バイクは走れば走るほど汚れていくもの。
車体は洗車すればいいですが、エンジンだけにフォーカスすると洗車だけでは綺麗にならないことも多いんです。

今回はエンジンのフィン磨きに使えるDIY研磨アイテムを紹介します。
前回のエンジン磨きに続き、今回はDUCATIのMHR900のエンジンをモデルに磨いていきます!

関連記事:くすんだエンジンカバーを光らせる!ギラギラにする磨き方を解説!

経年劣化で白くなっていくシリンダー

シリンダーはエンジンの重要なパーツで、エンジン車には必ずある部分です。
中でピストンが上下しながら燃焼しているので一番熱が発生するところでもあります。

水冷、油冷はただの筒状ですが、空冷エンジンは発生した熱をこのフィンで放熱して冷却しているため、複数のフィンがシリンダーから出ています。

これが経年劣化で錆びて白くなっていくんです。

前回磨いたエンジンカバーはクリアなど表面処理されていることが多いんですが、シリンダーはかなりの高温になるため塗装処理をするか、大きな表面処理をせずに金属表面の粗さを粗くするなどで対応する場合があります。
なので空冷のバイクでフィンを磨ける車種は多いと思います。

フィンの間は手じゃ磨けない

エンジンカバーと同様に研磨スポンジで磨くことはできるんですが、手で磨くことができるのは写真のように凸凹が少ないカバー類のみで、シリンダー本体は外側しか磨くことができません。

当然フィンの間に手が入らないので一番面積の大きなところは磨くことができないんです。

今回のMHRも同様でかなり汚く錆びているのにどう頑張っても磨くことができず、もどかしい思いをしていました…。
どうにか磨いてきれいな状態で乗りたい…ということで考えに考え、最安でできる秘策を編み出しました。

フィン磨き専用アイテムを作る

フィン磨きを作るために必要なのは研磨スポンジ、スポンジをカットするためのハサミ、グルーガン、棒です。
棒は見たまんま、アイスの棒を使いました。

夏なのでス○カバーの棒です。
どこのコンビニにも売っている棒付きアイスの種類ではス○カバーの棒が一番太くて頑丈でした。

適当な大きさにスポンジを切ったらグルーガンで棒の裏にスポンジを接着します。
棒の面積で接着するので横幅が広い棒のほうが頑丈です。

棒の素材は木じゃなくても大丈夫ですが、金属だと磨いたときにエンジンと擦れて跡が付きそうだったので木の棒のほうがおすすめです。

フィンの奥までガッツリ掃除できる

こちらが磨く前のシリンダー。
先ほどとまではいかずとも所々白サビが浮いてきていて綺麗とは言えない状態です。

別にそのまま使うこともできますが、前回カバーをビカビカにしたのにフィンは汚い、というのが許せなかったので徹底的に磨いていきます。

作ったフィン磨きをシリンダーの間に突っ込んでゴシゴシ磨いていきます。
棒の長さの分奥まで突っ込めるので、手前はもちろん、シリンダーの根本の方まで磨くことができます。

今回のMHRのシリンダーにはピッタリの厚さで押し付けたりしなくても適度な圧がかかった状態で磨くことができました

何回か擦るだけで見た目でわかるほど綺麗になっていきます。
フィンの数が多いので磨いたら次、と上の段へ差し替えて磨いていきますが、カバーの磨きに比べて力がいらないのでかなり楽!

シリンダーは元々が鏡面などではなく、表面が荒いままなので#400のスポンジで削っただけで新品のような綺麗さを取り戻してくれました。

全段磨くとこんな感じ。
白っちゃけたサビはなくなり、表面の粗さが均一になっただけで見違える綺麗さです。

真鍮ブラシと併用して磨こう

フィン磨きを駆使して徹底的に磨いていきます。
フィンの間に入れて擦るだけなので時間も短く、ササッとやるだけでも結果が目に見えるので楽しめます!

今回のMHRのシリンダー、ヘッドはまだ状態が良かったので簡単にキレイになりました!

一部根強いサビ汚れなど、フィン磨きが入っても動かせない場所などがあったので、そこは真鍮ブラシも併用しながら磨きました。

真鍮ブラシは表面を傷付けすぎずに磨けるのでこういったときにかなり便利。
真鍮ブラシはフィンの奥までは入りませんが、研磨スポンジと合わせて使ったら大体のものはキレイになるんじゃないでしょうか。

徹底的に磨き倒すとガッツリキレイなエンジンに!
やっぱり古いバイクのギラギラしたエンジンはかっこいい!

空冷エンジン車に乗っている方でシリンダーフィンを磨きたい方、この方法ならス○カバーを食べれば磨けるので是非やってみてください!
MHRは車体整備を進めて車検を取りに行きます!

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