勝手に指標

  • 秘境感
    ★★☆☆☆
  • 天空感
    ★☆☆☆☆
  • 潮風感
    ★★★★★
  • 爽快感
    ★★★★★
  • 根性感
    ★☆☆☆☆
  • 開放感
    ★★★★☆

透明度抜群のアクアブルー
真の海の色がここにある!

突然だが、日本海沿いルートのイメージとは、一体何を想像するだろう。…豪快な岩礁に打ち砕ける荒波?強風で飛び散る波飛沫?タイトコーナーの連続する急峻な地形?いずれも日本海沿岸では普通に散見される光景。雄大かつ包み込まれるような女性的イメージの多い太平洋側に比べ、荒々しい男性的な風景イメージを想像する方が多いに違いない。
しかし、そんな日本海のイメージを一新させる秘密の絶景バイクロードがあるのだ。透明度の高いアクアブルーの水面に輝く白い砂浜。もはや南国感すら漂うエキゾチックな風景。それがこの“越前・河野しおかぜライン”なのである。
総延は約9.2km。西側は全て日本海。海岸に沿って伸びる潮風感抜群のルートだ。“秘密”と言っても、実は平成20年までは有料道路だった路線の為、地元での認知度が低い路線ではないが、主要街道の任は隣接する国道8号線が担っている為、交通量は非常に少ない。また、全線2車線の高規格道路の上、皆無といって良い程信号が無い為、抜群の快適さなのである。もちろん、休日は観光車両も散見されるが、渋滞とは全く縁のないライディングを楽しめるのだ。
この路線一番のハイライトは目前に広がる海の色。ブルー?グリーン?まるで沖縄の離島を彷彿させるような息を飲む美しさ!もちろん透明度抜群。海底まで肉眼で見渡せる感動的な光景だ。地形や景観は日本海特有の力強さを感じるが、透明度と色は南国気分すら感じられるのだ。荒々しさを想像しがちな日本海のイメージを覆す、文字通りの絶景。全国的にはマイナーな路線ながら、バイクロード100選として全力でお勧めしたい感動の風景なのだ。
また、ツーリングルートとしても非常に有効なのも特徴。海岸沿いの名勝地をいくつも継いでおり、越前海岸の代表的な観光地、越前岬までは32km、東尋坊までは71kmとツーリングの距離感的にも手頃。良景・良道・観光地と3拍子揃ったこの旅路は、魅力満載の一度は走っておきたいルートなのである。
ただし!いくら南国的な風景と言えども、ここは日本海。荒天時は破壊的な大波が容赦なく打ち付ける。うねりの高い時は道路上まで飛沫が飛ぶ事はもちろん、荒天時はしばしば通行止めになる事もある為、事前の確認は十分に!このルートのみならず、日本海沿いルートは高波のリスクを常に考慮したツーリングプランを立てる事をお勧めしたい。

日本海沿いのルートはタイトコーナーの連続する路線も多いが、越前・河野しおかぜラインは快走ストレートの感激ロードが大変多い。アクセルは開きがちだが、速度は抑えて。

水底まで一望!海水の透明度の高さに感激する事間違い無し。ブルーの水平線を追いかけ、距離を忘れてどこまでも北上できる。バイクで来た事を心から感謝できる道だ。

対岸の敦賀半島の沿岸道路も密かな絶景ルート。穏やかな波が美しい県道141号沿いは、観光客皆無の秘密の絶景周遊道。日本海旅の機会にはぜひチェックしておこう。

敦賀半島東側の絶景スポット、色ヶ浜。芸術的なブルーのグラデーションが楽しめる。海水浴シーズンは混雑するが、この色彩は必見!敦賀半島周遊とセットで楽しもう。

今庄駅にはSL、D-51型(標準型)が静態保存されている。かつての今庄~敦賀間は、2ヶ所のスイッチバックを擁する難所。牽引パワーの強いD-51型が配備されていた。

福井県民のソウルフードとも言われる郷土食がこのソースカツ丼。発祥は大正時代にまでなる歴史深い一品。中でもヨーロッパ軒はその元祖と言われており、地元でも大人気!海鮮もいいが、これは一度味わっておきたい。

ヨーロッパ軒 総本店
福井県福井市順化1-7-4 TEL:0776-21-4681
11:00~20:00 火曜休

マップ

  • 36.049436, 136.104140
  • 12
  • 16
  • 5
  •     

  • 36.048678, 136.015546

  • 36.047216, 136.011829

    軍艦岩

  • 36.064110, 136.214791

    ヨーロッパ軒 総本店

大きい地図はこちら

  • in-out
  • ビューポイント
  • スポット(レストラン、道の駅、温泉、etc.)

ロードデータ

交通量

日本海沿岸の交易路でもある古道ながら、国道8号の利用者の方が圧倒的に多く、交通量は全体的に少ない。休日は観光客も多いが、爽快な走行を楽しむ事が可能。

路面

平成20年までは有料道路だった路線だけに路面状態は大変良好。全線幅広2車線の上、信号も数える程しか無い。地元車両が中心の為、速度超過には十分注意しよう。

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■筆者プロフィール

神田英俊
MOTOツーリング誌編集長
内外出版社発行、隔月刊ツーリング雑誌“MOTOツーリング”誌のコンセプター兼編集長。“旅人による旅人の為の雑誌”を基本コンセプトに、全国のDEEPな旅ネタを更に深く掘り下げて取材・掲載している。個人的なバイク趣向はオフロード。季節を問わず、主にキャンプを基軸とした旅が中心。冬季北海道ツーリングの常連でもある。バイクと共に温泉もこよなく愛しており、温泉ソムリエの資格を持つ秘湯巡礼ライダーでもある。