ドゥカティ、得意コースで通算50勝達成
公開日:2020.09.04 / 最終更新日:2020.09.04

8月16日、レッドブル・リンクで開催されたロードレース世界選手権(MotoGP)第5戦・オーストリアGPの最高峰クラス決勝レースにて、ドゥカティ・ワークスチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝。2003年シーズンからの参戦以来、通算50勝目と155回目の表彰台(ワークスチーム136回、サテライトチーム19回)を達成した。
4ストローク・エンジンを搭載するマシン・デスモセディチGPを駆り、ロリス・カピロッシとトロイ・ベイリスの活躍により8度の優勝を獲得していたドゥカティがMotoGPの頂点に到達したのは、排気量の上限が1,000ccから800ccへと変更された2007年。この年からチームに加入したケーシー・ストーナーは優勝10回、表彰台14回という傑出した成績によりワールド・チャンピオンを獲得、ドゥカティにコンストラクターズ・タイトルをもたらした。その後は2013年に加入したドヴィツィオーゾがデスモセディチGPでチャンピオン争いを繰り広げる活躍を見せ、通算14勝を挙げている。
また、ドゥカティは最高峰・MotoGP クラスにおいて19の異なるサーキットで優勝しているが、最も勝利が多いのはツインリンクもてぎ(日本)、セパン(マレーシア)、ロサイル(カタール)、そして今回50勝目を達成したレッドブル・リンク(オーストリア)のそれぞれ5勝となっている。
ライダー別ドゥカティ・デスモセディチGP勝利数
ケーシー・ストーナー:23勝
アンドレア・ドヴィツィオーゾ:14勝
ロリス・カピロッシ:7勝
ホルヘ・ロレンソ:3勝
トロイ・ベイリス:1勝
アンドレア・イアンノーネ:1勝
ダニーロ・ペトルッチ:1勝