バイクの中で一番簡単に免許が取れて、一番排気量の小さい原付一種クラス。

最近は一つ上のクラスの125ccが人気ですが、今から乗れて面白いちょっと昔の原付きもおすすめです。

今回はそんな面白い原付きの中の1台、ホンダのエイプ50を紹介します!

単気筒エンジンのミッション原付

エイプ50は空冷単気筒エンジンを搭載した50ccバイク。
普通の原付きはスロットル操作だけのATが多いですが、エイプは原付なのにクラッチ、ミッション操作が楽しめるバイクなんです。

5速ミッションを搭載しており、粘り強いトルクのエンジンを存分に使って走ることができます。
とは言え50ccなので速いバイクではありませんが、今までMT操作は125や250以上じゃないとMTのバイクが少なかったため、4ストでMTのエイプは人気となりました。

2001年に登場し、その後エイプ100が登場するなど進化を続けます。
2007年にキャブレター式からFIにモデルチェンジされ、2008年には前後ディスクブレーキを装備したタイプDが登場しました。

なのでエイプにはキャブ、インジェクション、足回りが違うなどいくつか種類があります。

原付きらしくない本格的なネイキッドスタイリングも人気の理由の一つ

これまでフルカウルの原付はあっても、エイプのように400ネイキッドのサイズをそのまま小さくしたようなバイクは少なかったため、このスタイリングに惚れるライダーや、カスタムで名車のミニバージョンを作ったりと幅広い人に人気となりました。

縦型エンジンはカスタムパーツが多い

エイプが人気になった理由はもう一つ、エンジンにあります。
エイプに搭載されている空冷単気筒エンジンは通称「縦型」と呼ばれるエンジンで、エイプ以外にもXRなどのオフロード、モタードバイクに搭載されているロングセラーエンジンです。

4ストミニバイクの通称、4ミニの世界では定番の縦型エンジン。
50ccエンジンを88ccにするキットや、それ以上にできるキットがあったり、縦型エンジン自体が様々なバイクに搭載されているため、その分幅広い方向へのチューニングパーツが豊富です。

空冷単気筒ということもあってイジりやすく、大きなバイクを弄るよりも安価に楽しめる、と言われていますが、実際本格的にイジり始めると大型をイジるのとあまり変わらなくなってくる場合も…。

ちなみにカブなどに搭載されているエンジンは「横型」と呼ばれ、こちらも縦型に匹敵する、もしくはそれ以上のカスタムパーツの多さです。

ミニバイクの魅力が詰まっている

エイプのサイズ感は大人が乗るとこのくらいの小ささ。
大きいほうがかっこいい!と思われがちですが、このミニサイズクラスは大きなバイクにはない良さがあります。

小さな車体を振り回して乗ったり、カスタムして小さなエンジンが生み出す強烈なパワーを楽しんだり、非力だからこそ絞り出すパワーが大きなバイク以上に実感できるんです。
エイプはそのまま乗ってもかっこいいし、イジってもカスタム感が際立ってかっこいいなど、乗り手それぞれで様々なかっこよさを追求できるのでちょうどいい立ち位置なのかもしれません。

既に生産終了してしまっているエイプですが、人気なだけあって新車が売れたので中古市場の価格もまだまだ手が出せる範囲です。

カスタムパーツはまだまだ売られているので、これから乗り始めてカスタムしていくのも現実的。
MTで遊べる原付きが欲しい方は是非チェックしてみてください!

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