今年は世界で全20戦が行われるロードレースの最高峰・MotoGPを戦うTeam SUZUKI ECSTARは、2020年型となる参戦マシンを発表。1960年、マン島TTからスタートしたスズキのロードレース活動60年目にちなみ、GSX-RRはブルーにストレートシルバーを組み合わせた世界GP参戦初期のマシンをイメージしたカラーが採用された。

Team SUZUKI ECSTARは「昨年の成績を上回るだけでなく、表彰台を常に狙えるマシンの開発をさらに強化していくとともに、商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る」という。

ライダーは昨年スズキに2勝をもたらした#42アレックス・リンス、ルーキーシーズンに10度のトップ10フィニッシュを果たした#36ジョアン・ミルという2名のスペイン人ライダーを昨年に引き続き起用する。


アレックス・リンスのコメント
「2019年はMotoGP初勝利があって、地球上で一番エキサイティングな気持ちだったよ。夢がかなった瞬間だったし、2度目の勝利も信じられないような気持ちだったね。成長できた実感もこのときの気持ちも、2020年にもつなげていきたいんだ。学んだことで一番大切なことは、特に自分がトップを走っているときや、バトルになったときに、どうやってレースをより良くマネージメントしていくかだね。60年目のスペシャルカラーでレースをするのは光栄なことだと思うよ。スズキの一員になって良かったことの一つは、本当の家族のような感覚で過ごせることなんだ。これまでもそういうものだったのかは分からないけれど、自分にとっては、皆がスズキのDNAを共有していて、勝利への執念を持ち続けているような感覚かな。それが本当に違うところだと思う。2020年もしっかりと集中して良い結果を出して、表彰台を獲得しなければならないし、できればもっと優勝したいね。それが成功への道だと信じている。少しずつ、一歩ずつ、皆で一生懸命に努力するよ」


ジョアン・ミルのコメント
「2020年はもうルーキーではなくなるし、去年よりは自分への期待は確実に大きくなっている。去年は順調に成長することができて、ブルノの転倒という困難を克服するのにも役立ったし、シーズン終盤にはポジティブなレースをすることもできたから、いい形でシーズンを終えられたと思うんだ。MotoGPクラス初年度は学びの1年だった。MotoGPのマシンは本当に野獣みたいで、扱い方を学ばないといけなかったし、それについてはチームのみんながすごくサポートしてくれたんだ。今度は僕が経験を積んで、自分の名前をトップライダーの中に連ねたいね。冬の間はすごくトレーニングをしたんだ。特に、フィジカル面と、それからスムーズなライディングのためにね。これは、GSX-RRに乗るためには必要なことだと思う。あとは、セパンでまたMotoGPのマシンに乗りながら改善をしたくて、本当にウズウズしているんだ。スズキにとって大切な1年になるだろうし、ブルーとシルバーのGSX-RRのカラーリングはすごくカッコイイね。歴史的な年にメンバーの一員として、そのカラーリングを背負えることを誇りに思うよ」

GSX-RR 車両諸元
全長×全幅×全高:2,096mm × 720mm × 1,140mm
ホイールベース:1,457mm
車両重量:157kg以上
エンジン形式:水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ
排気量:1,000cm3
最高出力:176kw(240PS)以上
最高速:340㎞/h以上
ギヤボックス:6速(シームレスシステム)
フレーム形式:アルミツインスパー
タイヤ(フロント/リヤ):17インチ/17インチ
フロントサスペンション:オーリンズ製 倒立フォーク
リヤサスペンション:オーリンズ製
ブレーキ(フロント/リヤ):ブレンボ製 カーボンディスク/スチールディスク

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