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プラグには純正だけでなく、高性能プラグというものがあります。
これは一体何が違うのでしょう?

燃費と加速性能を向上させる

高性能プラグにはいろいろな種類がありますが、どのプラグも純正で使われているものに比べ、火花が強くなっています。
そのため、混合気の燃焼も改善されて、加速性能が向上し、燃費の向上を図ることができます。

高性能プラグ、イリジウム・と純正で使われることの多いB8ESを比較してみましょう。
こちらがES

こちらがイリジウム

中心電極の太さが明らかに違います。
また外側電極の断面も板状のESに比べ、イリジウムはテーパーした形状になっています。

電極は細い方が強い火花が飛ぶのですが、加工に手間がかかる事や材質が重要になってきます。

高性能プラグは、こういった点を妥協せずに作られているのです。

旧車や2ストにも高性能プラグは有効なのか?

旧いバイクになると点火系に機械式のポイントを使っているものもあります。
また、2ストはエンジンの機構が違います。

こういったバイクに対して高性能プラグを使っても問題ないのでしょうか?
プラグメーカーのNGKに確認したところ下記のような答えが戻ってきました。

「古いバイクや2ストロークのマシンでも、セッティングの出ている車輛であれば、イリジウムプラグといった高性能プラグは有効です。高性能プラグは着火性能に優れるため、始動性能、加速性能、燃費の向上が期待できます。また、より低い電圧で火花を飛ばすことができるため、点火システム(イグニッションコイルやケーブル)にもやさしいプラグです」
ということでした。

プラグのことが色々と書かれているNGKプラグスタジオはこちら NGKプラグスタジオ

旧車に高性能プラグを使ってみた

Z1で、B8ESからイリジウムに交換してみることにしました。

交換する場合は、バイクとプラグの形にあったプラグレンチを使う必要があります。

取りはずしたプラグはこんな感じ。
問題なく使えていましたが、カーボンで汚れていて中心の電極も少し丸くなりかけていました。

交換を考えないといけない状況。

交換する場合、最初は必ず手で締め込んでいくこと。

プラグが奥まで入って回らなくなったら、そこからレンチを使って1/2回転から3/4回転くらい回して締め込みます。

それ以上無理な力で締め込む必要はありません。

一番に感じるのは始動性の良さとアイドリングが安定したこと。

4気筒全部が安定して回転している感じがします。

低回転からの加速も良くなりました。

高回転はストリートだとわかりにくいのですが(スピードが上がりすぎてしまうので)、低中速からのつながりとスムーズさが向上しました。

もちろんプラグだけで、見違えるほど高性能になるようなことはありません。

けれど、確実に性能が向上して、バイクにも優しいわけですから、バイクを大事にする人にはオススメのメニュー。

次回、プラグを交換する時は、ちょっとだけ奮発して高性能プラグを入れてみるのも良いかもしれません。

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