スポーツバイクメーカーとして日本初のブランドが復活
公開日:2020.12.04 / 最終更新日:2020.12.04


バーチカルツイン・エンジンを搭載するカワサキWシリーズの祖とも言える“K2”を生み出した「メグロ」のブランドが復活。カワサキより記念モデル「MEGURO K3」として来年2月1日発売となる。
日本のモーターサイクル文化の礎を築いたとされる目黒製作所は1924年に創業。その後、カワサキが吸収合併、“メグロ”ブランドを引き継いで進化させる。今回、登場したMEGURO K3の名前の由来は、カワサキとメグロが業務提携した翌年、1961年に誕生したメグロ・スタミナK1による。
1965年には神戸製作所に移動した旧メグロの技術者との共同作業により、川崎航空機が設計から生産まですべてを担ったカワサキ500メグロK2が登場。翌1966年にはカワサキW1が誕生している。
“EJ800”の型式からわかる通りW800がベースとなるMEGURO K3は、高度な塗装技術が要求される銀鏡塗装とハイリーデュラブルペイントを施したフューエルタンク、アルミ型押し成型に職人が手作業で塗装したオリジナルエンブレムなど、随所に個性が光るクラシカルな造形が特徴。ブラック塗装が施されたアップライトスタイルのハンドルバー、質感の高いなめらかなシートもMEGURO K3専用品となる。


メーカー希望小売価格は1,276,000円(税込。安心・安全なモーターサイクルライフをサポートするカワサキケアモデル)。尚、MEGURO K3の発売を記念して、カワサキ・ブランド専門店であるカワサキプラザより「MEGURO」のロゴとエンブレムをあしらったグッズも2月より順次販売が行われる。
MEGURO K3
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/megurok3/