中須賀克行(JSB1000クラスチャンピオン)

三重県の鈴鹿サーキットを舞台に開催された、全日本ロードレース選手権2019年の最終戦となる第8戦「第51回MFJグランプリ」。最高峰のJSB1000クラスのチャンピオン争いは、ランク1位の高橋巧(Team HRC)と、11ポイント差の同2位である中須賀克行の二人に事実上絞られていたといっていい。予選は鈴鹿を得意とする高橋がコースレコードを記録する速さでポールポジションを獲得した。


決勝のレース1は、高橋がまさかの転倒で最後尾からの追い上げを強いられ中須賀が優勝。16位でかろうじてポイントを獲得した高橋に対し逆に9ポイントリードとなる。最後の戦いとなるレース2は失うものが無くなった高橋が圧倒的速さでポール・トゥ・ウィン。対する中須賀はプレッシャーがかかる中2位となりチャンピオン決定。全12戦中優勝6回、2位4回という成績で連覇、自身9回目のタイトル獲得となった。

名越哲平(J-GP2クラスチャンピオン)

尚、J-GP2クラスは名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO. )が、ST600クラスは小山知良(日本郵便HondaDream TP)が2000年以来19年振りとなる全日本タイトルを決めた。J-GP3クラスは長谷川聖(CLUB Y’s) が第7戦で既にタイトルを獲得している。

小山知良(ST600クラスチャンピオン)

中須賀克行のコメント
「今年は本当にライバルが強く、第2戦鈴鹿2&4のレース1で転倒したときに、チャンピオン獲得は難しいと感じていました。しかし、チームがレース毎にしっかりとマシンのポテンシャルを上げていってくれて、僕自身もこのままでは終われないという気持ちが強くなってきました。強いライバルがいるからこそ我々はもっと強くなれると。それでもやはり11ポイント差を逆転するのは厳しいと思っていたので、実はこの最終戦は最多勝を狙うという気持ちでした。しかし、レース1で高橋選手が転倒。過去、何度もチャンピオンをとってきましたが、回数を重ねる毎に重みは増し、大きなプレッシャーの中でのレース2となりましたが、2位に入りチャンピオンを獲得することができました。1年間、応援していただいたスポンサーの皆さん、そしてファンの皆さんにチャンピオン獲得のご報告ができることを本当にうれしく思いますし、チームスタッフや関係者も含め、皆さんが喜ぶ姿を見られて本当に幸せです。ありがとうございました」

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