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今月のフィーチャーバイク

NC750X

リーズナブルなだけではない
イージーで楽しいクロスオーバー

ビッグバイクは専用設計が多く、高コストなのが当たり前……そんな常識に一石を投じたのが2012年初頭に発売されたNC700Xだ。

冒険心をくすぐるクロスオーバースタイルのXに対し、外見が大きく異なるネイキッドのNC700S、スクータータイプのインテグラと車体構成は共通。この3車は「ニューミッドコンセプトシリーズ」と呼ばれ、2輪では前代未聞の大胆なプラットフォーム共有を実現している。これによって、Xは400クラスよりも安い70万円を切る価格を達成。驚くほど素直な走りや好燃費、燃料タンク部分の収納スペースも大いに話題を呼んだ。さらに、ボタン変速が可能なオートマ機構=デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)搭載車も追加。NC700Xは、2012〜2013年の大型バイク販売台数1位を記録するほどのヒットモデルとなった。
2014年1月には、NC750Xに刷新。並列2気筒エンジンは、ボアを4mm拡大したボア77×ストローク80mmで、669→745ccに拡大された。低回転域からトルクフルな出力特性や、低重心設計により転ぶ気がしない安心のハンドリングは従来型から健在。6500rpmでリミッターが作動するのは700と同じだが、加速感が増し、日常域で吹け切る場面が少なくなった。単にリーズナブルなだけではなく、オールマイティに、そして手軽に楽しめるビッグバイクである。

型式、年式ごとの特長

  • NC700X

    普段は市街地、週末には長旅を楽しむ、自由な「クロスオーバーコンセプト」に基づく万能ツアラー。アップハンドルとロングストロークサスを備え、大型バイクらしい雰囲気が味わえる。
    270度パラツインエンジンは最高回転数を抑えることで、豊かな低中速トルクを達成。低燃費を実現するため、4輪の「フィット」を参考にしており、ボア×ストロークもほぼ一緒だ。その結果、60km/h定地走行テスト値は、圧倒的な41.0km/Lを実現している。このエンジンを62度と大きく前傾させ、スチールパイプフレームに搭載。低重心かつ操りやすい設計としている。低シート高のタイプLDもあり。

  • NC700S

    シリーズ共通のエンジン&車体に、異形ヘッドライト+メーターバイザーなど正統派のネイキッドスタイルを与えたモデル。ハンドルがXより低めのため、ライポジはやや前傾し、コンパクト。φ41mmフォークとリンク式リヤサスは共通だが、Xとはサスストロークが異なる。Xが前153.5mm&後150mmなのに対し、Sは前後120mmとショートな設定で、一段と軽快かつコンパクトなフィーリングが楽しめる。また、Xより3kg軽い車重や、40mm低い690mmのシート高も魅力だ。全体的な味付けは、Xが穏やかで、Sがややスポーティ。好みで選びたい。

  • NC750X

    並列2気筒エンジンは、ストロークはそのままボアを拡大し、669→745ccにアップ。最高出力は4ps増の54ps、最大トルクは0.7kg-m増の6.9kg-mとなった。バランサーを1軸→2軸化したことで、振動は一層軽減。さらに、ギヤ比を高めたことによって、60km/h定地走行テスト値は700よりリッター1.0km増の42.0km/Lを実現した。6段階調整式のブレーキレバーや、瞬間および平均の燃費を示す燃費計も追加されている。
    さらに2016年型では、LEDヘッドライトなどでスタイルを一新。乗り心地に優れるデュアルベンディングバルブのFフォークや、進化型DCTも投入した。

  • NC750S

    ネイキッド版のSもエンジンを745ccにスープアップし、DCTの特性を低中速域重視にするなど750Xと同じ変更を受けた。シート表皮の変更や、アジャスト式ブレーキレバーの新採用、マニュアルミッション仕様のメーターにギヤ段数を表示したのもXと同様だ。なお、60km/h定地走行テスト値は、Xを上回る42.5km/Lを実現する。'14年にはETC車載器とグリップヒーターを装備したEパッケージをXともども追加。これらの装備が2016年型NC750Sで標準になった。

フィーチャーライブラリ

  • NC750X
  • 390duke
  • Ninja ZX-12R
  • Z[225^250
  • KATANA
  • ESTRELLA
  • MT-07
  • Monkey
  • diavel
  • GSR400
  • ZEPHYR400kai
  • SR400
  • VTR
  • fxdl_dlr
  • hayabusa
  • Ninja250
  • DragStar
  • CB400 SUPER FOUR