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今回は、ハーレーダビッドソンの3台を乗り比べ!

モーターサイクルジャーナリストのケニー佐川(佐川健太郎)さんが、バイク王の在庫から選りすぐりの車両をインプレッション!
各車種の特徴や中古車選びのポイント、ミニサーキットでの試乗シーンを収録。
今回は『いつかはハーレー特集』です。

試乗車両

①FLSTC ヘリテイジソフテイルクラシック

1986年発売。搭載されるエンジンは「エボリューション」→「ツインカム88」→「ツインカム96」→「ミルウォーキーエイト」と、それぞれの時代を反映したものを採用。フレームには『ソフテイルフレーム』を採用し、オールドハーレーに採用されていたリアサスのない「リジットフレーム」のようなデザインですが、リアサスが装備されているのでしっかりと衝撃を吸収し、お尻にやさしい乗り心地です。
デザインは、まさに“これぞハーレー”といえるどっしりとしたルックスで、フォグランプやバックレスト、サイドバッグ、クルコン(!)など装備が充実(一部モデルを除く)しているので、長距離ツーリングも楽々です。

②FXDL ダイナローライダー

1977年発売のロングセラーモデル。こちらはFLSTCよりさらに歴史が長く「ショベルヘッド(エボリューションのひとつ前)」の時代にデビュー。このモデルのルーツは、ツアラー要素の強いビッグツインモデルのフレームに、スポーツ性の高いスポーツスターモデルの足回りを組み合わせた、今で言う「ファクトリーカスタム」モデルです。そのため、ビッグツインエンジン搭載のモデルの中ではスポーツ性の高いモデルとなっています。
2017年に実施された大幅なモデルチェンジによりダイナシリーズは消滅してしまったが、ローライダーは新フレームに換装されてソフテイルファミリーの一員として継続して販売されています。中古車の流通もまだまだ多いため、手に入れやすいモデルです。

③XL1200X フォーティーエイト

2011年発売。ハーレーの現行ラインナップの中では新参者。
心臓部にはスポーツスターシリーズのみに採用されている「エボリューションエンジン」を搭載。(ビッグツインの「エボリューション」とは異なり、ミッションとプライマリーが一体の、いわば「スポーツスター エボリューション」エンジンです)「スポーツスター」の名前通り、ハーレーの中ではスポーツ走行が得意。
数あるスポーツスターモデルの中でも、XL1200Xは「ファクトリーカスタム」といわれるモデルで、小型のピーナッツタンクやそら豆型シート、低く構えたハンドル(しかもミラーがアンダーマウント!)など、独特の装備が魅力です。長距離ツーリングよりも、街中をオシャレに流すのが似合います。

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TEXT by BLL研究員おはぎ

撮影協力:トミンモーターランド
http://www.tomin-motorland.com/

筆者プロフィール

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