コスパ最強クラス?150ccバイクのおすすめ車種を紹介!
公開日:2022.06.23 / 最終更新日:2023.02.17
中でも最近人気なのが維持費が安く、高速に乗れないけど制限速度は車と同じで車体価格も安い125ccクラス。
ですが実は125ccの足りていない部分を完全解決してくれる150ccクラスというのも徐々に日本で浸透してきました。
今回はそんな注目の150ccクラスのおすすめ車種をご紹介します!
キャラ様々な150フルカウルスポーツ
HONDA CBR150R ABS
ホンダのCBRシリーズは日本でも様々な排気量があり人気のバイクですが、インドネシアホンダの150ccのCBRもあります。
CBR150Rはスポーティーな見た目通り、中身も本格的なスポーツライディングが楽しめるバイクです。
前後17インチタイヤに150という排気量に合わせて軽量スリムになった車体は小排気量ならではの切れ味のあるハンドリングを実現。水冷単気筒4バルブエンジンが合わされば250にも匹敵するスポーツを楽しめるマシンとなっています。
灯火類にはLEDを採用しており、本格的なカウリングなので150ではかなり質感の高い仕上がりです。
高速走行も可能で100km/h巡航もできるので移動の足としても使えて、バイクに乗る楽しみも感じられるバイクです。
CBR150R
全長 | 1,983mm |
全幅 | 694mm |
全高 | 1,077mm |
シート高 | 787mm |
車両重量 | 135kg |
燃料タンク容量 | 12L |
エンジン | 水冷単気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 149cc |
タイヤ | [前] 100/80-17 [後]130/70-17 |
SUZUKI GIXXER150SF
スズキからもフルカウルスポーツ、ジクサーの150バージョンがラインナップ。
見た目は250と同じくフルサイズの大きさとなっており、カウリングもエッジの効いた本格フォルムです。
エンジンは空冷単気筒エンジンを搭載しており、水冷では出せない低速からの幅広いトルクや粘り強い特性で街乗りからツーリングまで幅広く対応しています。
LEDヘッドライトやフルデジタルメーターなど機能面でも抜かりのないクオリティなので、250には手が届かないけどそれとほぼ同等の装備がほしいという方にもおすすめ。
150でも侮れない、様々な楽しみ方ができるバイクです。
GIXXER150SF
全長 | 2,005mm |
全幅 | 785mm |
全高 | 1,085mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 140kg |
燃料タンク容量 | 12L |
エンジン | 空冷単気筒SOHC2バルブ |
排気量 | 149cc |
最大出力 | 14.8PS / 8000rpm |
タイヤ | [前]100/80-17 [後]140/60R17 |
GPX デーモン150GR
タイの振興バイクメーカーGPXからはフルサイズよりも少しサイズが小さいクラスのフルカウルスポーツをラインナップしています。
日本の80年代バイク黄金期の人気に匹敵すると言われているタイ本国では近代的な装備を纏ったデーモンは人気の高いバイク。
外車メーカーのような流線型のカウリングやランプ類を搭載し、フロントフォークは倒立タイプを採用。
グロムやKLX110などの12インチ系よりも少し大きい14インチホイールを採用したサイズ感で、ミニバイクと呼ぶほど小さくはなく、フルサイズよりも少しだけ小さい絶妙なサイズ感となっています。
空冷単気筒エンジンは高回転までキレイに回り、フルサイズでは少しためらってしまうような豪快なライディングも楽しみやすいバイクです。
全長 | 1,835mm |
全幅 | 770mm |
全高 | 1,060mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 133kg |
燃料タンク容量 | 9L |
エンジン | 空冷単気筒SOHC2バルブ |
排気量 | 745cc |
最大出力 | 10.2kW / 8000rpm |
タイヤ | [前] 120/70-14 [後]140/70-14 |
カジュアルな150クラシックネイキッド
YAMAHA XSR155
ネオクラシックブームの火付け役となったXSRシリーズも150クラスがあります。
XSR155は水冷単気筒エンジンを搭載したネイキッドマシンで、VVA可変バルブが採用されており、回転数に合わせてエンジンの一番美味しいところを引き出してくれるため、150クラスとは思えないほど高回転が伸びるエンジンです。
剛性の高いデルタボックスフレームにフロントは倒立フォークを採用、前後17インチのフルサイズタイプのため250や400と一緒に走っても見劣りしません。
150クラスって安くてちゃっちいクラスでしょ?と思っている方が乗ったら一発でイメージがガラッと変わってしまうような高機能モデルです。
XSR155
全長 | 2,000mm |
全幅 | 805mm |
