新型S 1000 RRで鈴鹿8耐他参戦、頂点目指す
公開日:2020.07.10 / 最終更新日:2020.07.10


昨年に引き続き今年もBMW Motorradがオフィシャルチームとしてサポートする「TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」は、全日本ロードレース選手権に今年新設されたST1000 クラス、鈴鹿 8 時間耐久とセパン8 時間耐久のスーパーストッククラス(SST)に参戦する。2016年から参戦を続けている鈴鹿8耐には、今年から新型S 1000 RR(エス・セン・アール・アール) が初めて投入される。この新型マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、全日本ST1000 クラスでの優勝と鈴鹿 8 耐 SST 連覇を目標に、BMW と共に頂点を目指すという。
山下祐チーム監督は「新型S 1000 RR は、超強力なエンジンを誰でも使えるように電子制御が作 り込まれています。同様に車体もどこまでも破綻しないように作り込まれており、さらに質感にもこだわっ た特別なマシンを操っているんだとの所有感を満たす高級感あふれるマシンへと進化したことがよく分か ります」とコメント。
また、組みあがったマシンのシェイクダウン時に高村嘉寿チーフメカニックは「昨年のマシンよりス トレートで10 キロ以上速い。これは同じ排気量としては驚異的な数字です。データロガーを見ても、素晴らしく速いマシンでした。車体にネガティブな要素は見当たらず、ブレーキも気温30度のツインリンクもてぎでノー・メンテナンスで 2 日間走ることが出来ました」とコメントを残した。