前回記事

タイヤメーカーにバイクの空気圧に関して教えてもらうこの企画。
前回までにタイヤの空気圧に関しての基礎知識をご紹介しました。

今回はタイヤに空気の代わりに入れる窒素ガスについて。
バイク屋さんなどで入れることができますが、実際どのような効果があるのでしょう?

窒素ガスのメリット

空気が抜けにくくなる


タイヤの空気は放っておくと徐々に抜けてしまい、気づいたら全然入ってなかった、ということがあります。

この点窒素ガスは空気よりもゴムを通り抜ける事が少ないため、長い時間同じ圧を保つことができます。
下手すると一年に数回チェックしてもほとんど圧が変わらないことも。

たまにしか乗らない方やエアーチェックがいちいち面倒だと思う方にはまさにピッタリ。

タイヤ交換の時少しだけ多めにお金を出せば入れてくれるので、長く乗り続けようと思っているバイクには入れてしまったほうが後々得するかもしれません。

温度が変わっても圧が変わりにくい


タイヤの中に入っている空気はバイクを走らせてタイヤ自体が温まってくると空気も膨張して圧が高くなります。

窒素ガスの場合、普通の空気よりも温度変化に影響を受けにくいのでタイヤが暖まっても圧が変化しにくくなります。

窒素ガスのデメリット

体感できる違いは無い


デメリットというほどではありませんが、窒素ガスを入れることによって体感できる違いはありません。

質のいい空気を入れたんだから足回りが軽くなったり、ハンドリングが軽快になるんじゃないか?!と思いがちですが、タイヤメーカーいわく体感できる違いはなく、単純にチェックの頻度や温度に左右されにくくなるだけだそうです。

入れ直す場合店が限られる


窒素ガスを最初に入れたタイヤに普通の空気を充填して中で混ざってしまっても機能上問題ありませんが、普通のエアーを入れた時点で窒素ガスのメリットをほとんど失います。

そのため追加で充填する場合は窒素ガスを取り扱っているお店に限られます。
ガソリンスタンドでは一部店舗で取り扱っているところもありますが、多くはありません。

窒素ガスを取り扱っているバイク屋さんや二輪量販店で充填することになります。

まとめ

タイヤ交換の時おすすめされる窒素ガス。
考え方次第ですが、人によっては結構メリット多いのかもしれません。

普通のエアーよりは良いのは確かなので、気になった方は一度試してみてください!

取材協力:ダンロップ(住友ゴム工業株式会社)

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