全高 | 1,080mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 134kg |
燃料タンク容量 | 10L |
エンジン | 水冷単気筒SOHC4バルブ |
排気量 | 155cc |
最大出力 | 14.4kW [19.6PS] / 10,000rpm |
タイヤ | [前]110/70-17 [後]140/70-17 |
KAWASAKI W175(TR/SE/CAFE)
カワサキからはエストレヤ、250TRに続くネオクラシックモデルとしてW175がデビュー。
SEがスタンダード、CAFEはカフェレーサーTRはトレール、とスタイルが様々で値段も安価ということもあり、現地での人気はもちろん、海外ではカスタムも盛り上がりを見せているバイクです。
前後17インチとフルサイズクラスですが、車重は126kgとかなりの軽量モデル。
エンジンは空冷単気筒なので、スポーツモデルのような過激さや伸びは少ないですが、小排気量とは思えない安定感のあるフィーリングです。
大きなバイクに乗りたいけどまずは入門編から探している方や、大きなバイクに乗り飽きてもっと手軽に楽しみたいベテランライダーにもおすすめできるバイクです。
W175 SE
W175 CAFE
W175 TR
全長 | SE:1,930mm CAFE:1,940mm TR:1,950mm |
全幅 | SE:765mm CAFE:765mm TR:805mm |
全高 | SE:1,030mm CAFE:1,045mm TR:1085mm |
シート高 | 775mm |
車両重量 | 126kg |
燃料タンク容量 | 13.5L |
燃料種類 | レギュラー |
エンジン | 空冷単気筒SOHC2バルブ |
排気量 | 177cc |
最大出力 | 43kW [58PS] / 6750rpm |
最大トルク | 13PS / 7500rpm |
タイヤ | [前]80/100-17 [後]100/90-17 |
GPX レジェンド150FI
小排気量がメインとなるタイでレジェンド150FIはスタンダードなクラスのバイクです。
以前のレジェンド150Sはキャブレターモデルでしたが、モデルチェンジによってFIとなりました。
どこを走っても不安のない空冷単気筒エンジンはどの回転からでもキレイに吹けるため、低回転で街乗りはもちろん、高回転まで回してワインディングを楽しんだり、高速走行も可能です。
クラシックネイキッドスタイルですが、足回りは倒立フォークにYSSガスショックなど、スポーツバイクのような装備。
この装備に軽い車重、トルクのあるエンジンが合わされば、大型ではスロットルを開けられずに楽しめない場所でもガンガン回して車体を左右に振り回すようなアグレッシブな楽しみ方も可能です。
全長 | 2,025mm |
全幅 | 785mm |
全高 | 1,100mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 143kg |
燃料タンク容量 | 12L |
エンジン | 空冷単気筒SOHC |
排気量 | 149cc |
最大出力 | 10.5kW / 8000rpm |
タイヤ | [前]110/90R17 [後]120/90R17 |
150の本格オフロードモデルも
YAMAHA WR155R
WRはヤマハが長年リリースしているオフロードバイクに付けられるシリーズ名ですが、WR155Rは先ほど紹介したXSR155と同じエンジンを搭載したオフロードモデルです。
可変バルブ付きの回るエンジンをフルサイズオフロードバイクの車体に載せ、XSRよりも低回転でパンチ力あるフィーリングとなっています。
サイズ感は本格的なオフロードモデルと同等ですが、ストロークの長いサスペンションに軽い車体なので、初心者でも親しみやすいマシンです。
現在ではほとんど無くなってしまった2スト125オフロードモデルに成り代わるマシンなので、長く乗れる現代のオフロードバイクが欲しい方におすすめです。
WR155R
全長 | 2,145mm |
全幅 | 840mm |
全高 | 1,200mm |
シート高 | 888mm |
車両重量 | 134kg |
燃料タンク容量 | 8L |
エンジン | 水冷単気筒SOHC4バルブ |
排気量 | 155cc |
最大出力 | 12.3kW [16.7PS] / 10,000rpm |
タイヤ | [前]2.75-21 [後]4.10-18 |
まとめ
150クラスは全体的に価格がリーズナブルのモデルが多いため、初バイクやセカンドバイクとしても選びやすいモデルが多くなっています。
125ベースの150バージョンというバイクもありますが、世界的には125よりも150のほうが売れるため、250などと同等にしっかり費用をかけて開発されるバイクが多いのも150クラスの魅力の一つ。
日本では扱いは250と同じ区分ですが、250よりも安く軽快感があって、125よりも速くて元気なマシンが多いので、125以下という縛りが無いのであれば是非オススメしたいクラスです。
今回紹介した他にも150クラスのバイクは日本で発売されているので気になった方は是非調べてみてください!