ロードレースの世界最高峰・MotoGPの2021年シーズン幕開けが目前に迫っている(開幕戦・カタールGPは3月28日決勝)。先々週に続き、各チームのローンチイベントで発表された2021年型マシンや参戦ライダーをご紹介。

最高峰クラスで1勝も挙げることができなかった昨年の雪辱に燃えるホンダは、2チーム4人のライダー全てがワークス・マシンRC213Vを駆る。レプソル・ホンダ・チームは#93マルク・マルケスと、KTMから移籍の#44ポル・エスパルガロという体制。サテライト・チームのLCRホンダからは昨年大躍進を果たした#30中上貴晶と最高峰クラス2年目となる#73アレックス・マルケスがエントリー。

マルク・マルケスのコメント
「久しぶりにツナギを着て自分のマシンに会えて、うれしいです。2020年は誰にとっても厳しい一年でしたが、僕はケガによって家でレースを観戦するしかありませんでした。ただし、医師やチームと連携してMotoGP復帰に向けての努力を続けてきました。もちろん、一刻も早く復帰したいという気持ちはありますが、完全に回復するまでは、医師の意見を聞き、自分の体調を見極める必要があります。バイクに戻ってすぐに元通り走れれば最高のカムバックだということはわかりますが、そう簡単にはいかないと思います。1戦、2戦で取り戻せるかもしれないし、もしかしたらシーズン前半戦までかかるかもしれません」

ポル・エスパルガロのコメント
「僕のキャリアの中でも、最もエキサイティングなシーズンの始まりです。まるで、グランプリでの最初のシーズンや、MotoGPデビューのときのようです。Repsol Honda Teamというのは、全ライダーにとっての夢ですから、心から誇りに思います。この数週間、自宅でバイクと対面したり、今はこのツナギを来ていたりと、少しずつステップが進んでいます。Repsol Honda Teamで、成功を収めてトップ争いをするためにここにいますし、それが今季の目標です」

今年はロードレース世界選手権への参戦開始から60周年を迎えるヤマハ。サテライト・チームのペトロナス・ヤマハSRTは昨シーズン、ヤマハ勢トップとなるランキング2位を獲得した#21フランコ・モルビデリと、今年42歳・22年目のシーズンとなるスーパースター、#46バレンティーノ・ロッシを起用。

フランコ・モルビデリのコメント
「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamで3年目のシーズンを迎えます。2021年型YZR-M1のカラーリングは、これまでと似ていますが、変わったところもあります。また、ロッシ選手がチームメイトとなりましたが、二人にとって素晴らしいシーズンになることを期待し、そうなることを願っています。個人的には、人間として、ライダーとして、アスリートとしての自分を向上し、さらに上を目指します。昨年はとても速く、何度もいいレースをして好成績も獲得してきましたが、それでもなお、昨年を超えるための努力を続けなければなりません。昨年より今年、今年より来年と成長し続けることが私の目標です」

バレンティーノ・ロッシのコメント
「PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamの一員になれたことを誇りに思います。これは私にとって新たなチャレンジです。非常に若いチームですが、ここまでの2年間で本当に強くなりました。また新しいマシンに会えてうれしいですし、マシン、レザースーツ、ヘルメットなどのカラーリングもとても気に入りました。2021年の目標は競争力を高め、優勝、表彰台を目指しランキングの上位となることです。チーム全員がこの目標の達成に集中しています。モルビデリ選手とは互いによく知った仲なので、かなり面白いコンビになることでしょう。誰もが高いモチベーションを持っており、シーズンの終わりにはともに最大限の成績を手にできるよう全力を注ぎます」

尚、アプリリア・レーシングの2021年は、引き続き#41アレイシ・エスパルガロを起用。未定のままであったチームメイトには#32ロレンソ・サヴァドーリに決定した。2021年型RS-GPはフロント部の大きな空力パーツが特徴に。

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