今シーズン、MFJ全日本トライアル選手権シリーズは新型コロナウイルス感染症の影響により9月に開幕。第2戦・中部大会が台風の接近にともない開催中止となったことで全3戦で争われることとなった。

11月8日、最終戦となった湯浅トライアルパーク(和歌山県)で開催された第4戦・近畿大会では、ホンダRTL300R駆る小川友幸(TEAM MITANI Honda)が優勝。最高峰・国際A級スーパークラスで自身の記録更新となる8年連続・10回目のチャンオピオンに輝いた。小川は今シーズン、開幕戦・関東大会と第3戦・東北大会で2位。ランキング2位で迎えた最終戦での逆転タイトル獲得となった。

小川友幸のコメント
「新型コロナウイルスの影響により、開幕戦がいつ始まるかわからない状況のなか、マシンのセッティングは煮詰められたものの、自分のメンタルがなかなか戦闘モードに入らず、難しいシーズンスタートとなりました。それでも連覇をしなければならないと思っていましたが、成績としては悪くなかったものの、自滅で取りこぼす形となり、これまで2位、2位と続き、内容が良くありませんでした。自分自身の調子は良かったので、前戦のあと2週間で気持ちを切り替え、マシンのセッティングを見直し、確実に勝ちにいくセッティングで臨みました。開幕前のけがの影響も心配でしたが、無事に乗り切ることができました。いろいろな方々のバックアップのおかげで連覇記録を伸ばすことができました。本当にありがとうございました」

TEAM MITANI Honda三谷知明監督のコメント
「今シーズンは全3戦の超短期決戦であり、開幕戦、第3戦ともに勝てていたはずのレースを落とし、最終戦で絶対に負けられない状況は、小川選手にとって相当なプレッシャーがあったと思います。逆転で8年連続チャンピオンを獲得し、44歳で自身の記録を更新することができたのも、小川選手のチャレンジングスピリットと高い集中力の成果だと思います。チームを支えてくれたスポンサーをはじめ、大勢のトライアルファンに深く感謝いたします。小川選手には、これからも大胆かつ繊細な走りでファンを魅了してもらいたいと考えています。我々の挑戦にはゴールがありません、チーム一丸となって頑張り続けます」

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