ロードレースの最高峰・MotoGPクラスを戦うヤマハは、マーベリック・ビニャーレス(Yamaha Factory Racing MotoGP Team)との2022年までの契約を更新。昨シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したファビオ・クアルタラロ(PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team)を2021・2022年シーズン、ファクトリーチームでの登用を発表した。
一方、 今シーズンに現役を継続するか否かを決めると言われているバレンティーノ・ロッシ(Yamaha Factory Racing MotoGP Team)についてヤマハは「2021年の継続については、ヤマハ発動機株式会社とロッシ選手との話し合いにより、今シーズン半ばに最終決定することとなりました。決定時期については、ロッシ選手からの提案で7戦または8戦までの状況を見て判断することになります」「なお、ロッシ選手が2021シーズンのMotoGP参戦を決断した場合、ファクトリーマシン『YZR-M1』での参戦と、当社からの技術サポートを行うことを決定しています」(リリースより)という。

バレンティーノ・ロッシ

バレンティーノ・ロッシのコメント
「現在の契約市場の状況から、ヤマハからは将来について今年初めには答えを出すようにお願いされていました。昨シーズン中にも言いましたが、私としては決断を急がず、時間をかけて考えたいと思っています。ヤマハはそれを理解してくれました。技術変更があり、新しいクルーチーフを迎えましたが、現在の私の第一目標は、競争力を高め、2021シーズンもMotoGPライダーを継続することです。それには、サーキットと実際のレースでしか得られない答えが必要です。また継続となった場合、ファクトリーマシンの提供とファクトリー契約というヤマハの全面サポートに感謝します。そしてまずは、最初のテストでチームと共にベストを尽くし、シーズンスタートに向けて準備を進めます」

ホルヘ・ロレンソ

また、 昨シーズン限りでロードレースの世界から現役引退を発表したホルヘ・ロレンソは、テストライダーとしてMotoGPに携わることが古巣でもあるヤマハより明らかとなった。「現時点で2020年にロレンソ氏がワイルドカード参戦する予定はありませんが、当社としては、本人が再びレース出場を決断した場合、その可能性を残しています」(リリースより)という。

ホルヘ・ロレンソのコメント
「Yamaha Factory Racing Test Team加入が決まり、とてもうれしく思います。私はMotoGP界にとどまること、パドックに戻ることをずっと考え続けていました。そしてこの役割は、チームもYZR-M1のこともよく知っている私にとても適していると思っているのです。ヤマハのマシンは私のライディングスタイルに合っていたので、‘マイ・オールド・バイク’との再会がとても楽しみです。ヤマハ復帰の決定によって、よい思い出も蘇ってきました。ヤマハとともに多くの表彰台や優勝、そして3つのタイトルを獲得してきたので、その強さの理由をよく理解しているつもりです。このような機会を与えてくれたヤマハに心から感謝しています。この数年間と比べればいくらか穏やかな生活になると思いますが、その一方で私が最も愛すること、すなわちバイクに乗って限界を追求することを可能にしてくれたのですから。このミッションに向き合う気持ちは非常に強くなっており、スタートが待ちきれません。ヤマハの未来のためにベストを尽くし、私の経験がヤマハのエンジニアとライダーにタイトルをもたらす助けになることを望んでいます」

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