イタリアで開催されたトライアル世界選手権の最終戦において、レプソル・ホンダ・チームのトニー・ボウが1日目で優勝、シリーズチャンピオンが決定した。世界を襲った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により開幕戦は9月までずれこみ、全4戦を各戦2日間、合計8レースでタイトルが争われた2020年シーズン最後の戦いとなる2日目も優勝で有終の美を飾った。ボウは2007年に初の世界チャンピオンを獲得して以来、14年連続14回目の栄冠。人工セクションを走破する屋内競技であるXトライアル世界選手権の2020年シーズンでも14年連続チャンピオンを獲得している。

トニー・ボウのコメント
「初日でタイトルを獲得できるとは思っていませんでした。例年もそうですが、今年もとても厳しいトライアルです。そして今年の特徴として、1位だと思えば次の瞬間には7位にもなるという、順位の変動が簡単に起こりえます。したがって、失敗をするわけにはいかない、難しい戦いになるのです。私は、このタイトルに非常に満足しています。インドア・アウトドア両方のタイトル獲得も、とてもうれしいことです。いつもと違うシーズンとはなりましたが、大いに祝いたいです」

一方、公道走行用の車両をベースに争われていることから、マシン本来の性能が証明される場として世界的に高い人気を誇っている市販車最高峰のロードレースで、ヨーロッパを中心に世界を転戦するスーパーバイク世界選手権(WSBK)では、Ninja ZX-10RRで参戦している川崎重工のファクトリーレースチームである「カワサキレーシングチーム」のジョナサン・レイ が、ポルトガルで開催された最終戦の第1レースで史上初となるシリーズ6連覇を達成、自身の持つ連覇記録を更新。カワサキとしてもマニュファクチャラーズタイトルを6連覇し、連続獲得記録を更新した。

ジョナサン・レイのコメント
「今は気持ちをうまく整理できていませんが、今シーズンは素晴らしい旅でした。大変な状況にも関わらずレースを開催してくれたオーガナイザーやサーキットに感謝しています。この場にファンや家族、友人がいないのは寂しいですが、彼らの支えで今シーズンを乗り切ることができました。昨年と同じくシーズン序盤で出遅れがありましたが、みんなの応援もあり、決して諦めませんでした。大変な旅でしたが、今私はとても幸せです。今シーズンの応援ありがとうございました、来シーズンも期待してください」

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