愛車DIYペイントをするなら、是非覚えておきたいのがデカールの貼り方です。

純正のパターンを再現したデカールが販売されているので、これを使いこなせば純正のカラーリングを再現することも出来てしまうかもしれません。

デカール張りの必須アイテムは霧吹き


デカールを貼るのに使用するのは水で薄めた中性洗剤とこれを吹き付けるスプレーボトルです。
中性洗剤は食器洗い用で、スプレーボトルに水を入れたら中性洗剤を入れます。

目安は300ccの水に中性洗剤5,6滴ですが、洗剤を多めにしておくとデカールを移動させやすくなります。
スプレーボトルは一本だけでも作業できますが、もう一本用意しこちらには水だけを入れておくと便利です。

洗剤はケチらずにタップリ使うこと


デカールを貼る位置はカタログなどで事前に確認してください。

貼る場所が決まったら、その周辺に洗剤の入った水を吹き付けます。


デカールの裏紙を剥がし、こちらにも洗剤の入った水を吹き付けます。
量が少ないとくっついて動かせなくなりますからケチらずタップリ吹き付けること。
デカールの下にゴミが入り込まないように注意してください。

デカールを貼りつけたら位置を確認してみてください。
洗剤の入った水のおかげでデカールを滑らせるように動かして貼る位置の微調整をすることができます。
デカールを貼る時は手をキレイに洗っておくことも大事です。
この後の作業では指を道具として使うため。

指で洗剤を押し出してデカールを固定する


場所が決まったら、その位置でデカールを固定します。やり方は簡単。
指でしごくようにしてデカールの下に入っている洗剤を押し出していくだけです。

洗剤が押し出されるとデカールは接着剤でピッタリと張り付きます。
デカールの下に空気が入っていたら、これも指でしごいて押し出すようにしてください。


次は台紙を剥がします。
ただし、この時点ではまだデカールは軽く張り付いているだけですから台紙を剥がそうとするとデカールも簡単に剥がれてしまい、せっかく位置を調整した苦労が台無しになってしまいます。

そこでまずデカールの端を少し持ち上げ、この部分に水を吹き付けて洗剤を洗い流します。
洗剤のなくなった部分はデカールがシッカリと張り付きますから、ここから慎重に台紙を剥がしていくのです。


デカールは左右で同じ位置に貼らなければなりません。
片側から見ていると多少のズレは分かりませんが、前や後ろから見ると一目瞭然。かなりみっともないものになってしまいます。

けれど心配はいりません。
洗剤と水を使えば微調整出来ますからじっくり作業してください。

デカールを更に美しくするクリア塗装


デカールをすべて貼り付けたら全体に水をかけて洗剤を洗い流します。

強い勢いで水をかけたりすると剥がれる可能性もあるので慎重に。
この後は最低一日以乾燥させます。


デカールの下に空気が残っていたらカッターの先端でつつき、小さな穴が開いたらそこを指で押し出してください。

これでデカール貼り自体は終了ですが、このまま使っているとすぐにデカールがダメになってしまいます。
更に美しく仕上げる為にも全体にクリアを吹き付けるのがオススメです。


クリアに使うのは2液混合タイプのウレタン塗料がオススメです。
塗膜が強くて美しく、耐薬品、耐ガソリン性にも優れているのでパーツクリーナーを使ったり、ガソリンをこぼしたりしたときでも安心です。

この塗料は缶の中で2液を混ぜて吹き付けますが、一度使うと化学反応で固まってしまいますから、ウレタンクリアを吹く場合は、カウル、サイドカバー、テールカウルなど、すべてのパーツのデカール張りを終わらせておき、一度に吹き付けるようにしてください。


ウレタンが乾燥したら、コンパウンドで表面を磨きあげます。
そうすると素晴らしい光沢が出てきます。

市販のスプレーとデカールだけでもこんなに美しく仕上げることができるのです。
自分で塗装するのであれば是非トライしてみてください。

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