コンセプトバイクと同一の製造品質を再現
公開日:2020.07.03 / 最終更新日:2020.07.03


ドゥカティ・ラインナップを代表するハイレベルなファン・トゥ・ライドとコントロール性を両立させた“ファン・バイク”であるハイパーモタード・シリーズのニューモデルとして、新型ハイパーモタード950 RVEバージョンが発表された。スタンダードバージョンのハイパーモタード950と、トップバージョンのハイパーモタード950 SPの中間に位置するモデルとなる。


特徴は、2019年のコンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステに出展され、アワードを受賞したハイパーモタード950コンセプトをベースに、ストリートアートにインスピレーションを得たという“グラフィティ”と呼ばれるカラーリング。コンセプトバイクと同一の製造品質を量産モデルに適用するため、塗装工程において非常に薄いスライド・デカールを採用、エアブラシペイントと同等の仕上がりを実現させている。


他、標準装備のアップグレードとしてドゥカティ・クイック・シフト(DQS)アップ/ダウンEVOを搭載し、エレクトロニクス・パッケージを強化。スライド・バイ・ブレーキ機能付ボッシュ製コーナリングABS(シングルモード設定)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)EVO、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)EVOも標準装備となる。
尚、ハイパーモタード950 RVEは7月にヨーロッパのドゥカティ・ディーラーに登場する予定だが、日本での発売時期、価格などは今のところ未定となっている。