ライダーズブログ

スマートフォンをバイクに装着してツーリング

2015.07.10

出かける時の必需品となったスマートフォン。様々なアプリを駆使すれば街乗りでもツーリングでも本当に便利。今回は、スマートフォンをバイクの車体に装着する、装着しながら充電するためのアイテムを紹介します。

様々なサイズのスマートフォンをとにかく手軽に装着できる「ラムマウント」

スマートフォンをバイクに装着するため、様々なマウントシステムが販売されていますが、今回紹介するのは、とにかく手軽に使えるラムマウント社製「U字Xグリップセット」。

Xグリップと呼ばれるマウント部では、先端に滑り止め用ゴムがついた4本のステーがどんな形状のスマートフォンでもがっちりつかみます。サイズ調整のためにネジを回したり、ステーを取り替えたりする必要がないので毎日の使用に便利です。

構成パーツは、Xグリップとアーム(支柱)、ハンドルにアームを固定するU字クランプの3つです。それぞれの接続部支点にはラバーボールが使われており、アームの中央にあるネジを回すだけで自由な位置に調整、固定できます。

このラバーボールを支点にしたシステムこそラムマウント社製品の特徴であり、本国アメリカでは数多くの特許を取得し、軍事車両への機器固定用マウントにも採用されています。様々なサイズに対応する使い勝手と共に、そのタフさも認められているのです。

使い勝手の良さが際立つXグリップ

ラムマウントの魅力は、スマートフォンはもちろん様々なサイズの機器に対応できるXグリップと自由な位置に調整して固定できるラバーボールです。Xグリップの使い方は、左右どちらかのステー2本を同時につまみステーの間隔を広げている間に機器をはさみこむというもので、実に簡単です。はさんでしまえばステー先端のゴムが機器を強力にホールドします。

また、タブレットをはさみたい時など、標準のXグリップでは小さいという場合は、大きなXグリップに交換することもできます。標準のXグリップは取付可能範囲が約48~82mmですが、これ以上大きなサイズの場合は、「Xグリップ ファブレット用(幅約44~114mm)3,000円」「Xグリップ タブレット用(高さ約220~270mm、幅約158~205mm)8,800円」などを購入すれば対応可能です。


一つのネジで調整、固定できるラバーボール支点

ラムマウントの最大の特徴は、ラバーボールを各パーツ接続部の支点とすることです。これにより、車体への取付位置や取付時の角度調整に関する自由度が大きく、様々な車種にも対応できます。なお、車体に装着するベース部は、バーハンドルに最適なU字クランプのほか、平面への貼り付けタイプ、吸盤タイプ、ミラーに共締めするタイプ、フォークステムに装着するタイプなど豊富にラインナップされていますので、セパレートハンドル車や特殊な構造の車両でも確実に装着できます。

さて、次項では、スマートフォンに必須の充電機能を追加しましょう。

スマートフォンの地図アプリは電力消費が大きい

スマートフォンをバイクに装着した場合、多くの方が利用するのが地図アプリではないでしょうか。Googleマップはその代表的なアプリであり、カーナビ機能であるGoogleマップナビでは、目的地までの経路選択、距離や時間、曲がるべき交差点での案内など、その充実した機能のおかげで、市販のポータブルナビの必要性を感じさせないほどです。

しかし、ナビ系アプリを起動することのデメリットと言えば、GPS機能を利用することによる消費電力の多さです。スマートフォンの機種にもよりますが、早いものだと30分ほどで要充電となるものもあります。これでは、目的地に到達できないうえに肝心な時にインターネットや電話が使えなくなってしまいます。ゆえに、バイク装着時の充電・給電機能は必須と言えるのです。

最大3つの機器を同時に充・給電できる「パワーシステム 5V6A パワーケーブルキット」

そこで、今回紹介するのはサインハウス社の「パワーシステム 5V6A パワーケーブルキット(以降、5V6Aと略記)」です。これまで充電・給電と言えば、車体にシガーソケットを取り付けるというのが一般的でしたが、そもそもシガーソケット自体がバイクには少し大きすぎます。この5V6Aは、横42 mm×縦50 mm×厚さ14mmという手のひらにすっぽりと収まる超コンパクトサイズです。また、防水性も考慮されていますので、そのコンパクトさと合わせ、設置場所を選びません。なお、iPhoneなど機器自体に防水性のないものは雨天に備えて市販の防水カバーの使用をお勧めします。

さらに製品名にもある通り、2Aのポートを3つ装備しているためスマホやポータブルナビ、タブレット、アクションカム、音楽プレイヤー、携帯ゲーム、各種カメラなど5V機器を最大3台同時に充・給電できます。5V6A一つで、バイクと電子機器の充・給電問題が一気に解決できるといって良いでしょう。

延長ケーブルを使えば、様々なスペースでの複数機器への充電が可能

今回は5V6A本体を取付用ラバーバンドでバーハンドルに固定しましたが、別売りの「デバイス延長ケーブル(50cm/1,500円、100cm/1,500円)」を使用すれば、本体をシート下に装着したまま、ハンドル回りやシートバッグ内などへケーブルをはわせ、ハンドルに装着したスマートフォンに充電しながらシートバッグ内に収納したタブレットや音楽プレイヤーに充電するなんてこともできます。こういったこともポートが3つもあるから可能なのです。

5V6A本体への供給電源は12V電源ケーブルを直接バッテリーの端子へ接続することで行いますが、ハイスペックなICを搭載し電力変換効率94%を実現すると共に、待機電力はわずか1mA以下であるためバッテリー上がりの心配はありません。なお、付属のACCケーブルをかますことで5V6A本体への給電をイグニッションのON・OFFに連動させることも可能です。


豊富なコネクター類が用意されており、様々な機器に充電可能

5V6Aには豊富なコネクター(5Vデバイスケーブル)類が用意されています。キットに付属しているコネクターは、シガーソケットでも一般的なUSBメス(写真)、Android OS搭載スマートフォンで一般的なmicro USBストレート、4S以前のiPhoneやiPadなどで使用する30pin Dockです。

さらに別売りで、スマートフォンの機種によっては必需品となるmicro USBのL型コネクター(1,500円)、デジタルカメラ機器などで使用するEIAJ-2コネクターなどがラインナップされています。iPhone5以降に対応したLightningケーブルコネクタは現在開発中ですが、市販の「micro USBメス→Lightning変換コネクタ」を使うとコンパクトに収まります。

※トップ写真にあるように筆者はUSBメスコネクタ~LightningケーブルでのiPhone6への充電を確認しましたが、地図アプリの動作確認はしておりません。故障や損害等トラブルなどの責は負いかねます。

スマートフォンをフル活用して、心にゆとりを持ちましょう

いかがだったでしょうか。紹介した機器は一例に過ぎませんが、スマートフォンの活用は日常生活同様に乗車・運転時のライダーを様々な面でサポートしてくれます。ナビ系アプリを活用するだけでも、迷わない、間違えない、あせらないといった効果が期待できます。ゆとりのある運転で無事故無違反の楽しいバイクライフを送ってください!

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