今月のフィーチャーバイク

X-ADV

X-ADV

外観も走りも本気の新感覚SUV

X-ADV

TMAXに代表されるように、欧州で人気を博している大型スクーター市場。これに新風を吹き込むべく、2017年に投入された意欲作がX-ADVだ。
開発コンセプトは、「GO EVERYWHERE with EXCITEMENT~アクティブな心躍る気持ちで、どこへでも行ける~」。まず特筆すべきはデザインだ。4輪で流行のSUVスタイルをスクーターにミックスさせた斬新なフォルムは、イタリアのホンダR&Dが担当。カタマリ感と複雑な面構成が実にスタイリッシュだ。
さらに、オフロードを考慮した本格的な足まわりが特徴。NC750シリーズと基本設計を共有するインテグラをベースに、イニシャルと伸側減衰力が調整可能なφ41mm倒立フォーク、ホンダの最高峰アドベンチャー=CRF1000Lアフリカツイン譲りとなるラジアルマント4ポットキャリパーを奢る。リヤは専用アルミスイングアームにリンク式サスを組み合わせ、前後にオフ向けのスポークホイール&ブロックパターンタイヤを装着。サスのホイールトラベルもフロント153.5mm、リヤ150mmと十分に確保している。
これらの装備で、走りはモーターサイクルそのものと言っていい。剛性感のあるサスに加え、フロント17+リヤ15インチホイールにより高速道路ではどっしり安定。中低速トルクが分厚い270度クランク745ccパラツインに、セミオートマのDCTを融合させることで、右手を大きく捻った際の加速感は強烈だ。また5段階調整可能なスクリーンやアップハンドルで、クルージングも楽々こなす。

腰高なシート位置も手伝い、ヒラリと車体が寝てコーナリングは素直。ただし大柄な車格と238kgの車重のため、無理は禁物だ。足着き性は良好とまでは言えないが、ハンドル切れ角が39度もあって市街地の取り回しに貢献している。車重が気になるものの、フラットダート程度なら楽勝。特にトラクションコントロールと、不整地でダイレクトにトルクを伝えるGスイッチが追加された2018年型以降はより安心だ。
加えて、フルフェイスが入る21L容量のラゲッジスペース、グリップヒーターやスマートキーも標準装備され、実用性まで抜群。X-ADVは、まさしく様々なジャンルを横断したクロスオーバーモデルだ。世界中で高い支持を受け、ミニX-ADVである「ADV150」が2020年に投入されるほど人気を博している。

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型式、年式ごとの特長

2017年型~2019年型

X-ADV
当初は、2015年秋のミラノショーにコンセプトモデル「City Adventure Concept」として展示。約1年後、ショーモデルとほぼ同じ仕様で市販版のX-ADVが発表され、大きな反響を呼んだ。企画立案とデザインはイタリアのホンダR&D、研究開発は熊本製作所が担当している。
ベース車はインテグラながら、フレームやスイングアームは専用設計。ベース車と同様にチェーン駆動で、クラッチにはボタン変速を含め3種類のモードが選べるセミオートマ機構=DCTを備えるが、そのシフトスケジュールもX-ADV専用と手が込んでいる。
もちろん外観も専用パーツを数多く投入。ラリーモデルのCRF450や、アフリカツインを思わせるフロントマスクに、アップマフラーやアンダーガード、ナックルガードなどの装備でSUVテイストは抜群だ。
デビュー翌年の2018年モデルで早くも小変更され、2段階+オフが選択できるトルクコントロール機構=HSTCや、アフリカツインと同様のGスイッチを追加。2019年型で初代から標準装備だったETC車載器を2.0にアップグレードしている。
全長(mm) 2,230
全幅(mm) 910
全高(mm) 1,345
シート高(mm) 790
軸距(mm) 1,580
車重(kg) 238
エンジン 水冷4スト並列2気筒
排気量(cc) 745
最高出力 54ps/6250rpm
最大トルク 6.9kg-m/4750rpm
燃料タンク容量(L) 13
タイヤ (前)120/70R17 (後)160/60R15

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