイクライフラボ(BLL)研究員のえぬこが、体を張って二輪免許の取得に挑んでまいりました!
このコーナーでは、わたしの二輪免許取得までの長き道のりを、教習科目のコツなどを交えながらブログ形式でお伝えしていきます。ご笑覧あれ( ‘ω’ )ノシ
バイクに乗りたい!
きっかけは、初めてバイクにタンデム(二人乗り)したとき。もともとバイクに対して「危ない」「こわい」といったイメージを持っていたわたしですが、バイクの後ろに乗り町中を駆け抜けたとき、そんなマイナスイメージは一瞬で吹き飛び、手のひらを返したように”バイク好き”になってしまったのです。生身で風を切る感覚はもちろん、エンジンから伝わる心地よい鼓動感やカーブを曲がるときのマシンとの一体感――。自分で運転できたら、もっともっと楽しいんだろうなぁと考えるようになり、二輪免許を取ろうと思い立ちました。
しかーし。一抹の不安はもちろんありました。「わたし、運動神経悪いしなぁ・・・」「バイクは好きだけど、実際自分で走るとなるとやっぱりこわそう・・・」。
そんな不安をかかえながら、ひとり悶々と悩み続けていたのです。
しかし、何事もやってみないとわからない!
そう自分自身を奮い立たせ、思い切って教習所生活をスタートさせたのです。
はじめての”スーフォア(CB400SF)”
さて、このたびお世話になるのはファインモータースクール上尾校。普通自動車の免許を取得する際にもここに通っていたので、「またお世話になりまーす」と受付へ。
説明を受けながらあれやこれやと無事入校完了…。
かと思いきや。
女性の教習生には、入校前に実際にバイクに触っていただくそうです。
えーーー心の準備がまだなんですけどーーー(ノω・ヽ)
受付のお姉さんに外のバイク置き場へと案内されます。そこにはインストラクターさんが。
手前の赤いバイクが大型自動二輪のCB750。奥の青いバイクが普通自動二輪のCB400SF。
まずは教習車である、ホンダ CB400SF(通称:スーフォア)にまたがらせてもらい、足付きを見てもらいます。
「ふおお、これがバイク・・・これがうわさの”スーフォア”・・・!」
初めてまたがる教習車に大興奮です。これからこの子に乗って教習するんだ~と、楽しみな気持ちを抑えられません!
肝心の足付きはそこそこで、地面にべったりとはつかないものの、足裏3分の1くらいはついているかな?という感触でした。(身長157cmありますが、足はご覧の通り短いです泣)
「バイクはまたがって片足がつけばいいから、両足がべったりとつかなくても大丈夫なんだよー」と、インストラクターさん。ふむふむそうなのか~と、しっかりと説明を聞きます。
そんな和やかな時が流れる中、突如インストラクターさんがバイクを寝かせます。
「それではさっそく、バイクを起こしてもらいましょうか」
挑め!200キロの鉄の塊
そう、ライダーたるもの、倒れたバイクは自力で起こさなければなりません。通称「引き起こし」とは、教習所最初の関門とされている最重要ミッションで、特に非力な女性にはなかなか厳しい課題のひとつなのです! わたしは事前にこの「引き起こし」について調べていたので、「ついにきたか・・・」と決戦に臨むような面持ちで寝かされたバイクに歩み寄ります・・・。
きっと大丈夫だ、あれだけ引き起こしについて予習してきたんだから・・・。
おそるおそるタンクとシートの下あたりに手をおき、足腰に力をいれ・・・。
一気に踏み込む!!!!
「ふんぬううううううううううううううう!!!」
・・・
・・・
ん・・・??
・・・
・・・
「う、うおおおおおおおお!!!!」
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
起きあがらねぇ(^ω^ )…。
200キロの鉄塊を起こすのは、軟弱者のわたしには少々難しかったようです・・・。
さんざん教科書や動画を見て予習したのになぁとかなりショックでしたが、インストラクターさんの「最初はできなくても、教習中にみんなできるようになっていくから大丈夫だよ」という言葉に励まされました・・・。
引き起こしはうまくいかなかったものの、バイクを押して歩く「取り回し」や「センタースタンド立て」は、へとへとになりながらもなんとかクリアすることができました。気温はそんなに高くないはずなのに、汗だくです(笑)
お、重い…!たどたどしくバイクを押したり引いたり…。
赤い丸で囲った場所がセンタースタンド!
へとへとになりながらも受付へと戻り、もろもろの書類を記入し提出。これで無事入校手続き完了です!
こうして、わたしの二輪教習ライフの幕は切って落とされました。
次回からはさっそく技能教習のはじまりです!お楽しみに!