昨年より舞台を中東・サウジアラビアに移し、今回で第43回目を迎えた世界一過酷なモータースポーツ「ダカール・ラリー」。12日間に及んだ戦いは、ホンダのワークスチームである「Monster Energy Honda Team」のケビン・ベナビデスが二輪車部門の総合優勝を獲得。総合2位には昨年優勝のリッキー・ブラベックが入り、ホンダはダカール・ラリーで1987年以来の1-2フィニッシュを飾り、二輪車部門で2年連続となる総合優勝獲得となった。

32歳のアルゼンチン出身ライダーであるベナビデスは、2016年にHonda South America Rally Teamからダカールラリーに初参戦、総合4位を獲得。以降、ワークスチームで活躍し、今回のラリーでは第5ステージで総合優勝を獲得、総合成績でも首位に。一旦は首位を明け渡したものの、第10ステージで再び首位に立つと、その後も安定した走りで首位を守り続け、自身初の総合優勝を飾った。


Monster Energy Honda Team ケビン・ベナビデスのコメント
「今年のダカール最終ステージは、非常に厳しいものでした。3番手スタートだったので比較的楽だろうと予想していましたが、間違いでした。50キロ地点で先行のライダー達がコースに迷ったため、前方が開けました。ナビゲーションが非常に難しいステージでしたので、手堅く走ることに専念しました。とにかく全てを出し切った勝利で、夢が叶った気分です。とにかく嬉しいです。ゴールラインを越える時は、いろいろなことを感じ、考えていました。かつてのチームメート故パウロ・ゴンサルヴェスとともにゴールラインを越えました。素晴らしい瞬間でした。この瞬間は、生きていることの喜びでいっぱいです。今年のこの難しい状況の中、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックを始め、チームのみんなに感謝しています。また、自分の夢を叶えることを可能にしてくれた、素晴らしいマシンを準備してくれたHondaに感謝しています」

株式会社ホンダ・レーシング(HRC) 野村欣滋 代表取締役社長のコメント
「ケビン・ベナビデス選手、優勝おめでとう。また、リッキー・ブラベック選手、過酷なラリーを完走し、優勝に相当する素晴らしい結果を、またリタイアしたものの、それまでラリーをリードする走りをみせてくれたホセ・イグナシオ・コルネホ選手、ジョアン・バレーダ選手、本当にありがとう。Monster Energy Honda Teamの全ライダーが素晴らしい結果を残せたのは、コロナ禍による厳しい環境の中で、すべてのチームスタッフ、すべての開発チームの皆さんが、知恵を絞り、厳しい環境を乗り越えてくれたお陰で、心から感謝をしています。また、我々TEAM Hondaを支えていただいたスポンサーの皆さま、そして応援していただいたファンの皆さんと、この勝利の喜びを共有するとともに、お礼を申し上げます。最後になりましたが、このコロナ禍の中でレース開催に尽力して頂いた関係者の皆さま、ともにレースに参加したすべてのチームの皆さまに、敬意を表すると共に、感謝の気持ちを伝えたいと思います」

2021年ダカール・ラリー 総合順位(二輪車部門)
1位 ケビン・ベナビデス (ホンダ)
2位 リッキー・ブラベック(ホンダ)
3位 サム・サンダーランド(KTM)

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