昨秋開催されたEICMA 2021(ミラノショー)で発表された「KB4」は、職人が1台1台組み上げ、ペイントを施したハンドメイドモーターサイクルをリリースする1972年にイタリアで創業した「bimota(ビモータ)」の最新モデル。Ninja H2シリーズで採用されるスーパーチャージャー付きエンジンを搭載し、センターハブステアのフロントスイングアームというオリジナルのメカニズムをもつ「TESI H2」と共に、カワサキとの提携を象徴するモデルとなる。

“乗りやすく、トルクがあり、軽量なバイク”を実現することをコンセプトに、広いパワーバンドで扱いやすいNinja 1000SX に使われているカワサキ製1,043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを、ユニット自体強度メンバーと して利用するbimotaオリジナルのトレリスフレームに搭載。アルミ削り出しのスイングアーム、ボディワーク素材に採用された高品質なカーボンファイバー、OZ社製鍛造ホイールなど徹底した軽量化も図られる。さらにオーリンズ社製サスペンションとブレンボ社製ブレーキコンポーネントによって高次元な乗り味が提供されるアイテムを採用。理想的な重量配分を実現するシート下に配置されたラジエータも特徴だ。

そんな「KB4」は2022年3月発売予定。メーカー希望小売価格は4,378,000円。日本での販売予定台数は200台で、カワサキモータースジャパンが日本総輸入元となったことで、全国に展開されるディーラー「カワサキプラザ」でも購入可能となっている。

bimota
https://www.kawasaki-motors.com/mc/bimota/

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