前回記事

タイヤメーカーにバイクの空気圧に関して教えてもらうこの企画。
今回は空気圧の抜けすぎ、入れすぎについてです。

前回でチェックの仕方や入れ方など解説しましたが、適正な空気圧って公道を走る上では結構重要なんです!

正しい空気圧の調べ方


空気圧チェックをしばらく忘れていて気づかぬうちに抜けていたというのはよくあること。

しかし空気圧が抜けすぎていた場合、バイク本来のハンドリングではなくなってしまい、コーナーでフロントタイヤが異常に内側へ切れ込んだり、燃費にも直結します。

タイヤが変形して転がる力が弱くなるので乗っているだけでもわかる違いが出てきます。


他にもタイヤが変形しすぎて異常に発熱してしまい、タイヤのゴムが剥離してしまう場合も。

変形によりひび割れしやすくなったり、タイヤにとって様々な悪影響を与えてしまうんです。

偏摩耗ってなに?


空気が抜けすぎている場合一番気をつけなければいけないのがタイヤの偏摩耗。
写真のタイヤは偏摩耗しているタイヤです。

偏摩耗とはズバリ、タイヤが本来想定していない変な減り方をしてしまうこと。

例えば公道を走っているバイクのタイヤはセンターから減っていくものですが、抜けすぎている場合範囲が広がってサイド付近まで減ってしまったり、加減速でタイヤが変形してブロックパターンが変に削れたり、最悪剥離することも。


※写真は偏摩耗しているタイヤではなく異常に減っているタイヤです。

これは抜けすぎの場合のみならず入れすぎや、ホイールが斜めについている場合にも偏摩耗が起こります。

タイヤはバイクのハンドリングに大きく影響する部分なので偏摩耗したタイヤは空気を適正値に戻した後でも影響してしまうので、タイヤにとって一番避けたい敵なんです。

空気を入れすぎの場合


空気を入れすぎの場合もデメリットはたくさんあります。
まず先程の偏摩耗が発生し、タイヤが想定していない減り方をしてしまいます。

路面のギャップなどでもタイヤが衝撃を吸収しなくなってしまうので乗り心地が悪化し、少しの段差でも乗った瞬間跳ね上げられてしまうことも。


他にもタイヤが地面と設置している面積が減ってグリップ性能が低下する事もあります。

バイクのタイヤの接地面積はクレジットカード1枚分と言われていますが、空気が入りすぎてタイヤが変形せず接地面積が減ってスリップしてしまう事もあります。

まとめ

結果、タイヤの空気圧は適正値が一番安心で安全でしょう。

人によってはちょっと多めに入れたり、ちょっと少なめに入れたりもしますが、多少ならまだしも今回説明したような危険性が徐々に増していくことに。

タイヤの空気圧だけでもこんなに様々な事が起こってしまうんです。

タイヤはバイクにとって無くてはならない存在なので正しい扱い方でバイクライフを楽しんでください!

取材協力:ダンロップ(住友ゴム工業株式会社)

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