6月19日(日)に千葉県の茂原ツインサーキットにて『55プロジェクト ライディングスクール』を開催しました。
スクールのテーマは「バイクを安全に楽しむための心と技術」。カリキュラムは午前に座学講義「交通心理学から見るバイクの安全運転」を90分、午後に実技講習「危険回避のスキルを高めよう」を3時間実施しました。スクール終了後に希望者のみのサーキット体験走行やアニメ『ばくおん!!』とのタイアップミニイベントも開催し、スクール参加者の他にも多くの方が来場しました。
そんなイベントの模様をレポートしていきます!

座学講義 「交通心理学から見るバイクの安全運転」
講師:加藤麻樹氏

早稲田大学人間科学学術院 准教授 交通心理士

通常のライディングスクールでは、実技講習がメインとなり、その補足説明や予習としての座学講義が実施されますが、今回のスクールでは、交通心理学という学問を基に組み上げられた内容を中心におこないました。 一見、学術的で難しそうにも思えますが、日常の1コマを例に挙げての解説や、受講者参加型の授業展開を組み込むなど、より分かりやすく楽しめる講義でした。

実技トレーニング 「危険回避のスキルを高めよう」
講師:佐川健太郎氏

バイクジャーナリスト ライディングアカデミー東京 校長 ㈱モト・マニアックス 代表

バイクの「走る」「曲がる」「止まる」の基本操作の中でも、最も大切な操作であるブレーキングを中心に実技講習をおこないました。安全マインドを前提に、ライディングの基本となるフォームの作り方、 安全に停止するための制動テクニック、万が一の危険回避の方法など、理論を元にした実践を通じて危険回避のスキルを高めるトレーニングを行いました。

座学講義では、受講者参加型にすることや、学術的内容でも日常にたとえることで、より分かりやすい授業となりました。 また、加藤氏のトーク術で笑いの絶えない楽しい講義でした。

「自分が危険を見つけるだけでなく、相手に自分を見つけてもらうこと」が重要とのこと。 バイクライダーは身体がむき出しの分、万が一の時の被害が大きくなります。 そうならないためには、まず自分の存在を周囲に気付かせることが重要です。

午後の実技講習に向け、内容を説明する佐川氏。参加者の意識の高さに、佐川氏のトークにも自然と力が入ります。

まずは基本中の基本であるライディングフォームの確認から。より効果的で安定したブレーキングには欠かせないトレーニングです。

・・・あれ? 実技講習には座学講師の加藤氏もしっかり参加していました(笑)

本日の最終段階、「回避制動」へ。 危険に対する「認知」「判断」「操作」の連携テクニック。 公道での危険回避にも使える重要なテクニックです。

同時開催した『バイク王×ばくおん!!』のミニイベントにも多くの方がいらっしゃいました。 実技講習会場の隣で開催されたので、多くの方が見学されていました。

希望者にはスクール終了後、サーキットコースの体験走行も。 最後は小雨が降り始めてしまいましたが、満足いただけたようでした!