ステディぶりを発揮したローソンの強さを再認識
公開日:2022.01.07 / 最終更新日:2022.01.07

1980年代の熾烈な世界GP最高峰レースの様子をうかがい知ることができる作品「GRAND PRIX総集編【新価格版】DVDシリーズ」が毎月、モータースポーツや二輪関連映像でお馴染みのウィック・ビジュアル・ビューロウよりリリースされている。その第6弾は1988年シーズン版だ。
開幕直前にフレディ・スペンサーが突如引退を発表した1988年は、前年のチャンピオンであるワイン・ガードナー、1984・1986年チャンピオンのエディ・ローソンによる対決となったが、ウェイン・レイニー、ケビン・シュワンツといったヤングアメリカンもフル参戦を開始。
開幕戦ではそのシュワンツがガードナーとバトルを繰り広げ大金星。シーズンを終えると15戦中7勝を含む表彰台登壇回数12回とステディぶりを発揮したローソンが最高峰クラス3度目の王座に輝く。ガードナーは4勝、シュワンツ2勝、レイニーとマギーもそれぞれ1勝ずつ記録した。
平忠彦はスポット参戦となり、八代俊二は2年目のシーズンながら第11戦のフランスで転倒負傷し以後のレースに出場できなかった。
DVD片面1層 本編約60分/音声:英語/字幕:日本語4:3スタンダードサイズ/ドルビーデジタル/リージョン2/カラー。2,530円(税込)。
ウィック・ビジュアル・ビューロウ
http://wick.co.jp