ブルー&蛍光イエロー旋風、Moto2へ
公開日:2022.03.04 / 最終更新日:2022.03.04

バレンティーノ・ロッシ自らが世界で活躍できるライダーの育成を目指すVR46 Riders Academyとヤマハのパートナーシップによって誕生した「Yamaha VR46 Master Camp」は、同アカデミーの世界に続く育成の道筋を創り、ミッションを実現するためのプログラム。2022年は「Yamaha VR46 Master Camp Team」としてケミン・クボ、マヌエル・ゴンザレスの両ライダーを迎えMoto2世界選手権への挑戦が始まる。
タイ出身のクボは2018年の第5回「Yamaha VR46 Master Camp」に参加。翌2019年には「Yamaha VR46 Master Camp Team」からFIM CEVのMoto2に参戦、3年間で貴重な経験を積み、2021年にはMoto2世界選手権にワイルドカードで初参戦を果たす(カタルニアGPで26位を獲得)。
2019年にスーパースポーツ世界選手権300の史上最年少チャンピオンとなったスペイン出身のゴンザレスは2020年にスーパースポーツ世界選手権にステップアップ、一度もトップ10から外れることのない高い安定感でランキング7位を獲得。2021年には2回の優勝を含む7回の表彰台を獲得し、ランキング3位と大きく飛躍を果たした。
「Yamaha VR46 Master Camp Team」のマシンはヤマハのブルーとVR46の象徴的な蛍光イエローを採用し、チームロゴやチームユニフォームにも同様のカラーを使用。
チームはVR46が運営を担当、Thai Yamaha Motor Co.,Ltd.、Yamaha Motor Europe N.V.、Yamaha Motor Racing Srlのサポートを受けながら2022シーズンは全21戦に参戦する。