アメリカンバイクを代表するメーカーがハーレー・ダビッドソン(以下ハーレー)です。
ハーレーは昔から多くのライダーにとって憧れのバイクでした。
国産車にはない個性的かつ高級感のあるデザインはハーレー全モデルに共通する魅力。
スタイリッシュなので、ヘルメットや革ジャンを合わせることでコーディネートを楽しむこともできます。
Vツインエンジンの図太いトルクと独特のサウンドに魅了されてしまうライダーも少なくありません。
排気量が大きいにもかかわらずシート位置が低いため、足つきに優れていることも多くのユーザーに支持されてきた理由の一つです。

ハーレーはとにかく種類が豊富。
排気量やスタイリングによって様々なモデルがあり、価格帯もずいぶん違います。
今回はそんなハーレーの人気車種を取り上げ、特徴などを紹介することにしましょう。

関連記事

大型アメリカンバイクのおすすめ人気車種を紹介!

ハーレーの883(パパサン)とはどんなバイク?種類や人気車種も紹介!

Sportster XL883N Iron (アイアン)


ハーレーはいくつかのカテゴリーに分かれていて、それぞれのシリーズをファミリーと呼んでいます。
スポーツスターファミリーは、ハーレーの中でも軽量かつコンパクト。
キビキビした走りを楽しむことができます。
スポーツスター883Nは883ccのVツインエンジンで軽やかな吹け上がり。
ハーレーの中ではとても扱いやすいので、女性や初心者にもおすすめのモデルです。

Sportster XL1200X Forty-Eight (フォーティエイト)

スポーツスターファミリーの中でも人気の高いと言っても過言ではない車種がXL1200Xフォーティーエイトです。
排気量1200ccの空冷エンジンを搭載しているので、スポーティーな走りが可能。
前後16インチタイヤなので車体もコンパクトです。

FXST1750 Softail Standard (ソフテイルスタンダード)


リアサスが見えない独自のサスペンション構造を採用しているのがソフテイルファミリーです。
乗り心地などを考慮したモダンな車体ですが、リアサスが見えないのでシンプルかつスッキリした外観になっています。
FXST1750 1750ソフテイルスタンダードは1745ccのビッグツインエンジンを搭載していますが、エンジン特性やハンドリングは扱いやすくなっています。

FXBRS ソフテイルブレイクアウト114 (ソフテイルブレイクアウト)


ソフテイルブレイクアウトの特徴は、まるでカスタムバイクがそのまま発売されてしまったかのような個性的デザイン。
240サイズという極太のリアタイヤが迫力です。
1868ccのエンジンによって力強い走りを楽しむことができまるモデルです。

FLSTC1690 Heritage Softail Classic (ヘリテイジソフテイルクラシック)


大きな風防やフェンダーなどによって、古き良き時代のアメリカンバイクを彷彿させるのがFLSTC1690 ヘリテイジソフテイルクラシックです。
クラシックな見た目ですが、走りと快適性、信頼性は高いレベルでまとめられています。

FXBBS Street Bob 114 (ストリートボブ)

チョッパースタイルでありながら、チョップド(短めにカットされた)リアフェンダーやストレートカットされたエキゾーストが組み合わされているのがストリートボブ。
チョッパーとボバーが融合したようなデザインになっており、高いハンドルと前に足を投げ出すようなポジションも独特です。

FLFBS Fatboy 114 (ファットボーイ)


ファットボーイはソフテイルファミリーを代表するモデルの一つ。
FLFBSファットボーイ114は前後にディッシュホイールを装備し、リアタイヤは240サイズ。
ヘッドライトをカバーするナセルや太いフォークなどフロント周りの存在感が印象的です。
タンクオンメーターを採用しているのでハンドル周りがスッキリしたデザインになっています。

FLHX Street Glide (ストリートグライド)

FLHXストリートグライドは、近年人気が高まりつつあるバガースタイルのハーレーです。
バガーとはパニアケースを装着したカスタムモデルのこと。
カウルやサイドボックス、トップケースなどすべてを装備したフルドレスに似ていますが、バガーの方がオシャレなイメージに仕上げられています。
防風効果の高いフェアリングを装備し、乗り心地の良いシートが採用されているので、ツアラーとしての性能が高く、ロングツーリングなどで長時間走っても疲れにくいバイクになっています。

RA 1250 PAN AMERICA 1250 (パンアメリカ)

ハーレーが初めて作ったアドベンチャーモデルがRA1250パンアメリカンです。
最新の水冷Vツインエンジンを搭載した話題のマシンとして登場してきました。
ライバルに負けない動力性能や走破性、快適性を備えているモデルとして話題になりました。
アドベンチャーモデルというと足つき性が悪いとイメージする人もいるかもしれませんが、このバイクは停止するとサスペンションが自動的に縮んで足つき性を向上させます。

FLHTCUTG Tri Glide Ultra (トライグライドウルトラ)


ハーレーが販売しているトライクがFLHTCUTGトライグライドウルトラです。
3輪なので低速でもふらつくことなく安定した走りが可能です。
車体を支えなくても良いので立ちごけや足つきなどを心配する必要もありません。
注目は1868ccのエンジンを搭載しているにもかかわらず大型二輪免許が不要なこと。
普通自動車免許で乗ることができる唯一のハーレーなのです。

ハーレーの人気モデルも中古車なら手が届くかも


ハーレーは多くのモデルが生産されてきたので、外車としては中古車も豊富。
年式やモデルによっては比較的手を出しやすいものもあります。
もしも今回の記事で興味が出てきたようでしたら、ぜひハーレーの中古車を探してみてください。
あなたも憧れのハーレーオーナーになれるかもしれません。

筆者プロフィール

Bike Life Lab supported by バイク王

~バイクがあれば もっと楽しい~
すべてのライダーに贈るバイクコンテンツサイト「Bike Life Lab」では、お役立ちコラムからおすすめバイクロード、Bike Life Lab研究員によるお楽しみコンテンツまで幅広く掲載中。