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映画化も決定している人気不良漫画東京リベンジャーズに登場するバイクを紹介していくこの企画。

これまでマイキーのバブ、ドラケンのゼファー、パーちんのCBXを紹介してきました。

今回は東京卍會弐番隊隊長、三ツ谷隆の愛車、インパルスをご紹介します!

スズキが追求した理想のミドルネイキッド


スズキから初代のインパルスが登場したのは82年。
その後一度姿を消したこともありましたが、最終的には2008年まで販売されていました。

作中で三ツ谷が乗っているインパルスは94年発売の3代目インパルス。

初期型のインパルスという情報もありますが、作中を見てみるとファットなタンク、ラジエーターなどから3代目のGK79Aで間違いないでしょう。

3代目インパルスは特に売れたモデルで今でもチラホラ見かけるバイク。
ドラケンが乗るゼファーなどと同年代のバイクです。

バブ、ゼファー、CBXなどは族車として有名ですが、インパルスは族車に限定せず幅広い層から人気のバイクです。

初代などは今ではレア旧車扱いですが、3代目はまだ現実的な値段で買えるということもあって若いオーナーも一定数います。

速さと乗りやすさを追求したバイク


3代目インパルスが登場した当時はゼファーをきっかけにネイキッドの人気が急速に盛り上がっていた時代でした。
エンジンは水冷4気筒DOHC、クラス最高の53馬力を発揮していました。

しかし、速さを追求していただけではなく、性能だけで考えれば、当時スズキにあったレーサーレプリカGSX-R400のエンジンを搭載するという選択肢もあったかもしれませんが、スズキが選んだエンジンはGSX400Sカタナでした。

バンディット400をベースとして、ボア・ストロークを変更したエンジンは低中速からトルクがあり、とても乗りやすい特性。

このエンジンをリファインして搭載したのが3代目インパルスです。
これはもちろんパワーだけでなく、ストリートでの乗りやすさを重視したためでした。


車体はスチールのダブルクレードルフレームにリアのツインショック。

70年代のマシンを彷彿させるオーソドックスな構成ですが、アルミスイングアームやリザーバータンクを装備してハンドリングを徹底的に煮詰めた結果、ストリートからサーキットまで楽しめるマシンに仕上がっていました。

衝撃だった初期型インパルスの誕生


スズキから初代のインパルスが登場したのは82年。
この当時、400クラスではホンダのCBX400Fが大人気でした。

スズキはすでに市販していたGSX400Fをベースとし、エンジンを改良するなどして、ライバルCBXと同じ48馬力を発揮させる限定モデル、GSX400FSインパルスを発売したのです。

このマシンが大きな話題となったのは馬力だけではなく、ヨシムラと共同開発した4in1マフラーを純正で採用していたこと。

当時のバイク少年達は、伝説のチューナーのチューニングパーツだった集合マフラーを装備したマシンが市販されたことに大きな興奮を覚えたのです。

その後86年に2代目が発売。
長い年月ライダー達を楽しませてきたのがインパルスなんです。

特別カラーも人気!


インパルスは見た目、性能での人気はもちろんですが、他では見ないカラーリングも人気。
赤黒は初期型から続くヨシムラカラー。

画像はマフラーなどカスタムされていますが、レーサーレプリカならまでしも、純正でこのカラーリングのネイキッドはインパルスだけというのも人気を呼びました。

他にもスズキの伝統的な青白GSカラーをまとったモデルもあります。
中には70年代に活躍したGSと同じスタイリングのビキニカウルを装着したSモデルも。

性能やスタイリングなど様々な角度からライダーを惹きつけてきたインパルス。

長い期間作られたモデルだけに、中古車市場でも数多くが流通していますし、現在乗っても性能や乗りやすさを現行のマシンと比較しても遜色はありません。
中古車を手に入れて、スズキが提案した「オートバイらしいオートバイ」の楽しさを味わってみるのも良いかもしれません!

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