砂漠エリアを中心に争われる世界一過酷なモータースポーツ「ダカール・ラリー」。アフリカ大陸を舞台に争われていた1980年代に無敵を誇ったホンダは2013年に同ラリーへ復帰。これまでの最高位は2015年と2018年の2位だった。

二輪部門で総合優勝を果たしたリッキー・ブラベック

第42回目を迎え、舞台が南米からサウジアラビアに移った今回、CRF450 RALLY を駆るアメリカのリッキー・ブラベックが第3ステージで優勝し総合首位に立つと、その後も堅実な走りで首位を守り二輪部門で総合優勝、ホンダは31年振りの栄冠を獲得する。そしてダカール・ラリーで圧倒的強さを誇っていたKTMの連勝を18で止めた。

HRC本田太一チーム代表

そんなホンダのダカール・ラリー、2013年の復帰から8回目の挑戦で優勝となったHRCチームの代表を務めるホンダレーシングの本田太一氏が報道陣を前に、2週間のタフな戦いであった今回のラリーを振り返った。

速さを誇りながらトラブルや不運に見舞われ、これまで優勝から見放されていた続けたホンダチーム。今回の戦いの場となったサウジアラビアの砂はこれまでの南米より細かく、走行距離は昨年に対し2000キロ伸び、レースの車速も上がり、ライダーにもマシンにも過酷だったとか。ブラベックはライダーとしての能力がさらに高まり、加えて計算高い走りが今回の優勝に大きく貢献したという。ただ、今回は3日目にして2位のライバル勢に対し20分以上のマージンを築いたが、ダカール・ラリーは30分の差が1日でひっくり変えるのはよくあること。ホンダ自身もそれをよく知っており、最終日のゴールまで集中が途切れることはなかったとか。

これまで、ダカール・ラリーで中々勝てなかったホンダに対し、ヤキモキしていたファンも多いはず。「今回、勝ったことでこれから連覇するための準備ができたと言える」と本田氏が語っているように、再びホンダの”最強時代”が来るのかもしれない。

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