アレイシ&アプリリアが最高峰クラス初優勝!
公開日:2022.04.22 / 最終更新日:2022.04.12


4月3日に決勝レースが行われたロードレース世界選手権(MotoGP)の第3戦・アルゼンチンGP(テルマス・デ・リオ・オンド)にてイタリアのマシン、アプリリアRS-GPを駆るスペイン出身ライダー、
アレイシ・エスパルガロが優勝。彼にとって最高峰クラス節目となる200戦目の初勝利であり、アプリリアにとっても最高峰クラス初優勝となった(125・250ccクラスを含めた世界GPの勝利は295勝目)。
前日の予選でもポールポジションを獲得したエスパルガロは決勝でファステストラップも記録。ドゥカティのホルヘ・マルティンとの一騎打ちとなったが、終盤には前に出て引き離しにかかり、1秒近い差でトップチェッカーを受けた。
この優勝により、エスパルガロは第3戦終了時点でライダーズ・ランキング45ポイントのトップとなった。
アレイシ・エスパルガロのコメント
「自分たちが達成したこの結果をとても誇りに思っているよ。我々はこれまでにとても長く取り組んできて、ついに成し遂げたんだ! 素晴らしい週末だったけど、単純なレースでは無かったね。ウォーミングアップセッションと同じ様に速さはあったけど、レースではグリップ不足で少し苦労したよ。この問題を克服するために電子制御の設定を何回か変更して、最終的にはそれが改善につながったんだ。私はマルティンよりもコンマ数秒速かったけど、これまでトップ争いをする事が無かったから、それが自分にとって新しい状況だったし、彼を抜くのは簡単ではなかったね。特にファイナルラップは本当にエキサイティングだったね。アプリリア、私、そして私の家族にとってとてもハッピーだよ。一生懸命頑張ってくれたチームのみんなやノアーレのスタッフ、そしてピアジオグループにお礼を言いたい。そして今、私たちはチャンピオンシップをリードしているけど、このポジティブな瞬間を楽しみつつも、 地に足を付けて努力し続けるよ」

